ChatGPTで画面共有する方法|対応端末・始め方・見せてはいけない情報
ChatGPTへ画面を見せて相談したい場合は、何でも映すのではなく、対象ウィンドウを一つに絞り、通知・個人情報・パスワード・顧客情報を閉じてから共有します。現在の公式案内で明確なのは、Mac版デスクトップアプリの画面コンテキストとAppshotsであり、Zoomのような常時配信とは仕組みが異なります。
設定画面の操作、表計算の見方、Webページのエラー、資料のデザインなどは、文章だけで説明するより、実際の画面を見せた方が相談しやすい場合があります。しかし、画面共有という言葉から「デスクトップ全体がずっと送られる」と考える方もいれば、「一枚の画面画像を送るだけ」と考える方もいます。
ChatGPT 画面共有について調べる方が最初に理解すべき点は、利用中の端末と機能によって、共有される範囲や操作方法が異なることです。特にMacのAppshotsは、前面ウィンドウの画像に加え、画面外を含む取得可能な文字が渡る場合があります。
この記事では、ChatGPTで画面共有する方法、対応端末の考え方、Macでの画面コンテキストとAppshotsの始め方、Windows・iPhone・Androidで同じ項目が見つからない場合の代替方法、共有できないときの確認順序を解説します。仕事で見せてはいけない情報と、安全な相談用プロンプトも紹介します。
ChatGPTを安全に設定し、仕事で使いこなしたい方へ
→ 生成AIマスタースクール(GMS)の無料ウェビナーで実践方法を確認する
目次
- 1 結論:MacはAppshots、他の端末はスクリーンショットが確実
- 2 ChatGPTの画面共有とは何か
- 3 対応端末と利用条件
- 4 MacでAppshotsを使う前の準備
- 5 方法1:MacでAppshotを送る手順
- 6 方法2:音声会話で画面を見せる手順
- 7 Appshotの確認依頼テンプレート
- 8 Windowsで画面を見せる代替方法
- 9 iPhone・iPadで画面を見せる代替方法
- 10 Androidで画面を見せる代替方法
- 11 端末別の安全な見せ方
- 12 画面共有が役立つ仕事の場面
- 13 画面を見せながら相談する基本プロンプト
- 14 画面を見せてはいけない情報
- 15 見えている範囲だけとは限らない
- 16 macOSの権限を確認する
- 17 画面共有を止める方法
- 18 画面共有できない場合の確認順序
- 19 症状別の対処法
- 20 ChatGPTが画面内容を誤認した場合
- 21 会社で使う場合の運用ルール
- 22 よくある失敗10選
- 23 画面共有前チェックリスト
- 24 共有後チェックリスト
- 25 よくある質問
- 26 筆者の実務視点
- 27 まとめ
- 28 参考情報
- 29 著者情報
- 30 関連記事
結論:MacはAppshots、他の端末はスクリーンショットが確実
OpenAIの現行公式案内では、ChatGPTデスクトップアプリのmacOS版でAppshotsを利用できます。前面に出している一つのウィンドウを共有し、その内容について質問できます。音声会話では、[設定]、[Voice]でScreen contextを有効にし、「Take a look at this」と伝える方法が案内されています。
一方、Windows、iPhone、AndroidでMacと同じ画面コンテキストが使えることは、現行の公式案内では確認できません。項目がない場合は不具合と決めつけず、必要部分のスクリーンショットを撮り、画像として添付する方法が確実です。
| 利用環境 | 公式案内で確認できる方法 | 初心者向けの判断 |
|---|---|---|
| Macデスクトップアプリ | Appshots、音声のScreen context | 対象ウィンドウだけを前面にして使う |
| Windows | 同じAppshotsの提供は公式案内で確認できない | スクリーンショットを添付する |
| iPhone・iPad | 同じ画面コンテキストの提供は確認できない | 必要部分を撮影・切り抜いて添付する |
| Android | 同じ画面コンテキストの提供は確認できない | スクリーンショットを添付する |
| 組織アカウント | 管理者が機能を無効化できる | 社内設定と利用規程を確認する |
ChatGPTの画面共有とは何か
一般的なWeb会議の画面共有は、操作中の画面を相手へ継続的に映します。ChatGPTのAppshotsは、前面ウィンドウの状態を一回のコンテキストとして渡す機能です。共有後の画面変化が自動的にずっと送られるものではありません。
OpenAI公式によると、Appshotsは前面ウィンドウの画像と、アプリが提供可能な文字を含められます。文字については、目に見えている範囲だけでなく、画面外のスクロール領域から取得される場合があります。
| 方法 | 共有されるもの | 継続性 | 主な用途 |
|---|---|---|---|
| Appshot | 前面ウィンドウの画像と取得可能な文字 | 一回ごとの取得 | エラー、設定、資料の相談 |
| 音声の画面コンテキスト | 前面ウィンドウのAppshot | 必要時に取得 | 画面を見せながら声で相談 |
| スクリーンショット添付 | 利用者が撮影・切り抜いた画像 | 添付した時点 | 全端末の代替方法 |
| Web会議の共有 | 選択画面または画面全体 | 停止まで継続 | 人同士の会議 |
| Computer Use | 許可したアプリの画面と操作 | タスク中 | 画面操作を伴う別機能 |
「画面を見せる」と「画面を操作させる」は別です。見た目の確認や説明が目的ならAppshotsまたは画像添付で足ります。操作まで依頼する機能は権限とリスクが異なるため、同じものとして扱わないでください。
対応端末と利用条件
AppshotsはChatGPTデスクトップアプリのmacOS版で利用できると公式に案内されています。音声会話はPlus、Pro、Business、Edu、Enterprise向けに案内されていますが、提供状況や組織設定によって利用可否が変わります。
機能が段階的に提供される場合、同じプランでも画面表示が一致しないことがあります。古い解説動画のボタンを探し続けるのではなく、現在のアプリ、プラン、ワークスペース設定と公式案内を確認します。
| 確認項目 | 確認内容 | 注意点 |
|---|---|---|
| 端末 | Mac、Windows、iPhone、Androidのどれか | 同じ操作が全端末にあるとは限らない |
| 利用場所 | デスクトップアプリ、Web、スマホアプリ | ブラウザとデスクトップアプリを区別する |
| プラン | Free、Plus、Pro、Business等 | 音声の利用条件とAppshotsを混同しない |
| 提供状況 | 段階提供が完了しているか | 同じプランでも差が出る場合がある |
| 組織設定 | 管理者が許可しているか | 会社利用では個人判断で変更しない |
| OS権限 | 画面収録とアクセシビリティ | 必要な権限だけを確認する |
MacでAppshotsを使う前の準備
共有ボタンを押す前に、見せるウィンドウと見せない情報を整理します。Appshotsは前面ウィンドウを対象にしますが、そのウィンドウから取得可能な文字には、表示範囲外の内容が含まれる場合があります。
- ChatGPTデスクトップアプリを最新状態にします。
- 相談したいアプリとファイルを一つに絞ります。
- メール、チャット、パスワード管理画面を閉じます。
- デスクトップ通知を一時的に止めます。
- 顧客名、住所、電話番号、カード情報を隠します。
- 見せるウィンドウを最前面へ移します。
- 質問したい点を一文で決めます。
画面共有の前処理は、見せた後の削除より確実です。不要な情報を先に閉じ、必要な部分だけを表示してください。
方法1:MacでAppshotを送る手順
OpenAI公式では、前面ウィンドウを表示し、左右両方のcommandキーを同時に押すか、設定したAppshots用ショートカットを使う方法が案内されています。
- ChatGPTデスクトップアプリへサインインします。
- 相談したいアプリのウィンドウを前面に出します。
- 機密情報や不要なタブがないか最終確認します。
- 左右両方のcommandキーを同時に押します。
- 初回はmacOSの許可画面を確認します。
- 作成されたAppshotが正しいウィンドウか確認します。
- 何を見てほしいのか具体的に入力します。
- 回答を読み、必要なら修正箇所を限定して再共有します。
通常は新しいチャットが始まりますが、直前60秒以内に操作したチャットがある場合は、その会話へ追加されると公式に案内されています。誤った会話へ入っていないか確認してから送信します。
方法2:音声会話で画面を見せる手順
Macの音声会話では、設定のVoiceからScreen contextを有効にし、対象ウィンドウを前面にした状態で「Take a look at this」と伝える方法があります。
- ChatGPTデスクトップアプリの[Settings]を開きます。
- [Voice]を開き、Screen contextを有効にします。
- 新しい空のチャットまたはタスクを開きます。
- 最初のメッセージを送る前に音声会話を開始します。
- 初回はマイクと画面関連の許可を確認します。
- 相談したいウィンドウを最前面へ移します。
- 「Take a look at this」と伝えます。
- 見てほしい箇所と目的を続けて説明します。
- 終了時は音声会話を終えます。
音声会話を使うチャットは、最初から音声で開始する必要があります。別の方法で始めた会話では、音声会話ではなく音声入力として扱われる場合があります。
Appshotの確認依頼テンプレート
画面だけを送って「どう?」と質問すると、何を優先して見るべきか分かりません。対象、目的、困っている点、してほしくないことを添えます。
この画面について、次の条件で確認してください。
対象:[設定画面/表計算/Webページ/資料など]
目的:[設定完了/エラー解決/読みやすさ改善など]
困っている点:[具体的な症状]
確認してほしい範囲:[画面右上/表の3列目/警告文など]
してほしいこと:[原因候補と確認順を示す]
してほしくないこと:[見えていない情報を推測しない]
最初に、画面から確実に読み取れる事実と、推測を分けてください。
ChatGPTが画面を見られても、隠れている設定や契約状況まで自動的に分かるわけではありません。見えている事実と推測を分けさせることで、誤った案内を減らせます。
Windowsで画面を見せる代替方法
WindowsでMacと同じAppshotsが表示されない場合は、必要部分のスクリーンショットを撮り、ChatGPTへ画像として添付します。画面全体を撮る必要はありません。
- 相談したい画面を表示します。
- 通知、他のタブ、個人情報を閉じます。
- [Windows]+[Shift]+[S]で必要範囲を選びます。
- 画像を確認し、不要情報があれば塗りつぶします。
- ChatGPTの入力欄へ画像を添付します。
- 見てほしい場所と目的を文章で伝えます。
- 回答をそのまま実行せず、現在の画面と照合します。
画面全体の操作をChatGPTへ任せるComputer Useは別機能です。画面の意味を質問するだけなら、権限の小さいスクリーンショット添付から始める方が安全です。
iPhone・iPadで画面を見せる代替方法
iPhoneやiPadで同じ共有項目が見つからない場合は、スクリーンショットを撮り、写真アプリで必要範囲へ切り抜いてから添付します。
- 相談したい画面を開きます。
- 通知や個人情報が表示されていないか確認します。
- 端末のボタン操作でスクリーンショットを撮ります。
- 写真アプリで不要な上下左右を切り抜きます。
- 氏名、メール、住所、番号を塗りつぶします。
- ChatGPTへ画像を添付します。
- 端末名、アプリ名、目的、症状を説明します。
一枚で足りない場合は、全体、問題箇所、エラー文の三枚に分けます。大量の画像を説明なしで送るより、役割を付けて順番に送る方が回答の精度を上げやすくなります。
Androidで画面を見せる代替方法
Androidも、画面共有項目が確認できない場合はスクリーンショット添付を使います。撮影方法やスクロールスクリーンショットの名称は機種によって異なります。
- 対象画面を開きます。
- 必要なら電源ボタンと音量小ボタンを同時に押します。
- 長い画面は端末のスクロール撮影機能を確認します。
- 画像編集で必要な範囲だけを残します。
- 個人情報と通知を隠します。
- ChatGPTへ添付します。
- 機種、OS、アプリ、直前の操作を説明します。
メーカー独自画面は、ChatGPTが一般的なAndroid画面と取り違える場合があります。端末名とアプリ名を付け、存在しないボタンを案内された場合はその旨を伝えてください。
端末別の安全な見せ方
| 端末 | 安全性を高める方法 | 避けたいこと |
|---|---|---|
| Mac | 前面ウィンドウを一つにし、Appshotを確認する | メール一覧やパスワード画面を前面にする |
| Windows | 必要範囲だけを切り取る | 全デスクトップを無加工で添付する |
| iPhone | 写真アプリで切り抜き・墨消しする | 通知付きの画面をそのまま送る |
| Android | 機種名とアプリ名を添える | 端末固有画面を標準画面と決めつける |
| 会社端末 | 規程と管理者設定を確認する | 許可なしに顧客・社内画面を共有する |
画面共有が役立つ仕事の場面
| 場面 | 見せる内容 | 質問例 |
|---|---|---|
| エラー対応 | エラー文と直前の画面 | 確実に読める事実と確認順を示して |
| 資料改善 | 対象スライドや文書 | 50代の初心者が読みやすいか確認して |
| 表計算 | 見出し、数式、問題セル | 値がずれる原因候補を分けて |
| Web操作 | 現在の設定画面 | 次に押す場所を推測せず説明して |
| デザイン | 余白、文字、ボタン配置 | 視線の流れと改善優先度を示して |
| 文章校正 | 対象段落だけ | 意味を変えず読みやすく直して |
画面を見せるだけで作業目的まで伝わるとは限りません。「何を達成したいか」「どこで止まったか」「何を変えたくないか」を文章で補足します。
画面を見せながら相談する基本プロンプト
この画面を見て、初心者向けに次の順で説明してください。
1.画面から確実に確認できる事実
2.現在どの段階にいるか
3.次に確認する場所
4.考えられる原因を可能性順に3つまで
5.安全に戻せる最小の操作
6.操作後に確認する結果
見えていない項目、契約、権限、設定は推測で断定しないでください。
パスワード、認証コード、カード情報の入力は求めないでください。
初心者向けの案内では、操作を一度に十個出させず、一つ実行した後の画面を確認しながら進める方法が安全です。
画面を見せてはいけない情報
OpenAI公式は、Appshotsをスクリーンショットや文書共有と同じように確認し、機密情報を含む画面を避けるよう案内しています。
| 情報 | 具体例 | 対処 |
|---|---|---|
| 認証情報 | パスワード、認証コード、秘密の質問 | 画面を閉じ、絶対に共有しない |
| 決済情報 | カード番号、銀行口座、請求先 | 番号を完全に除く |
| 個人情報 | 氏名、住所、電話、メール | 切り抜きまたは塗りつぶす |
| 顧客情報 | 契約、相談、購入履歴 | 匿名化し、社内規程を確認する |
| 社内機密 | 売上、原価、人事、未公開計画 | 許可された資料だけを使う |
| 医療・法務情報 | 診断、訴訟、本人識別情報 | 専門家と管理者のルールを優先する |
| 他人の会話 | メール、チャット、DM | 本人の許可なく共有しない |
一部だけ隠しても、ファイル名、ブラウザタブ、サイドバー、通知、表の別列から本人を特定できる場合があります。画面全体を一度見直してください。
見えている範囲だけとは限らない
Appshotsで特に注意したいのは、画像として見える領域と、アプリから取得される文字の範囲が一致しない場合があることです。OpenAI公式は、前面ウィンドウが提供可能な画面外の文字を含むことがあると説明しています。
- 長いメール本文の下部。
- スクロール前の文書内容。
- 表計算の表示外セル。
- Webページの画面外テキスト。
- アプリがアクセシビリティ情報として提供する文字。
したがって、機密部分まで含む長い文書は、対象箇所だけを別ファイルへコピーするか、スクリーンショットで切り抜いて共有する方が安全です。
生成AIへ見せる情報を整理し、安全な業務手順を作りたい方へ
→ GMS無料ウェビナーで生成AIの実務活用を学ぶ
macOSの権限を確認する
Appshotsを利用するとき、macOSから画面とシステムオーディオの収録、アクセシビリティの許可を求められる場合があります。前者はウィンドウ画像、後者は取得可能な文字に関係します。
| 権限 | 役割 | 確認点 |
|---|---|---|
| 画面とシステムオーディオの収録 | 前面ウィンドウの画像を取得する | ChatGPT関連アプリの許可を確認する |
| アクセシビリティ | アプリが提供する文字を読み取る | 必要性を理解して許可する |
| マイク | 音声会話で声を入力する | 音声会話時のみ確認する |
| 組織ポリシー | 管理者が利用可否を制御する | 会社端末では勝手に解除しない |
権限を与えたくない場合は、Appshotsを使わず、必要部分だけを自分で撮影して添付できます。便利さのために不要な権限まで許可する必要はありません。
画面共有を止める方法
Appshotは一回ごとの添付であり、常時のライブ配信ではありません。新しいAppshotを撮らなければ、画面の変化は追加送信されません。音声会話は[End]で終了します。
- 音声会話中なら[End]を選びます。
- 対象ウィンドウを閉じます。
- 送信前のAppshotがあれば内容を確認します。
- 誤った画像は送らずに削除します。
- 今後使わない場合はScreen contextを無効にします。
- 必要に応じてmacOSの画面収録・アクセシビリティ権限を見直します。
- 機密情報を誤送信した場合は社内手順に従って報告します。
「共有停止」の表示を探すより、利用した機能がAppshotか音声会話かを確認することが先です。機能ごとに終了方法が異なります。
画面共有できない場合の確認順序
| 順番 | 確認すること | 対処 |
|---|---|---|
| 1 | Mac版デスクトップアプリか | Web版やWindowsと混同していないか確認する |
| 2 | アプリが最新か | 更新して再起動する |
| 3 | Appshotsのショートカット | 設定されたキーを確認する |
| 4 | 画面収録の権限 | macOSのプライバシー設定を確認する |
| 5 | アクセシビリティ権限 | 必要な許可を確認する |
| 6 | 音声会話の開始方法 | 新しい空の会話から音声を開始する |
| 7 | 別の音声会話 | 他ウィンドウで進行中の会話を終了する |
| 8 | 組織の制限 | 管理者へ利用可否を確認する |
| 9 | 提供状況 | プラン、地域、段階提供を確認する |
端末がWindowsやスマホなら、Macの設定を探しても解決しません。利用環境が違う場合はスクリーンショット添付へ切り替えます。
症状別の対処法
| 症状 | 考えられる原因 | 最初の対処 |
|---|---|---|
| Appshots項目がない | Web版、Windows、古いアプリ | Mac版デスクトップアプリか確認する |
| ショートカットが動かない | キー設定、権限、競合 | アプリ設定のホットキーを確認する |
| 黒い画面になる | 画面収録権限、保護された画面 | 権限を確認し、画像添付へ切り替える |
| 別ウィンドウが入る | 前面ウィンドウの選択違い | 対象をクリックしてから撮り直す |
| 文字を読めない | 画像が小さい、対応しないアプリ | 問題箇所を拡大して撮る |
| 音声で見てくれない | Screen context無効、音声開始違い | 設定と新規音声チャットを確認する |
| 会社端末で無効 | 管理者制限 | 個人判断で解除せず管理者へ相談する |
ChatGPTが画面内容を誤認した場合
画像や画面を見せても、細かい文字、薄い色、重なった表示、独自アイコンを誤認することがあります。回答が現在の画面と一致しなければ、無理に操作を続けません。
- どの文字やボタンを読み取ったか確認します。
- 画面から確実に読める事実だけを再提示させます。
- 問題箇所を拡大して撮り直します。
- エラー文は画像だけでなく文字でも入力します。
- 端末、OS、アプリ、バージョンを補足します。
- 一つの操作だけを提案させます。
- 実行後の画面を確認して次へ進みます。
「青いボタンを押して」のような案内だけでは不十分です。ボタン名、場所、押した後の正常状態まで説明させると、安全に確認できます。
会社で使う場合の運用ルール
会社のPCや業務画面をChatGPTへ見せる場合は、利用者の利便性より、情報分類と権限を先に決めます。
| 分類 | 例 | 運用例 |
|---|---|---|
| 公開情報 | 自社サイト、公開資料 | 必要範囲を共有できる |
| 社内一般 | 手順書、会議予定 | 会社方針と利用環境を確認する |
| 社外秘 | 売上、未公開企画、契約 | 原則共有せず匿名資料を作る |
| 個人情報 | 顧客・従業員情報 | 匿名化し、必要性と権限を確認する |
| 認証・決済 | パスワード、コード、カード | 共有禁止にする |
最低限、利用できるアカウント、共有可能な情報、禁止画面、事故時の報告先、画像の保管期間を決めます。個人の判断だけで運用すると、便利な成功例だけが広がり、事故時の責任が曖昧になります。
よくある失敗10選
- Zoomのような常時配信だと思い込む。
- Mac以外でも同じAppshotsが必ず使えると断定する。
- 対象ウィンドウを確認せずショートカットを押す。
- 通知、メール、ブラウザタブを閉じない。
- 画面外の取得可能な文字まで共有され得る点を見落とす。
- パスワードや認証コードを見せる。
- 画像だけ送り、目的や症状を説明しない。
- ChatGPTの画面認識を確認せず操作を続ける。
- 会社端末の管理者制限を個人判断で解除する。
- 誤送信後に何も報告せず放置する。
便利さを最大化するより、共有範囲を最小化する方が実務では重要です。見せる情報を絞っても、相談の目的が明確なら十分な回答を得られます。
画面共有前チェックリスト
| 確認項目 | 確認内容 | 完了 |
|---|---|---|
| 目的 | 何を質問するか一文で決めたか | □ |
| ウィンドウ | 対象を一つだけ前面にしたか | □ |
| 通知 | 通知やポップアップを止めたか | □ |
| 個人情報 | 氏名、住所、連絡先を除いたか | □ |
| 認証情報 | パスワード、コードがないか | □ |
| 画面外 | 長い文書の非表示部分も安全か | □ |
| 権限 | 会社・組織のルールに合うか | □ |
| 添付先 | 正しいチャットか確認したか | □ |
共有後チェックリスト
| 確認項目 | 確認内容 | 完了 |
|---|---|---|
| 対象 | 正しいウィンドウが入ったか | □ |
| 読み取り | ChatGPTが事実を正しく読んだか | □ |
| 推測 | 見えない情報を断定していないか | □ |
| 操作 | 安全に戻せる小さな手順か | □ |
| 終了 | 音声会話を終えたか | □ |
| 画像 | 不要なAppshotを残していないか | □ |
| 事故 | 誤送信時の報告・対応を行ったか | □ |
よくある質問
Q1.ChatGPTで画面共有する方法は?
Mac版デスクトップアプリでは、対象ウィンドウを前面にして左右両方のcommandキーを押し、Appshotを送れます。音声ではScreen contextを有効にし、「Take a look at this」と伝える方法があります。
Q2.画面全体がずっとChatGPTへ送られますか?
Appshotは前面ウィンドウを一回のコンテキストとして共有する仕組みで、一般的なWeb会議の常時配信とは異なります。新しいAppshotを撮らなければ、後の画面変化は追加されません。
Q3.WindowsでもAppshotsを使えますか?
現行のOpenAI公式案内では、AppshotsはmacOS版デスクトップアプリ向けに説明されています。Windowsでは必要部分のスクリーンショットを撮り、画像として添付する方法が確実です。
Q4.iPhoneやAndroidで画面を見せられますか?
Macと同じ画面コンテキストが表示されない場合は、スクリーンショットを撮影し、個人情報を除いてから画像添付します。端末名、アプリ名、困っている点も添えてください。
Q5.画面共有でどこまで読み取られますか?
Appshotには前面ウィンドウの画像と取得可能な文字が含まれます。文字は見えている範囲だけでなく、アプリが提供する画面外の内容を含む場合があります。
Q6.画面共有できない場合はどうしますか?
Mac版デスクトップアプリ、最新版、ショートカット、画面収録、アクセシビリティ、音声会話の開始方法、組織制限、提供状況の順に確認します。
Q7.会社の画面を共有しても大丈夫ですか?
会社規程と管理者の許可を優先します。顧客情報、売上、人事、契約、認証情報を含む画面は、本人の判断だけで共有しないでください。
Q8.AppshotsとComputer Useは同じですか?
異なります。Appshotsは前面ウィンドウを会話の情報として渡す機能です。Computer Useは許可した画面を見て操作する別機能で、必要な権限とリスクが大きくなります。
筆者の実務視点
ChatGPTで画面共有する価値は、文章で説明しにくい状況を短時間で伝えられることにあります。ただし、便利だから画面全体を見せるのではなく、問題箇所だけを切り出し、目的と症状を文章で添えることが実務上の基本です。これはAI相手でも、人へ相談するときでも変わりません。
私は、まずスクリーンショットで必要範囲だけを共有し、それでは情報が不足するときにAppshotsを使う段階的な運用を勧めます。会社利用では、共有可能な情報と禁止情報を先に分類し、誤送信時の報告先まで決めておくことで、生成AIの利便性と情報管理を両立できます。
まとめ
ChatGPTで画面共有する場合、現在の公式案内で中心となるのは、Mac版デスクトップアプリのAppshotsと音声会話のScreen contextです。前面ウィンドウの状態をChatGPTへ渡し、その内容について相談できます。
AppshotsはZoomのような常時配信ではありません。ただし、画像だけでなく、アプリが提供できる画面外の文字が含まれる場合があります。通知、個人情報、認証情報、顧客情報を閉じてから実行してください。
Windows、iPhone、Androidで同じ機能が見つからない場合は、必要範囲だけをスクリーンショットへ切り出して添付します。端末・アプリ・目的・症状を文章で補い、見えている事実と推測を分けて回答させましょう。
ChatGPTへ安全に情報を渡し、仕事の問題解決へ活用したい方へ
→ 生成AIマスタースクール(GMS)の無料ウェビナーに参加する
参考情報
著者情報
小谷川拳次。リードコンサルティング株式会社代表取締役。2009年からブログ、メール、オンライン講座、コンテンツ販売、ウェビナーを軸に事業を運営し、インターネットを活用した集客、商品設計、コンテンツ制作、オンライン教育事業に取り組んでいる。
現在はAIマーケター/AIクリエイターとして、ChatGPTを中心とする生成AIの実務活用を研究・発信している。ブログ記事、メール講座、教材・講座の制作を通じ、経営者やビジネスパーソンが知識や経験を仕事・発信・商品づくり・収益化へつなげるための具体的な手順を提供している。
関連記事
【無料ウェビナー】生成AI収益化のルール
今、ビジネス界の最前線では、「生成AIを制する者はビジネスを制する!」と言われています。
ChatGPTを“触って終わり”にせず、あなたの知識・経験・言葉を、AI時代の価値と収入資産へ変える方法を、約70分の無料ウェビナーで公開しています。
仕事・発信・商品づくり・収益化まで、生成AIをどうビジネスに活かすかを、初心者にもわかりやすく整理して解説しています。
今すぐ以下より、生成AI収益化の無料ウェビナーを見る
※本ウェビナーは、ChatGPTを活用して知識・経験を収益へつなげる実践講座です。
今すぐ無料ウェビナーを見る