【保存版】エバーグリーンローンチで売上を上げる14ステップと実例
大きな売上を期待し満を持して始めてみたプロダクトローンチですが、実際はリスト単価の高騰や不安定な一過性の売上など、様々な問題に直面して悩んでいませんか?
実は、プロダクトローンチの諸問題をすべてクリアし、プロダクトローンチのあらゆるメリットを享受しながら24時間・365日、自動的にプロダクトローンチが行われる状態を作る方法があります。
それが、「エバーグリーンローンチ」です。
本記事でご紹介する内容をお読みいただければ、誰でも簡単にエバーグリーンローンチの全貌を理解し、エバーグリーンローンチを活用したプロモーションを成功させることができるようになります。
実際に私自身もこの方法を実践することによって、自社のエバーグリーンローンチ企画で開始直後の1ヵ月(計測対象期間:2016年5月下旬~6月下旬)で596万円もの売上を上げることができました。
この内訳は、販売価格298,000円のオンラインスクールが20件、売れたことを意味します。
また、見込み顧客としてのメールアドレスリストは763件も獲得することができました。
この1ヵ月の広告コストは682,543円でしたので、1件あたりの見込み顧客獲得単価(CPL: Cost Per Lead)は894円、顧客獲得単価は34,127円(CPA: Cost Per Acquisition)になりました。
最終的に、投資したコストに対して得られた利益を表す指標である投資利益率(ROI: Return On Investment)は、この1ヶ月の単月で873%という良好な結果を得ることができました。
もちろん、これは本エバーグリーンローンチ企画を開始した初月の実績となります。
2ヵ月目以降から現在に至るまでは、利益の一部を再投資していく形で、安定的に売上を増加し続けることができています。
また、その企画とは別に、現在は更に複数のエバーグリーンローンチ・セールスラインを構築しています。
そして、それらの各エバーグリーンローンチのすべてから、24時間・365日、完全自動で売上が上がり続けているのです。
これは「究極のマーケティングオートメーション」とも言える、最新の販売手法だと私は考えています。
そんな魅力的なエバーグリーンローンチですが、その詳細をご存知でない方も多いのではないでしょうか。
そこで、本記事では、エバーグリーンローンチの概要や収益計算方法、実際にエバーグリーンローンチで売上を上げる14ステップをお伝えします。
また、今、もっとも効果が高く実績が証明されているエバーグリーンローンチシステムもご紹介します。
本記事をお読みいただいた後には、あなたはすぐにでも成功するエバーグリーンローンチを開始できるようになります。
ぜひ、こちらでご紹介するエバーグリーンローンチのフレームワークを活用されてみてください。
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目次
- 1 エバーグリーンローンチの概要
- 2 エバーグリーンローンチで売上を上げる14ステップ
- 2.1 1. ビジネスモデルを考える
- 2.2 2. 販売商品を用意する
- 2.3 3. 商品販売ページを用意する
- 2.4 4. ウェビナーの内容を作る
- 2.5 5. ウェビナーオプトインページを作る
- 2.6 6. ステップメール(エバーグリーンシナリオ)を作る
- 2.7 7. ダウンセル・シナリオを作る
- 2.8 8. ウェビナーを撮影する
- 2.9 9. ウェビナー視聴ページを作る
- 2.10 10. ウェビナーリプレイページを作る
- 2.11 11. アフターセールス・シナリオを作る
- 2.12 12. あらゆる場所からトラフィックを集める
- 2.13 13. 継続的にテスト・改善する
- 2.14 14. 「ユニット理論」を実践する
- 3 エバーグリーンローンチを成功させるための補足情報
- 4 まとめ
エバーグリーンローンチの概要
エバーグリーンローンチとは
本記事のテーマは、「エバーグリーンローンチで売上を上げる14ステップと実例」です。
エバーグリーンローンチとは、簡単に言えば、「自動で売れ続ける仕組み」です。
現在、米国の先端的なマーケター達は、このエバーグリーンローンチを自身のプロモーションに取り入れているケースが多いようです。
ここで、「エバーグリーン(evergreen)」とは聞き慣れない言葉だと思いますので、解説しておきます。
「エバーグリーン」とは、英語で「常緑樹」という意味があります。
常緑樹とは、季節に関わらず、1年を通して常に葉が生い茂っている樹木のことを指します。
そこで、マーケティングにおいて使用する「エバーグリーン」という言葉には、常に緑が生い茂っているように、「常に利益をもたらし続ける」というイメージが込められています。
本記事では、あなたに利益をもたらし続ける「エバーグリーンローンチ・マーケティング」について解説していきます。
ぜひ、本内容を参考にして、あなたのマーケティングを自動化させるヒントにしてください。
それでは、エバーグリーンローンチについて解説する前に、プロダクトローンチという手法について、あらためて振り返ってみましょう。
プロダクトローンチは爆発的に売上を上げる方法として、今では多くの方が利用するようになりました。
まずは、その仕組みを見てみます。
プロダクトローンチとは
「ローンチ」という言葉には、広くは、新規立ち上げや新製品の発売という意味があります。
そして、ネットマーケティングにおけるプロダクトローンチとは、簡単には次のようなものとなります。
まず、商品の販売前に広くリスト(見込み顧客のメールアドレス)を集めます。
そこへ、ステップメールで動画を届けるなど、まず有益な情報を送り信頼関係を構築します。
その後に、販売商品への興味を引くためのティーザーメールを送ります。
そして、販売商品を発表し、申し込みを受け付けます。
販売期間には締切を作り、期間中はセールスのメールを送ります。
終了後はお礼のメールを送ります。
この流れを簡単に図解化すると、次の形になります。
1. トラフィックからオプトイン
2. 教育&コンテンツ提供
3. ティーザーステップ(じらし、予告)
4. 販売
5. アフターフォロー・感謝を伝える
このプロダクトローンチモデルは、海外マーケターのジェフ・ウォーカー氏により広められました。
出典:JEFF WALKER(ジェフ・ウォーカー) ホームページ
彼がインターネットビジネスで最初の1億円を作るのには6 年間かかったそうですが、この手法を使ってから、2005 年には6 ヵ月間で1 億円を生み出し、2007 年は6 日で1 億円を生み出し、2009 年にはわずか6 時間で1 億円を生み出せるようになったそうです。
そして、彼自身が大きな成果を上げただけでなく、彼の手法を導入したマーケター達に4億ドルもの売上をもたらしたそうです。
このように爆発的な売上を上げる方法として有効な方法が、プロダクトローンチと呼ばれるものです。
しかし、このように魅力的なプロダクトローンチには、デメリットもありました。
プロダクトローンチのデメリット
チャンスが1度きりだった
プロダクトローンチが有効である最も大きな理由は、基本的には一度限りのセールスであるという点にありました。
一度限りの場合、その場で買わなければ、永遠に買えなくなります。
それにより、非常に強力な購入動機を作りだすことができ、爆発的な売上を可能にしています。
プロダクトローンチは、大作映画に例えることができます。
映画の公開に向けては、多くのスタッフや予算がつぎこまれます。
観客動員のため、公開前には大量の宣伝活動が行われ、試写会や先行上映を行い、メディアには好意的なレビューを依頼します。
公開を迎えた後は、映画がヒットすれば、多くの興行収入を得ることができます。
しかし、もし映画がヒットしなかったら、大きな損失を被ることになります。
また、ヒットした場合も、同じ規模の売上を得るためには新たな映画を制作し、同じような販促プロセスを経なければなりません。
大きな興行収入が得られるメリットがある一方で、その再現性に関する不安もつきまといます。
プロダクトローンチは、多大なメリットと同時に、このようにいくつかの問題点も抱えることになりました。
まず、これらについて解説していきます。
大量のメールアドレスを集める必要性
従来のプロダクトローンチは、オプトインしてメールアドレスを登録した見込み顧客のすべてに、一斉に同じスケジュールで販売のプロセスを始めます。
そのため、短期間にできるだけ多くのメールアドレスを集める必要性がありました。
プロダクトローンチでは集める見込み顧客リストの数と売上規模は正比例していきますので、メールアドレスが集められなければ、大きな成功が望めません。
日本のマーケターの間でも、広告や多くのアフィリエイターを動員し、1プロジェクトあたり数百万円から数千万円かけて見込み顧客を集めてプロダクトローンチを行うことが一般的となっています。
しかしながら、前述したように、プロダクトローンチは必ずしもすべてのプロジェクトが大ヒットするわけではありません。
成功すれば良いですが、仮に失敗した場合、そのコストは事業運営において致命傷になるリスクも抱えています。
また、小規模なビジネスを行っている方においては、1プロジェクトで短期間に数百万円から数千万円のコストを負担することは現実的ではないかもしれません。
売上が不安定である
プロダクトローンチは、その売上規模ばかりが注目されることが多いですが、実はその収益は一過性のものであることを理解する必要があります。
基本的に、プロダクトローンチは一度限りの大型プロモーションとして行われる場合が多いものです。
すると、プロモーションがうまくいっても、新たな売上を得るためには、新しく別のプロダクトローンチを行い続ける必要があります。
常に新しいプロダクトローンチをやり続けなければ新たな収益が生まれないため、売上が不安定になってしまいます。
これは、アップダウンの激しいジェットコースター経営とも言えるでしょう。
常に多大な労力が必要
新しいプロモーションを行うということは、次に実施するプロダクトローンチのための商品開発をし続けなければいけません。
また、それに合わせて、プロモーションのためのステップメールや動画、商品販売ページなどは、その都度、新しく作ることになります。
よって、毎回、プロモーションの度に多大な労力をかけ続ける必要が生まれます。
改善の機会が少ない
プロダクトローンチは、基本的に一度きりのプロモーションとして実施するため、販売プロセスに関して修正前と修正後を比較することができず、継続的な改善が難しいという点があります。
そのため、ヒットするプロモーションなら良いですが、そうでない場合は外れたままプロモーションが終了し、改善の機会が持てなくなってしまいます。
教育&コンテンツ提供プロセスで離脱する
従来のプロダクトローンチでは、見込み顧客に対して、まず有益な教育用のコンテンツ動画を届け、信頼関係を構築します。
たとえば、セールスまでに1週間かけて3本の動画を順次送っていくとします。
その場合、1本目の動画は100%に近い状態で視聴されたとしても、2本目は50%、3本目は30%というように、視聴率が落ちていく傾向が高いと言われています。
これは、動画を送る度に離脱者が増えてしまうという問題点があることを意味します。
教育コンテンツの提供段階で信頼関係を構築することが、プロダクトローンチ成功のポイントです。
しかし、これではコストをかけて集めた見込み顧客すべてと十分な関係性を構築することができない可能性があります。
以上のように、従来のプロダクトローンチにはデメリットもありました。
しかし、それらの問題点を解決し、より安定的に売上を上げられる方法が生まれました。
それが、本記事でお伝えする「エバーグリーンローンチ・マーケティング」となります。
エバーグリーンローンチ・マーケティングとは
エバーグリーンローンチ・マーケティングとは、ウェビナーを活用して、24時間・365日、自動的にプロダクトローンチが行われる状態を作ることを意味します。
一般的なプロダクトローンチでは、ある一定の期間を指定して、その間で決められたスケジュールに沿ってプロモーションが行われます。
これは限定性がある反面、そのプロモーションのタイミングを逃した人は参加できないことを意味します。
ただ、この場合、オプトインページから登録した人それぞれに最適なタイミングでプロモーションをスタートしてもらうことができれば、個別にプロダクトローンチが実施できるようになるのです。
例えば、仮にあなたのセールスの流れが全9日間であった場合、それぞれの登録者に対して、登録日から起算して自動的に9日間のセールスを行うことが可能になります。
図で表すと、次のようになります。
この方法では、登録した人のスケジュールに合わせて個別に販売期間の締切が設けられます。
これにより、プロダクトローンチの強力な販売力を保ちつつ、毎日販売が行われている状態を実現することができます。
この場合、プロダクトローンチのように特定の数日間で爆発的な売上を上げることは難しいですが、1日1人でも登録があれば、1年中毎日、販売が行われている状態にすることができます。
これは、常に一定のトラフィックさえ確保することができれば、一定の成約率に従って毎日、購入者を生み出せることを意味します。
そのような状態は、経営の安定につながります。
また、従来のプロダクトローンチは一度きりの販売であったのに対して、エバーグリーンローンチでは販売のプロセスが日々繰り返されるため、継続的なテストと改善が可能になります。
その結果、オプトインの登録率から成約率、そして売上の予測が高い精度で立てられるようになります。
売上の予測が可能になることは、あなたのビジネスをより安定化できることを意味します。
また、一般的な小分けにした動画の場合は、何本も送る仮定で離脱が発生することをお伝えしました。
しかし、この問題もウェビナーを活用すれば解決できます。
見込み顧客にとって「最初の動画」となるウェビナーの中で教育からセールスまでのすべてを一度に実施できるため、離脱することなく、最後まで観てもらえる可能性が高まるからです。
このように、ウェビナーを使ったエバーグリーンローンチには、プロダクトローンチと異なるメリットがあります。
エバーグリーンローンチの収益計算方法
ここで、あなたのエバーグリーンローンチの収益を計算してみましょう。
まず、あなたのセールスにおける成約率が10%と仮定します。
その場合、一つの商品を販売するためには10人の見込み顧客が必要となります。
次に、商品が一つ売れた時の粗利を、一つ売るために必要な見込み顧客数で割って、1見込み顧客当たりの価値を計算します。
たとえば、あなたの商品の粗利が50,000円だったとします。
すると、下記のように、1見込み顧客あたりの価値は5,000円だ、と言えるようになります。
50,000円 ÷ 10人 = 5,000円
これで、あなたがエバーグリーンローンチでいくら利益が得られるかを見積もることができます。
まず、エバーグリーンローンチをスタートさせてから獲得する見込み顧客数を想定してください。
たとえば、獲得予定の見込み顧客数を300人とします。
次に、1見込み顧客当たりの価値に獲得予定の見込み顧客数をかけて、収益を計算します。
すると、
5,000円 x 300人 = 1500,000円
このように計算できます。
エバーグリーンローンチの仕組みを初めて作り上げるときには、それなりの時間や労力がかかりますが、それらを投資する価値が十分にあります。
エバーグリーンローンチは、見込み顧客の登録がある度に、常に収益を得るための新しいチャンスが与えられていると考えることができます。
そのため、この仕組みを一旦作り上げることができれば、あとは販売プロセスの成約率を上げるよう調整することで、販売を最適化し、より効率的に売上を増やすことができるようになるのです。
では、実際にこの仕組みを作り上げるためには、どのような作業が必要なのでしょうか。
その詳細について、次章で説明を進めていきます。
エバーグリーンローンチで売上を上げる14ステップ
本章では、あなたがエバーグリーンローンチを実践できるように、その全体像と、何を構築していけば良いかを理解してもらうことを目的として、お伝えしていきます。
初心者の方でもこのステップに従うことで、効果的な仕組みを構築することが可能になります。
なお、エバーグリーンローンチを実践するためには、以前からその重要性を繰り返しお伝えしているウェビナーを活用していきます。
現在、海外の主要マーケター達もエバーグリーンローンチの基本はウェビナーを利用しているケースが多いようです。
そのため、あなたにもこの方法を実践していただけるよう説明していきます。
それでは、まず、全体像の説明をします。
あなたがエバーグリーンローンチを実践するためには、下記の14項目に沿って準備を進めていくと良いでしょう。
1. ビジネスモデルを考える
2. 販売商品を用意する
3. 商品販売ページを用意する
4. ウェビナーの内容を作る
5. ウェビナーオプトインページを作る
6. ステップメール(エバーグリーンシナリオ)を作る
7. ダウンセル・シナリオを作る
8. ウェビナーを撮影する
9. ウェビナー視聴ページを作る
10. ウェビナーリプレイページを作る
11. アフターセールス・シナリオを作る
12. あらゆる場所からトラフィックを集める
13. 継続的にテスト・改善する
14. ユニット理論を実践する
以下に、これらの全体図をまとめましたのでご確認ください。
順次、各項目について解説を進めていきます。
それでは、一つ一つを見ていきましょう。
1. ビジネスモデルを考える
あなたがエバーグリーンローンチを開始する前に、最も大切なことがあります。
それが、ビジネスモデルを考えるということです。
「エバーグリーンローンチをおこなう際に、何を販売するのか?」を徹底して考えることが、長期的な売上を大きく変えることになります。
そのため、この項目は最重要とも言えます。
エバーグリーンローンチでは、基本的に毎日、継続的に販売が行われていきます。
あなたはおそらく、二つのタイプの商品のうち、いずれかを扱うことになるはずです。
一つは、売り切り型の単品商品です。
そして、もう一つは、継続課金型の商品です。
エバーグリーンローンチで販売をおこなう時には、どちらを販売することも可能ですが、お勧めは継続課金型の商品です。
フロー型ビジネスとストック型ビジネス
ビジネスでは、フロー型ビジネスとストック型ビジネスという考え方があります。
フロー型ビジネスとは、一度切りの取引で終わるものを指します。
前述した売り切り型の商品は、それに当てはまります。
次に、ストック型ビジネスとは、一度取引が開始されると、顧客から積極的な理由が無い限り止められることなく、毎月、あるいは毎年、支払が発生するタイプのビジネスです。
ストック型ビジネスには代表的なものとして、会員制サイトや頒布会、システムの月額利用料が発生するものがあります。
エバーグリーンローンチ・マーケティングでは、365日セールスが行われる状態を作ることで、より安定した経営への移行を可能にします。
その基盤をさらに盤石なものにするのが、エバーグリーンローンチとストック型ビジネスを組み合わせることなのです。
エバーグリーンローンチ + ストック型ビジネス = ビジネス基盤の強化
ストック型ビジネスの場合、LTV(Life Time Value:顧客生涯価値)という考え方が適用しやすくなります。
顧客生涯価値とは、ある顧客が一生涯にわたって企業に対して支払う価値の総量のことです。
これは、以下の計算式で表現することができます。
LTV =(平均購買単価)×(購買頻度)×(継続購買期間)
あなたがエバーグリーンローンチでこのストック型商品を販売できれば、一人あたりの顧客から、結果的に売り切り型商品よりも高い売上を得られるようになる可能性が生まれます。
フロー型ビジネスの場合、毎月、月が替わる度にゼロから売上を作る活動をスタートしなければなりません。
そのため、売上が不安定になりがちな側面を持ちます。
しかし、ストック型ビジネスの場合は、月が替わっても前月分の売上の上に積みあがっていきますから、非常に安定感あるビジネスが運営できるようになります。
フロー型ビジネスとストック型ビジネスでは、毎月同じ数量を販売していても、そのLTVには大きな差が生まれると言って良いでしょう。
なお、この図は、一般的な売り切りのフロー型ビジネスの売上を表したものです。
ストック型ビジネスの商品の場合は、下記の図のようになります。
この場合、1月の購入者分の売上は2月にも発生します。
つまり、2月の売上は、1月の購入者分+2月の新規購入者分になります。
3月の売上は、1月の購入者分+2月の購入者分+3月の新規購入者分になります。
このように、新たな売上が毎月積み上がっていきます。
もちろん途中で継続を止めてしまう人もいるので、すべてが翌月の売上として発生するとは限りません。
しかし、あらためて図で見てみると、その収益構造の違いに驚かれるでしょう。
エバーグリーンローンチは年間にわたって、常時販売できるスキームになります。
そのため、エバーグリーンローンチの初回取引となる1回目の販売では、長期的な関係性を構築できるストック型ビジネスを販売すると、より売上の総量が増える傾向があります。
なお、フロー型ビジネスの場合でも、1回あたりの粗利が大きい商品の場合は、優れたエバーグリーンローンチを実現することも可能になります。
このように、「エバーグリーンローンチでは何を売るべきか?」という視点でビジネスモデルを考えられるか否かでは、長期的な成果が大きく変わってきます。
ぜひ、あなたがエバーグリーンローンチを行う中では、どのようなビジネスを構築していくのか、検討してみてください。
2. 販売商品を用意する
ビジネスモデルを選択したら、次に考えるべきものが具体的な商品内容です。
商品のテーマ、と言っても良いかもしれません。
エバーグリーンローンチでは、比較的長い期間にわたり一つの商品を仕組みを使って販売していきます。
そのため、流行の影響を大きく受けないような商品やサービスを選ぶようにします。
具体的には、ある一つの商品を2年から3年、あるいはそれ以上の期間にわたって販売できれば理想的です。
少なくとも、最低1年ぐらいは販売が見込めるものが良いでしょう。
流行りの商品は需用が多いですが、短期間で廃れる可能性も高いので、そのような商品はエバーグリーンローンチには向かないと考えられます。
また、プロダクトライフサイクルという観点からも、これからまだしばらく需要が続くことが期待される「導入期」や「成長期」にある商品が理想的です。
プロダクトライフサイクル理論 イメージ図
出典:weblio辞書
なお、エバーグリーンローンチでは、年間を通して自動化して販売を行うため、特定の季節限定の商品も避けるようにします。
エバーグリーンローンチで取り扱う商品の価格基準
エバーグリーンローンチのメインとして扱う商品の価格帯ですが、具体的な目安をお伝えします。
ストック型ビジネスであれば、1年間の継続期間である「年間LTV」で得られる粗利が5万円以上を目指します。
また、フロー型ビジネスとして売り切り型の単品販売でも、1回の販売で5万円以上の粗利が見込めることを一つの目安とすると良いでしょう。
ストック型商品・・・年間LTVで5万円以上の粗利
フロー型商品・・・一度の販売で5万円以上の粗利
年間LTV、または一度の販売それぞれで5万円以上の粗利を基準とするのは、やや高めの金額設定だと思われたかもしれません。
しかしながら、後述する通り、エバーグリーンローンチを成功させるための秘訣は、どれだけあなたのオプトインページにトラフィックを集められるかにあります。
そして、ボリュームがコントロールしやすいトラフィックは、多くの場合、広告やアフィリエイトといったコストが必要なものになってきます。
よって、それなりの継続的販売を期待していくならば、トラフィック確保のためのコスト分の利益をきちんと確保していく必要があるのです。
なお、エバーグリーンローンチではメインの商品を買わなかった人にはダウンセルとして、より低価格の別商品を販売するシナリオを組みます。
そのため、実際にはメイン商品以外からの売上も期待できる可能性があります。
しかし、基本的には、最初の商品オファー時点で、上記の粗利を確保しておける状態を作っておくことが望ましいと言えます。
商品やサービスを決めたら、エバーグリーンローンチで顧客に見せるウェビナー限定での割引価格を用意します。
このエバーグリーンローンチの仕組みに登録して、ウェビナーを視聴してくれた方だけに一般定価より20%割引にするなど、魅力的な割引オファーをおこないます。
割引が難しい場合は、できるだけ魅力的な特典を用意します。
もちろん、割引価格と特典の両方があると、望ましいです。
プロダクトローンチ同様、販売期間における締切を設けて割引と特典をつけることは、エバーグリーンローンチの成功に大きく影響を及ぼします。
ぜひ、魅力ある割引価格と特典を用意するようにしてください。
3. 商品販売ページを用意する
エバーグリーンローンチの中で販売する商品が決まったら、次は商品販売用のセールスレター原稿を作成していきます。
このセールスレターは、ウェビナー(※)シナリオのクロージングパートでも使うことになります。
※ウェビナーとは、ウェブ上で動画を使ってセミナーやプレゼンテーションを行うというもので、「ウェブ」と「セミナー」を組み合わせた言葉です。
顧客にはウェビナーを視聴して購入してもらうのですが、ウェビナーで説明していることの確認事項や、ウェビナーでは説明しきれなかった部分をレター内に記載する必要があります。
ウェビナー視聴ページの下に簡単な申し込みボタンをつけてそのまま申し込みしてもらうことも可能ですが、それだけでは顧客への説明が不十分になる可能性があります。
大切な特典内容や保証内容、規約など、細かい補足事項も同意の上で申し込みしてもらう必要があるため、やはりセールスレターにて文章の説明は用意されていた方が良いと言えます。
ウェビナーの目的は、最終的にこのセールスレターの商品を販売することにあります。
そのため、先にセールスレターを作り上げることで、ウェビナーの内容を作りやすくなります。
なお、セールスページは、登録者への配信スケジュールに合わせて自動的に販売が終了するようにできると理想的です。
たとえば、クッキー(※)を活用して、顧客がセールスページを開いてから3日後に販売が終了するようタイムカウンターを設置することも可能です。
※クッキー(Cookie)とは、ウェブサイトの提供者が、ブラウザを通して訪問者側のコンピュータに一時的にデータを書き込んで保存させる仕組みのこと。
ただし、クッキーでタイムカウンターの締切期限を管理する場合、顧客がセールスページを開くタイミングによっては厳密に3日間の訴求にならない場合もあります。
そのため、タイムカウンターの締切期限を完璧に管理するのであれば、プログラムが組まれたエバーグリーンローンチシステム(※)を活用することが理想的です。
※推奨のエバーグリーンローンチシステムに関しては本記事後半でご紹介します。
なお、期限を過ぎたら買えなくなるのではなく、割引や特典が消滅するという方法を使うこともできます。
4. ウェビナーの内容を作る
セールスレターができたら、次にその内容をベースにしてウェビナーシナリオを作成します。
ウェビナーの目的は、信頼関係の構築、コンテンツ提供、セールスにあります。
最終的にはセールスまで導いていくことが最大の目的ですが、ユーザーには「ぜひこのウェビナーを視聴してみたい」と思ってもらえるような企画性あるウェビナーを用意します。
また、セールスの効果を最大限に発揮するためには、ウェビナーの前半部分であるコンテンツ提供のパートにおいて、価値の提供を忘れないようにしましょう。
具体的にウェビナーシナリオに含めるべき内容は、次の通りです。
これは、効果的なウェビナーシナリオとして私が独自に開発した「ウェビナー・セールス・フォーミュラ」です。
この「ウェビナー絶対成功の21のフレームワーク」をベースとしてシナリオを作成することで、効果的なウェビナーを作ることが可能です。
1. イントロダクション・パート
1. 視聴する姿勢を整えてもらう
2. ウェビナーの視聴特典を提示する
3. 視聴への感謝とウェビナーで得られるものを説明する
4. あなたの実績を証明し、信頼関係を構築する
5. ストーリーを説明する
6. 変化を約束する
7. 自己信頼感を醸成する
8. パラダイムシフトを伝える
2. コンテンツ・パート
9. 有益な情報と解決策を提示する
10. 金銭的価値を提示する
11. 販売したい商品を説明する
12. 成功事例を説明する
3. クロージング・パート
13. ベネフィットを説明する
14. 比較をおこない、商品価値を高める
15. 価格を提示する
16. 購入特典を説明する
17. ウェビナー視聴者限定の特別価格を提示する
18. 今すぐ購入すべき理由を伝える
19. 保証をつけ、さらに不安や疑問を取り除く
20. 「2つの選択肢」をあらためて提示する
21. まとめの説明とコール・トゥ・アクションを行う(感謝と強調)
5. ウェビナーオプトインページを作る
ウェビナーシナリオが完成したら、次はウェビナーオプトインページを作成します。
これは、ウェビナー自体を無料オファーとして、見込み顧客を獲得するためのページです。
あなたの見込み顧客はこのページを通して、ウェビナーの視聴登録を行います。
なお、企画性あるウェビナーとして見せるためには、ウェビナーオプトインページのヘッドコピーで見込み顧客の関心を惹きつけるような文言を用意しておくことが大切です。
そのために重要なのは、ベネフィットが一目で分かる内容にしておくことです。
たとえば、こちらは米国において動画マーケティングで著名なマリア・アンドロス氏のウェビナーオプトインページです。
こちらのヘッドコピーでは、「シンプルな動画であなたのビジネスを成長させ、新しい顧客を魅了する“ビデオ・インパクト”フォーミュラに関する新しい7ステップ」という文言を記載しています。
簡単ではありますが、何が得られるのか、そのベネフィットが分かりやすく表現されています。
こちらに登録すると、直後に表示されるサンキューページでは、早速本人からの挨拶動画が確認でき、ウェビナーへの期待が高まるように演出されています。
シンプルにベネフィットを訴求したウェビナーオプトインページとサンキューページの動画による信頼性構築といった構成は、一つの定番パターンになると言えます。
もう一つの事例を見てみましょう。
こちらは不動産ビジネスで著名なケント・クローディアー氏のウェビナーオプトインページです。
彼の場合は、ウェビナーオプトインページ自体にプロモーション用の動画を設置しています。
その中で、いかにこのウェビナーを視聴することが有益なのかについて、情熱的に語っています。
2分11秒という短い時間で、ウェビナーの特徴とベネフィットを説明する話し方は参考になりますので、ぜひ視聴されることをお勧めします。
なお、米国のウェビナーオプトインページでは、「フリー・オンライン・トレーニング(Free Online Training)」あるいは「フリー・ウェビナー・トレーニング(Free Webinar Training)」といった言い方をすることが多いようです。
まだ日本では馴染みのない言葉かもしれませんが、今後、主流となる呼び方になるかもしれません。
私自身もウェビナーオプトインページでは、以下のような「無料ウェビナートレーニング」という言い方をしていますので、ご参考にしてください。
また、海外のウェビナーオプトインページの申し込みボタンでは、「私の席を確保する」「あなたの席を確保する」といった言い回しが一般的のようです。
こちらは「無料ウェビナーに申し込む」といった具合にシンプルな形で良いと思いますが、日本でもウェビナーに関しては、海外のような言い回しが流行するようになる可能性もあります。
ウェビナーオプトインページで最も大切なポイントは、以下のようにウェビナー視聴日時を選択できるようにすることです。
こちらはシステムを利用する必要がありますが、エバーグリーンローンチを成功させる上では必須の機能と言えます。
たとえば海外では、米国の著名なマーケターであるマイク・フィルセイム(Mike Filsaime)氏が開発した「ウェビナー・ジャム・スタジオ(Webinar Jam Studio)」や「エバー・ウェビナー(Ever Webinar)」といった新型システムも存在します。
出典:ウェビナー・ジャム・スタジオ(Webinar Jam Studio)
ただ、こちらは英語での対応になってしまいます。
そのため、日本語対応であれば、弊社が独自に開発した「ウェビナー・マスター・システム」などは簡単に利用できるツールとして活用いただけますので、こちらをご参考にして下さい。
エバーグリーンローンチでは、見込み顧客が選択した日時に合わせて、システムにより自動的にそのユーザーへ向けたローンチのスケジュールが組まれます。
この仕組みがあると、ユーザーが自分の都合に合わせて視聴日時を選ぶことができます。
その結果として、ウェビナー視聴率が高まるようになります。
これまでのプロダクトローンチの問題点の一つとして、開催スケジュールがあらかじめ決まっていた点が挙げられます。
この場合は、見込み顧客の都合に合わせたプレゼンができないため、せっかく見込み顧客リストを集めたにも関わらずセールスプレゼンを見てもらえない、という問題がありました。
しかし、エバーグリーンローンチの場合は、ウェビナー登録時に見込み顧客自身の都合に合わせたスケジュールで視聴してもらえるため、この問題が解決されるようになりました。
ネットマーケティングでは次々と新しい方法が登場しますが、現時点ではこの手法が最も効果が期待できると考えられており、米国でも主流の方法になっています。
なお、上級者の方であれば、ウェビナーオプトインページに登録があった際に、その見込み顧客がどの媒体を通して登録されたのかを正確に追跡確認できるようにすることをお勧めします。
たとえば、あなたがウェビナーオプトインページを作った場合、そのページを様々な場所で告知するようになるはずです。
ざっと例を挙げるだけでも、
- ホームページ
- ブログ
- Facebookのプロフィールページへの投稿
- Facebookページへの投稿
- Facebook広告
- メールマガジン
- 個人メールの署名欄
- アフィリエイト
など、たくさんの場所に設置することが可能です。
その際に、マーケティング的に非常に重要なことが、「どのトラフィックソースから登録があったのか」をしっかりと把握しておくことです。
例えば、ホームページからウェビナーオプトインページにやってきて登録があった場合は、その登録者はホームページからであることが分かるようにします。
また、Facebookについても、プロフィールページなのか、Facebookページなのか、それともFacebook広告なのかが、きちんと把握できるようにすることが大切です。
その際には、少なくともウェビナーオプトインページの登録率と、登録後の購入率だけは必ず測定するようにしましょう。
そうすることで、トラフィックソース毎の費用対効果が正確に計測できるようになります。
その結果として、「登録率は高くても、その後の購入に繋がりにくい」媒体や、その逆に「登録率は低くても、その後の購入に繋がりやすい」媒体も分かるようになります。
また、ブログやメルマガなどのコンテンツでウェビナーオプトインページのURLを案内すれば、「どのような内容を情報発信した時、もっとも反応が高くなるのか」ということも分かるようになります。
このように、追跡確認できるようにすることで、今後のエバーグリーンローンチの仕組みの改善に大きく役立てることができます。
なお、この効果計測をおこなうために最も基本的な方法は、トラフィックソースごとに異なるURLを用意して設置しておくことです。
たとえば、
www.●●●.com/page1
www.●●●.com/page2
www.●●●.com/page3
といった具合に、個別にページを作成する方法です。
ただし、この場合は裏側でそれぞれのページに対応したステップメールのシナリオを組む必要が出てきますので、少し作業上の手間が発生します。
そこで、Googleアナリティクスの「Campaign URL Builder」を活用する方法があります。
こちらはGoogleアナリティクスやシステムとの連携設定が必要となりますが、下記のフォームに必要情報を入れることで、一つのURLを計測用の独自URLとして複数、生成させることができます。
※赤色のアスタリスクが付いている「Website URL(ウェブサイトURL)」と「Campaign Source(キャンペーンソース)」が必須入力項目となります。
たとえば、私が提供する「ウェビナー・セールス・フォーミュラ」に関するウェビナーの通常のURLは以下の通りです。
「ウェビナー・セールス・フォーミュラ」ウェビナーURL
http://webinarsystem.jp/webinar/wsf
URL生成ツールを使用すると、「ウェビナー・セールス・フォーミュラについて、ブログ記事のNo.001の投稿記事」といった形で、下記のように独自URLを生成することができます。
https://webinarsystem.jp/webinar/wsf?utm_source=blog-001
このURLの中に、要素を識別するための単語を確認いただけるはずです。
なお、個人的にお勧めの識別方法は、上記事例のように、「blog」と「001」を「-(ハイフン)」でつなぐことです。
複数の入力項目に識別記号を分けて入力すると、それだけURLが長くなってしまいます。
そのため、「Campaign Source(キャンペーンソース)」部分に識別情報を「-(ハイフン)」でつないでおくと分かりやすいでしょう。
これはすべての統計を計測されたい方にはお勧めの方法ですので、ぜひご参考にしてください。
6. ステップメール(エバーグリーンシナリオ)を作る
ウェビナーオプトインページが完成したら、次はステップメールを作ります。
このステップメールを通して、ウェビナー視聴や再放送の視聴とセールス、そして後述するダウンセルの案内を届けていく事になります。
こちらのステップメールは、大きく次の3つの階層に分かれます。
次の図で説明しているメールの数はサンプルです。
エバーグリーンローンチを実践される中で、あなたの商品と見込み顧客との関係において、最適な本数を検討されていくと良いでしょう。
1. ウェビナー開催前
ここで含めるべき内容は、次の5点になります。
- ウェビナー視聴時間の確保依頼
- ベネフィットの提示
- 自己開示
- 前日のリマインド
- 盛況感と期待値の向上
2. ウェビナー放映当日
ここで含めるべき内容は、次の4点になります。
- 当日開催のリマインド
- ウェビナーまでのカウントダウン
- 開催直前の案内
- 未参加者への参加要請
3. ウェビナー終了後
ここで含めるべき内容は、次の7点になります。
- 感謝と再放送の案内
- ウェビナー不参加者への視聴促進
- 販売締切のリマインド
- Q&Aの公開。質問と不安の解決
- 最終締切のリマインド1
- 最終締切のリマインド2
- 最終締切のリマインド3
なお、ステップメールの内容のサンプルは、こちらのリンク(ウェビナー・セールス・フォーミュラ)から登録し、実際に私がどのような内容を送っているかを参考にしていただくことも可能です。
7. ダウンセル・シナリオを作る
なお、6.までのステップで実施した一連のステップメールを通したセールスで未購入者の方には、そのまま別の商品をセールスすることが可能です。
ここでは、ダウンセルといって、最初にウェビナーで案内したメイン商品よりも価格の低い商品を販売することが基本的な戦略となります。
メイン商品の販売 ⇒ ダウンセル
ダウンセルをおこなう理由は、あなたの見込み顧客にとってメイン商品が魅力的に見えても高額で購入できなかった場合、同じ性質をもつ他の商品を手に入れたい願望が残るためです。
そこで、メイン商品よりも価格が安く、買いやすい商品がオファーされると、「メイン商品は買えなくても、より安い商品であれば買える」といった形で購入される可能性が高くなります。
たとえば、10万円のメイン商品は購入されなかったとしても、その後に3,000円の商品がオファーされたら購入される確率は高くなります。
もちろん、安いといっても、顧客がその商品から価値を得られるものでなければなりません。
メイン商品の後にダウンセルを行うことは、プロダクトローンチの定石でもあります。
同じようにエバーグリーンローンチでも、ステップメールの中に組み入れておくことで、新たな売上が得られるようになります。
ダウンセルのポイントは、どんなに安くても、購入してもらうという関係を築いておくことです。
この理由は、たとえ安い商品であっても、お金を支払って購入してもらえる良質な顧客を選別することが可能になるためです。
一度購入したことがある顧客と、まったく購入したことがない見込み顧客とでは、次の商品を買う可能性が大きく異なってきます。
購入の関係を築いておくことで、今後、より高い商品を買いやすい顧客リストとして区別することができます。
ダウンセル・シナリオのメールは2~3通でも良いでしょう。
なお、ダウンセルの代わりに、無料個別相談のオファーを入れる方法もあります。
これは、たとえば高額なコンサルティングをメイン商品として提案した後に、申し込みを迷っている方向けに無料で電話相談を受け付けるような提案をおこなうことです。
高額商品の場合は、購入が納得できるだけの十分な情報量が必要な場合があります。
ダウンセルの代わりに無料相談の機会を設けることによって、実際の契約に引き上げることも可能になります。
ぜひ、あなたのビジネスに合わせたダウンセルを検討されてみてください。
8. ウェビナーを撮影する
ここまでが実践できたら、いよいよウェビナーの撮影に入ります。
ウェビナーの撮影は、あなた自身がプレゼンテーションをおこなうパターンが基本的なものになります。
ただ、場合によっては、あなたが画面に登場しなくても、パワーポイントやキーノートのような画面のみでプレゼンする形式も可能です。
いずれにせよ、ウェビナー撮影の成否は、事前にどれだけプレゼン資料を万全にできるかにかかっています。
エバーグリーンローンチで使う動画は、基本的に長期間にわたって活用するものになります。
また、動画は後から変更したくなっても、再度の撮影や編集が必要になり労力や費用が発生する場合があります。
よって、一度の撮影できちんと納得のいく映像を収録するようにしましょう。
また、初めての撮影の場合は、想定した以上に時間がかかることがあります。
可能であれば、ゆとりをもった撮影時間を確保すると良いでしょう。
なお、ウェビナー撮影のコツですが、ウェビナーで話す内容はあらかじめすべて文章化するようにしておきます。
そして、事前に、声を出して3回以上は通しのリハーサルを行うようにします。
本番用の映像はプロに撮影してもらう場合でも、リハーサルはスマートフォンでも撮影できます。
そのため、まずはリハーサルを撮影し、チェックすることで改善点を見つけることができます。
また、本番の撮影をスムーズにし、よりクオリティの高い映像にすることができます。
なお、撮影にはプロンプターという機材を活用する方法があります。
プロンプターとは、カメラ側の画面に原稿を表示し、それを見ながら撮影できる機材のことです。
図の赤枠で囲った部分に原稿が表示されていきます。
出典:Wikipedia
プロンプター設備を保有するプロに依頼すると、話す内容を暗記する必要がなく、また手元の原稿を見ることもなく、常にカメラ目線で話すことができます。
ウェビナーはライブ感が大切ですので、実際には原稿を読み上げるわけではありません。
しかしながら、パワーポイントやキーノートのプレゼン資料が表示されているだけでも、カメラを見ながら説得力のある説明ができるようになります。
なお、最近は自分で撮影する場合でも、ビデオカメラとiPadを併用して利用できる簡易なプロンプターも存在します。
これは大がかりな設備ではなく、比較的安価に手に入れることが可能になっています。
出典:株式会社ページワン
プロに依頼せずに自分でプロンプターを利用したい場合は、このような簡易なプロンプターを活用することも良いでしょう。
9. ウェビナー視聴ページを作る
ウェビナーの撮影が終わったら、いよいよウェビナー視聴ページを準備します。
こちらは、YouTubeやVIMEOにアップした動画をページに設置します。
ウェビナー視聴ページのポイントは、「マジック・バイ・ボタン」を設置することです。
マジック・バイ・ボタンとは、ウェビナーが開始されてから、あらかじめ設定した任意のタイミングで動画の下に表示される販売ページへのリンクボタンです。
最初からウェビナー視聴画面の下に販売ページへのボタンが表示されていると、ウェビナーを視聴せずに販売ページだけを見て、商品内容を判断されてしまいます。
そうなると商品価値が十分に理解されないまま、単に金額のみで購入を判断される可能性があります。
それは、結果的に成約率を下げることにつながってしまいます。
何らかのシステムを活用する場合は、マジック・バイ・ボタンは始めから利用できる場合があります。
ただ、システムを利用しない場合でも、簡単なプログラムを組むことによって、特定のタイミングでマジック・バイ・ボタンを表示させるよう設定することが可能です。
10. ウェビナーリプレイページを作る
エバーグリーンローンチにおけるウェビナーは、指定のタイミングで視聴されなかった場合でも、再放送を促すことによって視聴機会を増やすことができます。
その結果として、売上が伸びる可能性が高まります。
そのため、ウェビナー視聴ページと同様に、ウェビナーリプレイ(再放送)ページも用意するようにします。
11. アフターセールス・シナリオを作る
多くのネットマーケティングでは、販売までに労力の大部分が注がれています。
もちろん、販売までのプロセスは最も大切です。
しかし、販売後のコミュニケーションに労力が注がれないことは、機会損失になる可能性があります。
例えば、販売までは熱心だったのに、販売が終わると同時に連絡が絶たれてしまうと、顧客は放置されていると感じるか、あなたのことを忘れてしまう可能性があります。
効果的なエバーグリーンローンチを完成させるためには、顧客に対して、販売後にコミュニケーションを継続する体制を整えることが大切になります。
その結果として、顧客によるリピート購入やクロスセル商品、バックエンド商品の購入が生まれ、あなたに大きな利益をもたらす源泉となります。
そして、リピート購入につながるか否かは、購入後に顧客がどのような経験をするかにかかってきます。
ここでは、アフターセールス・シナリオを作るための、購入後のコミュニケーションのヒントをいくつかお伝えします。
あなたのビジネスで購入後の顧客にどのような経験を与えることができるか、参考にしてみてください。
購入直後のサンキュー動画
商品の購入直後は、サンキューページに遷移します。
サンキューページでは、シンプルに注文内容の確認や、感謝の気持ちが表現されているのが一般的です。
こちらは文章で記載されていることが多いですが、それらに加えて、サンキューページに動画を設置することはお勧めです。
たとえば、経営者、またはその商品に関する責任者や開発者の方が、感謝の気持ちと合わせてその商品への想いや顧客へのメッセージを伝えるのです。
これは1分~3分程度の短い動画を撮影すれば十分です。
前述したウェビナーオプトインページの事例で、マリア・アンドロス氏のサンキューページでは、彼女が動画で感謝と視聴者へのメッセージを伝えていました。
このようなメッセージがあるだけで、購入直後の印象が良くなり、より深い関係性を築く機会になります。
ぜひ、この一工夫を設けるようにしてみて下さい。
アフターセールス・ステップメール
アフターセールス・ステップメールとは、購入者限定のステップメールです。
通常、購入直後の自動返信文ではサンキューメールを送りますが、それだけで終わっている方が多いのではないでしょうか。
例えば、オンラインコースのような商品であれば、あらためて利用方法を伝えるメールを送ることができます。
また、実際に成果を出した受講生がどのようにオンラインコースを利用していたかを伝えるメールを送ったりして、利用を促進させることもできます。
その他にも、例えばジューサーのような物販の場合、一般的に説明書は同梱されていますが、あらためて使い方やメンテナンス方法をメールで送ると、ユーザーにとって有益な情報になります。
こちらのポイントは、あなたの商品やサービスから最大限に価値を得てもらうためにはどうすれば良いかを考えて送るということです。
サプライズ特典を届ける
こちらは、販売ページでは一切伝えていない特典をプレゼントします。
顧客にとっては完全なサプライズとなります。
郵送する商品に同梱するのも良いですし、メールで送れるものであれば自動返信メールにダウンロード情報を記載するのも良いでしょう。
これは、購入後に顧客を喜ばせる有効な方法になります。
さらなる価値の提供
最後に、クロスセル・アップセル・バックエンドなどの販売の設計をします。
これらは販売になりますが、顧客にとってさらなる価値が得られる機会を提供することでもあります。
顧客が最初の購入体験に満足していれば、あなたからの追加価値の提供は受け入れやすいものとなります。
よって、購入直後から、アフターセールス・ステップメールやサプライズ特典を届けるなど、顧客との継続的なコミュニケーションを行っておくことが重要となるのです。
12. あらゆる場所からトラフィックを集める
エバーグリーンローンチ・マーケティングのシステムへの設置がすべて完了したら、あとは継続的にトラフィックを集めることが重要になります。
ここまでの仕組みが整い、最適なソースからトラフィックを継続的に集めることができれば、あなたのエバーグリーンローンチは成功したも同然です。
トラフィックを集めるためにお金をかけない方法としては、ホームページやブログ、Facebookといったソーシャルメディア、既存リストへの告知などが考えられます。
お金をかける方法としては、今ならFacebook広告がテストしやすいでしょう。
ぜひ、どんな場所からトラフィックが集められるかを考えてみましょう。
13. 継続的にテスト・改善する
エバーグリーンローンチは365日セールスが行われているからこそ、様々な要素をテストし、改善できる事が大きな特徴です。
ここでは、改善のポイントとなる場所をいくつかお伝えします。
- メールの件名
- メールを送る時間
- メールの配信数
- オプトインページの内容
- 販売ページの内容
- ヘッドライン
- 顧客の声の変更
- ボタンの色、ボタンの文言
- 写真やイメージ画像の変更
など、これらをテストして改善していくことで、あなたのビジネス・商品において、販売を最大化していくことが可能になります。
また、前述したように、ウェビナーオプトインページの登録率と、登録後の購入率だけは必ず測定するようにしましょう。
その上で、どのトラフィックソースが最も成約に至りやすいのか把握しておくことが重要です。
14. 「ユニット理論」を実践する
最後に、私が提唱する「ユニット理論」という考え方をお伝えします。
今までお伝えしてきた方法は、ある一つのウェビナーでメイン商品を売り、その後にダウンセルとフォローを行う一連の流れでした。
そこで、まずは一つのエバーグリーンローンチの流れを作ることができたら、二つ以上のエバーグリーンローンチを組み合わせる「複合型エバーグリーンローンチ」が展開できるようになります。
これは究極の応用形態で、複数のエバーグリーンローンチを組み合わせて売上を増大させていくというものです。
この構造はシンプルです。
まず、一つのメイン商品を売るエバーグリーンの一連の流れを「1ユニット」という単位で数えます。
次に、同じようにいくつかのユニットを作り上げていきます。
時間はかかるかもしれませんが、地道に進めていけば2ヶ月に一つのユニットは作れるようになるはずです。
このプロセスを通して、あなたはエバーグリーンローンチを3ユニット、作り上げたとします。
たとえば、「Facebookで売上を上げる方法」「インターネットで見込み顧客を増大させる方法」「ソーシャルメディア徹底活用術」といった3種類のウェビナーだったとします。
次に、この3ユニットに共通するテーマを考えます。
この場合は「ネット集客」が共通テーマだと言えるでしょう。
そこで、「ネット集客で成功する方法」といったシンプルなメールセミナーや動画セミナーのオプトインページを作ります。
こちらのオプトインページに登録した方には、5本~7本程度のコンテンツをメールで送信します。
そして、コンテンツ提供が終了次第、ステップメールにて、3ユニットのウェビナーオプトインページを順次、案内していくのです。
たとえば、1ユニットあたり3日~5日程度、登録するメリットと合わせてウェビナーオプトインページを案内すると良いでしょう。
このようにすることで、読者は自分の興味があるウェビナーだけ、登録して視聴するようになります。
そして、登録した人だけに各ユニットのエバーグリーンローンチが開始されるようになります。
あるウェビナーのテーマには興味を示さなかった人も、別のウェビナーには興味を示すということがあります。
これは、たった一度だけ、「ネット集客で成功する方法」というオプトインをしてもらえれば、自動的に複数ユニットのエバーグリーンローンチのオファーができる点が最大のメリットです。
また、もう一つのメリットは、メインリストの解除率を下げられることです。
仮にあなたが「ネット集客」という共通テーマでオプトインさせた後、3つのウェビナーを強制的にステップメールで案内したらいかがでしょうか。
おそらく、自分の関心が無いテーマに関するセールスが届いた時点で、メール購読を解除する可能性が高いはずです。
ユニット理論では、メインとなるコンテンツメールはきちんと送信しながらも、各ユニットごとのオプトインは「サブリスト」として個別シナリオに格納していく、という考え方をします。
そのため、各ユニットでセールスが行われた際に解除されても、それはサブリストから解除されただけであって、本体であるメインリストからは解除されない状況を作ることが可能になります。
また、特定のテーマに興味がある方にのみセールスを行えるため、自然と成約率も高くなる傾向があります。
この方法はかなり高度ではありますが、複数のエバーグリーンローンチの流れを準備することができた方にとっては、チャレンジされる価値があるはずです。
以上、本記事では、「エバーグリーンローンチ・マーケティング」の戦略と全体像についてお伝えしました。
エバーグリーンローンチ・マーケティングの仕組みは、一度構築すれば、繰り返し自動的に行われます。
将来にわたって継続的に利益を生み出す仕組みを構築することは、あなたの資産を作ることと同じ意味を持ちます。
安定的なビジネスを構築するためにも、ぜひ、本記事の内容を参考にして、「エバーグリーンローンチ・マーケティング」の構築に活用されてみて下さい。
エバーグリーンローンチを成功させるための補足情報
1. エバーグリーンローンチシステムについて
本記事では、エバーグリーンローンチ・マーケティングに関する具体的な流れを説明しました。
ここで、エバーグリーンローンチを実装するために必要なシステムについてお伝えします。
エバーグリーンローンチは、いちど登録したら、すべてが自動的に行われることがポイントです。
そのためには、システムを利用することがお勧めです。
システムを選ぶ、また構築する際のポイントは、下記の流れが連携して自動化されていることです。
- 配信予定当日のウェビナーをライブ配信のように放映設定できる「疑似LIVE機能」を実装していること
- ユーザーがオプトインページで選んだウェビナー放映日に合わせて、自動的にメールの配信スケジュールが組まれること
- ウェビナー放映時間に視聴ページにアクセスすると、自動的にウェビナーがスタートすること
- ウェビナー映像には「カバー」と呼ばれる機能が設定でき、巻き戻しも早送りもできないこと
- ウェビナー放映期間外では、自動的に視聴できなくなること
- 登録者のスケジュールに合わせて販売期間が設定され、期限を過ぎると買えなくなること
- ウェビナーのリプレイ(再放送)も、システムとステップメールを連携させ、ウェビナー登録時点から起算したタイミングで再放送を視聴してもらえること
- 登録した人それぞれのタイミングに合わせて個別に締切を訴求するタイムカウンターがセールスページに設定できること
などが、主に重視されるべき機能になります。
なお、例として、以下に弊社が提供するシステム(ウェビナー・マスター・システム)をご紹介しますので、エバーグリーンローンチを早速実践されたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
2. エバーグリーンローンチの推薦図書について
こちらでは、本記事をご覧になって、よりエバーグリーンローンチを詳しく学びたい方のために推薦図書を2冊ご紹介します。
いずれの書籍も、私自身が、エバーグリーンローンチに関して初心者から上級者の方まで対応できるように、最新の情報をまとめています。
また、これらの2冊はAmazonの「読み放題(キンドルアンリミテッド)」対象の書籍となっているため、お金を支払うことなく無料で読むことができます。
エバーグリーンローンチを体系的に学習してみたい方は、ぜひご参考にしてみてください。
1. 『エバグリ: 第一人者が教えるはじめてのエバーグリーンローンチ超入門!完全自動で収益を生み続ける究極のITマーケティング』 (エベレスト出版)
出典:『エバグリ: 第一人者が教えるはじめてのエバーグリーンローンチ超入門!完全自動で収益を生み続ける究極のITマーケティング』小谷川 拳次 (著)
本書では、私、小谷川拳次が提唱した「エバーグリーン・ウェビナー・ローンチ・マーケティング(以下、エバーグリーンローンチ)」について解説しています。
本書を刊行した2021年は、エバーグリーンローンチ元年(2017年)を起点としたITマーケティング革命の途上であり、オンライン上には様々なチャンスが生まれています。
同時に、新型コロナウイルスの感染拡大という未曾有の事態も発生しました。
このような情勢においては、ITマーケティングのスキルを高めることが成功と自衛、どちらの意味でも最重要であると私は考えています。
そこで、あなたにおすすめしたいのが、本記事でもお伝えしてきたエバーグリーンローンチという最新・最強のITマーケティングスキルをマスターすることです。
エバーグリーンローンチは、2017年に誕生したばかりのマーケティング理論です。
新しい理論を学ぶ際は、歴史や成り立ちを理解することで、理論の本質を深くマスターすることができます。
そして、本質に沿った正しい知識と正しいマインドセットで実践すれば、必ず大きな成果につながります。
そこで本書では、意識の高いビジネスパーソンがコロナ禍に打ち勝ち、さらなる飛躍を遂げられるように、エバーグリーンローンチの歴史と実践方法の真髄を網羅しています。
エバーグリーンローンチの歴史的な成り立ちから基本的な実践方法までを学びたい方におすすめの1冊です。
2. 『決定版!エバーグリーンウェビナーローンチマーケティングの教科書: 24時間・365日、完全自動で収益を生み続ける最強インターネットマーケティングを導入する方法』 (エベレスト出版)
出典:『決定版!エバーグリーンウェビナーローンチマーケティングの教科書: 24時間・365日、完全自動で収益を生み続ける最強インターネットマーケティングを導入する方法』小谷川 拳次 (著)
エバーグリーンローンチをさらに詳しく知りたい方に、より具体的なノウハウを解説しているのが本書です。
こちらでは、初心者の方はもちろん、よりエバーグリーンローンチを極めたい中級者・上級者の方にも対応した内容が記載されています。
実際に、本書で提唱しているエバーグリーンローンチに関するノウハウは、すでにあらゆる業種の企業・個人が導入しています。
起業家、専門家、士業の先生はもちろん、誰もが知るベストセラー作家の方も活用しています。
さらに、名前をお伝えすれば誰もが知っている国内最大規模の広告代理店、大手出版社といった大企業にも導入してもらうことができました。
「24時間・365日、完全自動で収益を生み続ける最強インターネットマーケティングを導入する方法」を体系的に学びたい方におすすめの1冊です。
まとめ
本記事では、「エバーグリーンローンチで売上を上げる14ステップと実例」というテーマで、最新のエバーグリーンローンチ・マーケティングについて解説しました。
プロダクトローンチはインターネットマーケティングにおける売上を劇的に向上させるインパクトがありましたが、継続性や労力、その難易度の高さが問題視されることがありました。
エバーグリーンローンチは、プロダクトローンチのメリットを継承しつつも、24時間・365日の間、労力をかけることなくプロモーションを継続できるインパクトがあります。
すでに先進的なマーケターを始めとして、このマーケティングオートメーション的なエバーグリーンローンチを開始する方も増えています。
そして、この手法は、利益率の高いコンテンツビジネスを始めとして、様々な商品・サービスの販売に有益であることが実証されています。
ここで最後にもう一度、エバーグリーンローンチで売上を上げるための14ステップをまとめておきます。
1. ビジネスモデルを考える
2. 販売商品を用意する
3. 商品販売ページを用意する
4. ウェビナーの内容を作る
5. ウェビナーオプトインページを作る
6. ステップメール(エバーグリーンシナリオ)を作る
7. ダウンセル・シナリオを作る
8. ウェビナーを撮影する
9. ウェビナー視聴ページを作る
10. ウェビナーリプレイページを作る
11. アフターセールス・シナリオを作る
12. あらゆる場所からトラフィックを集める
13. 継続的にテスト・改善する
14. 「ユニット理論」を実践する
この流れに沿ってエバーグリーンローンチを開始することで、24時間・365日、完全自動で売上を上げ続けるプロモーションを構築できるはずです。
本記事が、あなたのエバーグリーンローンチ成功のヒントになれば、これほど嬉しいことはありません。
なお、本記事のテーマに興味をお持ちいただけたなら、ぜひ以下の記事もお読みになってみてください。
「2時間で5,364万円を販売した、売れるウェビナーの作り方21ステップ」
「自動的に売上を上げる5つのネット集客戦略とステップメールの書き方」
「複数のストック収入を手に入れる!会員制ビジネスの始め方3ステップ」
きっと、あなたのお役に立てるはずです。
最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。
リードコンサルティング株式会社
代表取締役 小谷川 拳次
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皆様から大変ご好評いただいた本記事が電子書籍として出版されました。ぜひ、こちらをクリックして電子書籍の詳細をご確認ください。
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起業家。作家。投資家。
2009年、リードコンサルティング株式会社設立。デジタルコンテンツを主軸としたインターネット集客、電子書籍マーケティング、サブスクリプションビジネスのコンサルティング及びコンテンツ販売システム、自動ウェビナー販促システムの提供によるマーケティングオートメーション(MA)の導入支援を行う。ビジネス書作家としても活動。2018年からは投資事業を開始。2023年にはオウンドメディア『生成AIマーケティングの教科書』を開設。ChatGPTを中心とする生成AIマーケティングの専門家として、多数の専門記事を著者として公開している。日刊メルマガ【ChatGPT速習メール講座】では、5千人を超える読者にメールマガジンを配信中。
著書は『Facebookでお客様をどんどん増やす本』(中経出版/2011年)、『電子書籍を無名でも100万部売る方法』(東洋経済/2012年)、『小さな会社がお金をかけずにお客さまをガンガン集める方法』(KADOKAWA/2013年)など、累計50冊を出版している。
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2009年、リードコンサルティング株式会社設立。デジタルコンテンツを主軸としたインターネット集客、電子書籍マーケティング、サブスクリプションビジネスのコンサルティング及びコンテンツ販売システム、自動ウェビナー販促システムの提供によるマーケティングオートメーション(MA)の導入支援を行う。ビジネス書作家としても活動。2018年からは投資事業を開始。2023年にはオウンドメディア『生成AIマーケティングの教科書』を開設。ChatGPTを中心とする生成AIマーケティングの専門家として、多数の専門記事を著者として公開している。日刊メルマガ【ChatGPT速習メール講座】では、5千人を超える読者にメールマガジンを配信中。
著書は『Facebookでお客様をどんどん増やす本』(中経出版/2011年)、『電子書籍を無名でも100万部売る方法』(東洋経済/2012年)、『小さな会社がお金をかけずにお客さまをガンガン集める方法』(KADOKAWA/2013年)など、累計50冊を出版している。
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