ChatGPT4は現在使える?提供終了後の後継モデルと使い方を解説
「ChatGPT4」と呼ばれてきたGPT-4は、現在のChatGPTでは選択できません。GPT-4は2025年4月30日にChatGPTでの提供を終了し、その後継だったGPT-4oも2026年2月13日にChatGPTから提供終了となりました。
そのため、現在は「無料版のGPT-3.5と有料版のGPT-4を切り替える」という使い方ではありません。ChatGPTへログインし、そのアカウントで利用できる現在のモデルや推論レベルを選び、必要に応じてファイル、Web検索、プロジェクト、各種ツールを組み合わせるのが基本です。
2026年9月時点ではGPT-5.6系列が利用され、さらにGPT-6 Astraが有料プランへ段階的に提供されています。ただし、表示されるモデルは契約プラン、地域、ワークスペースの設定、利用画面、展開状況によって異なります。古い記事の固定的なモデル一覧ではなく、実際のモデル選択画面を確認してください。
この記事では、GPT-4とGPT-3.5の現在の状況、後継モデルへの移行方法、現在のChatGPTの使い方、用途別のモデル選択、無料版・有料版・APIの違いまで、公式情報に基づいて解説します。
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目次
- 1 ChatGPT4は現在使える?最初に結論
- 2 GPT-4とGPT-3.5はなぜ古い情報になったのか
- 3 ChatGPT、モデル、プラン、APIの違い
- 4 現在のChatGPTモデルはどう選べばよいか
- 5 GPT-4の代わりに現在のChatGPTを使う手順
- 6 現在のChatGPTで使える基本機能
- 7 現在のChatGPTを活用するプロンプト3選
- 8 無料版と有料版はどう違うのか
- 9 GPT-4時代のプロンプトは現在も使える?
- 10 GPT-4とAPIを利用していた企業の移行方法
- 11 ChatGPT4の使い方でよくある失敗10選
- 12 筆者の実務視点|モデル名を追うより業務手順を残す
- 13 ChatGPT4と後継モデルに関するよくある質問
- 14 まとめ
- 15 参考資料
- 16 関連記事
ChatGPT4は現在使える?最初に結論
GPT-4は、現在のChatGPTでは利用できません。OpenAIはGPT-4を2025年4月30日にChatGPTから退役させました。過去にGPT-4を使っていた会話を開いても、同じモデルが再び動くとは限らず、現在対応しているモデルへ引き継がれる場合があります。
GPT-3.5も現在の無料版を示す名称ではありません。「無料版=GPT-3.5、有料版=GPT-4」という説明は、2023年当時の仕様です。現在の無料版でも新しい世代のモデルや機能を利用できる範囲があり、有料版では利用可能なモデル、推論の深さ、使用量、各種機能が広がります。
| 確認事項 | 現在の答え |
|---|---|
| ChatGPTでGPT-4を選べるか | 選べない。2025年4月30日にChatGPTで提供終了 |
| GPT-3.5を無料版として選べるか | 選べない。無料版の代名詞ではなくなっている |
| GPT-4oは使えるか | 2026年2月13日にChatGPTで提供終了 |
| 現在使うモデル | アカウントのモデル選択画面に表示される対応モデル |
| 最新の高性能モデル | 2026年9月時点ではGPT-6 Astraが有料プランへ段階展開中 |
| 過去の会話 | 開くことはできても、応答は現在のモデルへ移行する場合がある |
検索キーワードとしては「ChatGPT4」が今も使われますが、正式なモデル名は「GPT-4」です。ChatGPTはサービス名、GPT-4はそのサービスで利用されていたAIモデル名です。この二つを分けて理解すると、プランとモデルを混同しにくくなります。
GPT-4とGPT-3.5はなぜ古い情報になったのか
ChatGPTの初期には、無料ユーザーがGPT-3.5、有料のChatGPT PlusユーザーがGPT-4を使う構成が一般的でした。この時期に作られた比較記事では、GPT-4の高い精度、画像入力、長い文脈、利用回数制限などが中心に説明されています。
その後、ChatGPTはテキストだけのチャットから、音声、画像、ファイル、Web検索、データ分析、プロジェクト、外部サービスとの接続、成果物作成まで扱う環境へ変化しました。同時に、モデルの更新と退役が繰り返され、単純な「3.5か4か」という選択では実態を説明できなくなりました。
| 時期・モデル | 当時の位置づけ | 現在の状態 |
|---|---|---|
| GPT-3.5 | 初期の無料版で広く使われた | 現在のChatGPTでは選択対象ではない |
| GPT-4 | 有料版の高性能モデルとして登場 | 2025年4月30日にChatGPTで提供終了 |
| GPT-4o | GPT-4の後継となったマルチモーダルモデル | 2026年2月13日にChatGPTで提供終了 |
| GPT-4.1系列・o4-mini | 用途別のモデル選択肢 | 2026年2月13日にChatGPTで提供終了 |
| GPT-5系列 | 自動応答と推論を統合する世代 | 初期モデルは後継版への移行が進んだ |
| GPT-5.6系列 | 能力、速度、費用の異なるモデル群 | 2026年9月時点の現行選択肢 |
| GPT-6 Astra | 複雑な専門業務向けの最新モデル | 有料プランへ段階的に提供中 |
モデルの提供終了は、性能が突然使えなくなる事故ではなく、後継モデルへ計算資源と開発を集約するための製品更新です。ただし、文章の雰囲気、指示への反応、出力形式はモデル変更で変わるため、過去の重要なプロンプトは新しいモデルで再検証する必要があります。
ChatGPT、モデル、プラン、APIの違い
現在の使い方を理解するには、四つの言葉を分けることが重要です。特に「ChatGPT Plusに加入すればGPT-4のAPIも使える」という誤解が多くありますが、ChatGPTの月額契約とAPIの従量課金は別です。
| 用語 | 意味 | 具体例 |
|---|---|---|
| ChatGPT | OpenAIが提供する対話・作業サービス | Web版、アプリ、Chat、Workなど |
| AIモデル | 回答や推論を行う基盤 | GPT-5.6、GPT-6 Astraなど |
| 契約プラン | 利用可能なモデル、機能、上限、管理機能を定める契約 | Free、Plus、Pro、Business、Enterpriseなど |
| 推論レベル | 一つの課題に使う思考量の設定 | 標準、Medium、Highなど画面に表示される選択肢 |
| OpenAI API | 自社のシステムやアプリからモデルを呼び出す開発者向けサービス | 入力・出力トークン等に応じた従量課金 |
ChatGPTでモデルが提供終了しても、同日にAPIでも終了するとは限りません。反対に、APIで使えるモデルがChatGPTの選択画面に表示されるとも限りません。システム開発者はChatGPTの画面ではなく、OpenAI APIのモデル一覧と非推奨化情報を確認してください。
現在のChatGPTモデルはどう選べばよいか
現在は、古いモデル名を探すのではなく、作業の難しさに応じてモデルと推論レベルを選びます。日常的な質問では初期設定のままで十分です。複数資料を使う分析、戦略判断、複雑な計画、専門的な検証では、より高い推論レベルや上位モデルを選びます。
| 作業 | 選び方 | 理由 |
|---|---|---|
| 短い質問・言い換え | 初期設定または高速なモデル | 深い推論を使わなくても処理しやすい |
| メール・文章の初稿 | 標準的なモデルと推論レベル | 速度と品質のバランスを取りやすい |
| 長文資料の比較 | ファイル対応モデル+標準以上の推論 | 複数条件と根拠の対応が必要 |
| 事業戦略・意思決定 | 上位モデル+高い推論レベル | 前提、反論、リスクを多面的に扱う |
| 高度な調査 | 上位モデル+Web検索や調査機能 | 複数の現在情報と出典確認が必要 |
| ソフトウェア開発 | Codexなど開発向け環境も検討 | コード、テスト、実行、修正を一連で扱える |
| 画面操作を含む複雑業務 | 対応する上位モデルとWork | 視覚判断、ツール、長い工程を扱う |
OpenAIは、難しい課題では推論レベルを上げることで結果が改善する可能性がある一方、処理時間と使用量が増えると説明しています。最初から常に最大設定を選ぶのではなく、標準で試し、品質が不足する場合に上げる方法が効率的です。
GPT-4の代わりに現在のChatGPTを使う手順
手順1. 公式のChatGPTへログインする
Web版または公式アプリからChatGPTへログインします。「GPT-4日本語版」などを名乗る第三者サイトを探す必要はありません。公式サービスでは、基本的に日本語で質問すれば日本語で回答されます。
手順2. 新しいチャットを開く
単発の質問は通常のChat、複数資料を使って成果物まで作る仕事はWork、ソフトウェア開発はCodexというように、目的に合う作業画面を選びます。画面構成や利用可能な機能は、プランと端末によって異なります。
手順3. モデルと推論レベルを確認する
モデル選択欄が表示される場合は、そのアカウントで利用できるモデルと推論レベルを確認します。GPT-6 Astraは2026年9月時点で段階的な展開中のため、すべての対象ユーザーへ同時に表示されるとは限りません。表示されない場合は、現在利用できるモデルを使ってください。
手順4. 目的と前提を伝える
「詳しく教えて」だけではなく、誰が何を判断するために使うのか、参照する資料、守る条件、希望する出力形式を伝えます。モデルが新しくても、前提が不足すれば一般論になります。
手順5. 必要なファイルやWeb検索を追加する
資料を要約・比較する場合はファイルを添付します。現在の情報が必要ならWeb検索と出典を依頼します。ChatGPTが滑らかに回答しても、数値、日付、固有名詞、引用、契約条件は元資料で確認してください。
手順6. 出力を検証して修正する
最初の回答を完成品とは考えず、抜け、誤り、根拠不足、反対意見を確認します。「どの主張を確認できなかったか」「何を推測したか」と質問すると、検証点を整理しやすくなります。
| 工程 | 行うこと | 確認点 |
|---|---|---|
| 開始 | 公式サービスへログイン | 正しいアカウント・ワークスペースか |
| 画面選択 | Chat、Work、Codexを使い分ける | 目的に合う作業環境か |
| モデル選択 | 現在表示されるモデルと推論レベルを選ぶ | 難易度と利用量のバランス |
| 指示 | 目的、読者、資料、条件、形式を伝える | 推測禁止や変更禁止の条件 |
| ツール追加 | ファイル、Web検索、プラグイン等を使う | 情報の権限、機密性、出典 |
| 検証 | 原資料と照合し、修正する | 重要な数値、日付、引用、判断 |
現在のChatGPTで使える基本機能
GPT-4時代との最大の違いは、AIモデル単体の文章生成ではなく、目的に応じて情報源とツールを組み合わせられることです。利用可能な範囲はプラン、端末、地域、管理者設定によって変わります。
| 機能 | できること | 注意点 |
|---|---|---|
| Web検索 | 現在の情報を検索し、出典付きで整理する | 検索結果自体の信頼性も確認する |
| ファイル添付 | PDF、文書、表、画像などを要約・比較する | 読み取りミスと機密情報に注意する |
| プロジェクト | 関連するチャット、ファイル、指示をまとめる | 案件ごとに分け、古い資料を整理する |
| データ分析 | 表の集計、計算、可視化、傾向分析を行う | 範囲、数式、欠損、単位を確認する |
| 画像 | 画像を理解し、新しい画像を生成・編集する | 権利、人物、事実表現を確認する |
| プラグイン・接続機能 | 外部のファイルや業務サービスを参照する | アクセス権と実行前の確認が必要 |
| Work | 調査、分析、文書・表・スライド等の完成まで進める | 成果物を開き、全体をレビューする |
| Codex | コードの理解、作成、実行、テスト、修正を支援する | 差分と実行結果を確認する |
現在のChatGPTを活用するプロンプト3選
プロンプト1|現在情報を出典付きで調査する
[調査テーマ]について、現在の情報をWeb検索して調査してください。
目的:[この調査で判断したいこと]
対象地域・期間:[条件]
優先する情報源:公式発表、行政資料、一次資料
結論、根拠、確認できた事実、意見や推測、未確認事項を分けてください。
主要な主張には直接確認できる出典リンクと公表日を付けてください。
古い情報と現在の情報が異なる場合は、変更点を表にしてください。
モデルの知識だけに頼らず、Web検索を明示するのがポイントです。ただし、検索結果に出典が表示されても、リンク先が主張を本当に裏付けているか確認してください。
プロンプト2|添付資料を意思決定に使う
添付した資料を、[読者]が[判断目的]に使える形で分析してください。
1. 資料の結論
2. 重要な数値と条件
3. 選択肢ごとのメリット・デメリット
4. リスクと例外
5. 資料内で確認できない情報
6. 推奨案と、その前提
重要な説明には、根拠となるファイル名とページまたは該当箇所を示してください。
資料にない内容は推測で補わず、「確認できない」と記載してください。
GPT-4時代は文章を貼り付ける使い方が中心でしたが、現在は資料を直接添付して分析できます。数字の読み違いを防ぐため、出典箇所を示させて原文と照合します。
プロンプト3|複雑な仕事を完成物まで進める
以下の仕事を、提出できる完成物まで進めてください。
成果物:[企画書、報告書、比較表など]
目的:[達成したい結果]
読者:[対象者]
参照資料:[添付ファイル・指定情報]
守る条件:[変更禁止事項・形式・期限]
完成基準:[必要な章、表、数値、確認項目]
不足情報は推測せず、成果物内で「要確認」と明記してください。
完成後に、使用した資料、仮定、未確認事項、品質確認結果を報告してください。
複雑な仕事では、上位モデルや高い推論レベルを選ぶだけでなく、完成基準を明示します。「企画書を作って」ではなく、誰が何を判断できれば完成なのかを指定することで、実務に使える成果物へ近づきます。
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無料版と有料版はどう違うのか
現在は「無料版だからGPT-3.5」「PlusだからGPT-4」という違いではありません。プランによって、利用できるモデル、使用量、推論レベル、処理の優先度、ファイルや調査機能、業務向け管理機能などが変わります。
| 利用者 | 検討しやすいプラン | 判断基準 |
|---|---|---|
| まず試したい個人 | Free | 日常的な質問や短い文章作成で十分か |
| 継続利用する個人 | Plus | 上位モデル、使用量、ファイル、調査機能が必要か |
| 高負荷の専門業務を行う個人 | Pro | 高度なモデル、推論、利用量へ費用を払う価値があるか |
| 小規模組織 | Business | 共有ワークスペース、管理、業務データ保護が必要か |
| 大企業・教育機関 | Enterprise・Edu | 権限、統制、監査、契約、展開管理が必要か |
| システムへ組み込む開発者 | OpenAI API | ChatGPT契約とは別に従量課金と開発が必要 |
具体的な月額料金と利用上限は変更されるため、契約時点の公式料金ページと画面表示を確認してください。特に「無制限」という表現があっても、公正利用、モデル別上限、クレジット、混雑状況などの条件が付く場合があります。
GPT-4時代のプロンプトは現在も使える?
基本的なプロンプトの考え方は現在も使えます。目的、背景、入力資料、制約、出力形式を示す方法は、モデルが変わっても有効です。ただし、同じプロンプトでも文章の長さ、表現、判断、ツールの選び方が変わる場合があります。
| 確認する項目 | 再検証の方法 |
|---|---|
| 出力形式 | 表、見出し、文字数などが指定どおりか確認する |
| 事実性 | 数値、日付、引用、固有名詞を一次資料と照合する |
| 判断基準 | 前提と評価軸をプロンプト内に明記する |
| 文章の調子 | 読者、文体、避ける表現、参考文を指定する |
| ツール利用 | Web検索やファイル参照が必要か明示する |
| 機密情報 | 新しい機能へ渡す情報の範囲と権限を確認する |
| 再現性 | 複数回試し、品質の振れと修正回数を記録する |
営業文、契約文、分析レポート、記事制作など重要なテンプレートは、モデル更新後に代表的な入力例でテストしてください。過去と同じ出力を求める場合は、良い完成例を添付し、維持する構造と変更してよい箇所を指定します。
GPT-4とAPIを利用していた企業の移行方法
ChatGPTの一般利用者と、APIを使ってシステムを開発している企業では、対応が異なります。一般利用者は、現在のChatGPTへログインし、利用可能なモデルを選べば基本的に移行できます。API利用者は、モデルID、料金、コンテキスト、出力、ツール対応、非推奨日を確認し、アプリ側を更新する必要があります。
- 現在使用しているモデルIDと利用箇所を棚卸しする
- 公式のモデル一覧と非推奨化情報で移行期限を確認する
- 候補となる後継モデルで代表的な入力を評価する
- 精度、速度、費用、出力形式、安全性を比較する
- 構造化出力、ツール、画像など必要な機能を検証する
- 段階的に切り替え、失敗時に戻せる状態を用意する
- 本番移行後も品質と費用を監視する
古いモデル名を新しいモデル名へ置き換えるだけでは不十分です。分類、要約、抽出、生成、コードなどの用途ごとに評価データを用意し、合格基準を決めます。モデル更新を前提とした運用にすると、次の退役時にも慌てず対応できます。
ChatGPT4の使い方でよくある失敗10選
| No. | 失敗 | 改善策 |
|---|---|---|
| 1 | 現在もGPT-4を選べると思う | モデル選択画面に表示される現行モデルを確認する |
| 2 | 無料版はGPT-3.5だと思う | プランとモデルを別々に確認する |
| 3 | 第三者の「ChatGPT4日本語版」を使う | 公式のChatGPTまたは正規アプリを利用する |
| 4 | 常に最上位モデル・最大推論を選ぶ | 標準設定から始め、必要な場合だけ上げる |
| 5 | モデルを変えればプロンプト不要と思う | 目的、資料、制約、完成基準を伝える |
| 6 | 古い文字数・回数制限を信じる | 現在のプラン案内と画面表示を確認する |
| 7 | ChatGPT契約にAPI料金も含まれると思う | ChatGPTとAPIを別契約・別課金として管理する |
| 8 | 過去のプロンプトを再検証しない | モデル更新後に代表例で品質テストする |
| 9 | Web検索の回答を無条件に信じる | 出典を開き、主張との一致を確認する |
| 10 | AIの回答を完成品として提出する | 数値、根拠、条件、抜けを人間が確認する |
筆者の実務視点|モデル名を追うより業務手順を残す
生成AIの進化が速い環境では、「最新モデルを使えば成果が出る」と考えがちです。しかし、実務で成果を左右するのは、モデル名よりも、どの資料を渡し、何を完成とし、どこを人間が確認するかという業務手順です。
GPT-4から後継モデルへ移行したときも、目的、入力、制約、完成基準が整理されたプロンプトは再利用できます。一方、「いい感じの記事を書いて」のような曖昧な指示は、モデルが高性能になっても品質が安定しません。
特に重要なのは、プロンプトだけでなく良い完成例を保存することです。営業メール、企画書、報告書、ブログ記事など、合格した成果物を基準として渡せば、新しいモデルでも構成、情報量、文体を再現しやすくなります。
また、モデル更新のたびに全業務を見直すのではなく、売上、顧客対応、契約、数値分析など重要度の高い業務から確認します。誤りの影響が大きい作業には、人間の承認と根拠照合を残し、低リスクの下書きや整理から自動化を広げる方法が安全です。
最新モデルの情報は数か月で変わりますが、「資料を渡す」「目的を示す」「不足を推測させない」「根拠を確認する」「完成基準で評価する」という原則は残ります。モデルを資産と考えるのではなく、再現可能な活用手順を自社の資産にすることが重要です。
ChatGPT4と後継モデルに関するよくある質問
Q1. ChatGPT4は現在も無料で使えますか?
現在のChatGPTでGPT-4そのものを選ぶことはできません。無料版では、その時点で提供されている対応モデルと機能を利用します。具体的なモデルと上限は、現在の画面表示を確認してください。
Q2. GPT-4はいつChatGPTから提供終了になりましたか?
GPT-4は2025年4月30日にChatGPTから提供終了となりました。その後継だったGPT-4oも、2026年2月13日にChatGPTから提供終了しています。
Q3. GPT-3.5とGPT-4を切り替える方法はありますか?
現在は両モデルを切り替える使い方ではありません。モデル選択欄に表示される現行モデルと推論レベルから、作業に合う設定を選びます。
Q4. 現在のGPT-4の後継モデルは何ですか?
GPT-4はGPT-4oへ置き換えられましたが、そのGPT-4oも提供終了し、さらに新しい世代へ移行しました。2026年9月時点ではGPT-5.6系列が利用され、GPT-6 Astraが有料プランへ段階展開されています。
Q5. GPT-6 Astraが表示されないのはなぜですか?
段階的な提供中であり、契約プラン、地域、ワークスペースの管理者設定、利用画面、展開状況によって表示時期が異なるためです。利用資格があっても、すぐに表示されない場合があります。
Q6. ChatGPT Plusに入ればAPIも無料で使えますか?
いいえ。ChatGPTの月額契約とOpenAI APIの利用料金は別です。APIを使う場合は、開発者向けの設定と従量課金を確認してください。
Q7. GPT-4で作った過去の会話は消えますか?
モデルの提供終了だけを理由に、過去の会話が必ず削除されるわけではありません。ただし、会話を続けた際の応答は現在の対応モデルへ移行し、以前と結果が変わる可能性があります。
Q8. 初心者はどのモデルを選べばよいですか?
まずは初期設定のモデルと標準的な推論レベルで始めてください。複雑な分析や重要な成果物で品質が不足するときだけ、上位モデルや高い推論レベルへ切り替える方法が分かりやすく効率的です。
まとめ
GPT-4は2025年4月30日にChatGPTでの提供を終了し、GPT-3.5も現在の無料版を表すモデルではありません。「無料版はGPT-3.5、有料版はGPT-4」という従来の比較は、現在のChatGPTには当てはまらなくなりました。
現在は、実際のモデル選択画面に表示される現行モデルと推論レベルを、作業の難しさに応じて使い分けます。2026年9月時点ではGPT-5.6系列が利用され、GPT-6 Astraも有料プランへ段階的に提供されています。ただし、利用可能なモデルと機能はプランや提供状況によって異なります。
モデルの性能だけに頼らず、目的、資料、条件、完成基準を明確にし、重要な内容を人間が検証してください。モデル名は今後も変わりますが、再現可能なプロンプト、良い完成例、確認工程を残しておけば、後継モデルへ移行しても成果を維持できます。
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参考資料
- OpenAI「ChatGPT Release Notes」
- OpenAI「Retiring GPT-4o and older models in ChatGPT」
- OpenAI「GPT-5.6」
- OpenAI「GPT-6 Astra」
- OpenAI「Models」
- OpenAI「Use ChatGPT」
- OpenAI「Projects and chats」
- OpenAI「API Deprecations」
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