ChatGPT画像テンプレートとSketchの使い方|初稿を作る手順
ChatGPTの画像テンプレートは「作りたい画像の形式」から、Sketchは「手描きの配置」から画像づくりを始める機能です。文章だけで構図を説明しにくいときも、見本を選ぶ、簡単に描くという入口を使って、最初の画像案を検討できます。
どちらも2026年9月8日のChatGPT Images 2.5の発表で紹介されました。この記事では、テンプレートの選択と追加質問への答え方、スマホでのSketchの始め方を解説します。後半では、小さな教室の体験会ポスターを想定し、「何を選び、何を描き、何を言葉で補うか」を具体化します。
画像づくりを、仕事や発信に使える実践へつなげたい方へ。
→ 生成AIマスタースクール(GMS)の無料ウェビナーで実践方法を確認する
目次
- 1 画像テンプレートとSketchは、何を手掛かりに始めるかが違う
- 2 無料プラン・端末・Workモードの違いを確認する
- 3 テンプレートから最初の画像案を作る手順
- 4 テンプレートの追加質問には、決まっている範囲で答える
- 5 スマホのSketchで、手描きの配置から画像を作る手順
- 6 Sketchでは「残す絵」と「説明用の印」を分ける
- 7 想定例:小さな教室の体験会ポスターを、二つの入口で考える
- 8 表示されない・意図が伝わらないときの切り分け
- 9 最初の一枚を得たら、保存と仕上げへ進む
- 10 筆者の実務視点
- 11 よくある質問
- 12 まとめ:選ぶ・描くを使い分け、最初の一枚を具体化する
- 13 参考情報
- 14 関連記事
画像テンプレートとSketchは、何を手掛かりに始めるかが違う
ポスターを作りたいことは決まっていても、主役や色の組み合わせまで決まっているとは限りません。反対に、「上に見出し、中央に道具、下に開催情報」という配置は浮かぶのに、それを文章だけでは伝えにくい場合もあります。自分が既に決められていることを、最初の手掛かりにしましょう。
| 今、決まっていること | 検討する入口 | 最初に用意するもの |
|---|---|---|
| ポスターなど、画像の用途や形式 | Templates | 誰に何を知らせるか、入れたい内容 |
| 主役や情報を置く場所 | Sketch | 大まかな配置図と、図形の意味の説明 |
| 文章で伝えられる具体的なイメージ | 通常の画像作成の依頼 | 主題、雰囲気、必要な条件 |
| 残したい実物や既存の写真 | 使用できる元画像をもとにした編集 | 許可のある素材と、変更してよい範囲 |
この表は筆者の使い分けの提案です。新しい入口を使うために、慣れた方法をすべて置き換える必要はありません。既に短い文章で意図を伝えられるなら、そのまま作るほうが分かりやすいこともあります。
また、ここでいうテンプレートを、文字や写真を一つずつ差し替える編集ソフトの部品セットと同じものだと考えないでください。公式の説明では、作りたい画像を具体化するための出発点です。見本を選んだ後も、自分の用途に必要な内容を伝える工程が残ります。
Sketchも、線を描くだけで目的が伝わるわけではありません。丸が人物なのか、商品を置く位置なのか、空白にしてほしい領域なのかは、描いた人にしか分からない場合があります。図と文章がそれぞれ何を伝えるかを分けると、依頼を組み立てやすくなります。
無料プラン・端末・Workモードの違いを確認する
OpenAIのImages 2.5発表では、画像モデルを全プランへ展開すると案内しています。無料ユーザーも対象であり、この記事の実践にProやAPI契約は前提としません。ただし、モデルが使えることと、すべての作成画面が同じことは区別が必要です。
| 確認項目 | 公式案内で確認できる範囲 |
|---|---|
| 画像生成の対象 | 全プラン。Web・iOS・Androidで利用可能 |
| Templates | Imagesから開く。Workモードでは未対応 |
| Sketch | 具体的な描画手順はChatGPTモバイルアプリ向けに案内 |
| 利用上限 | 9月8日の機能追加で、既存の画像生成上限は変更されていない |
| 地域 | 参照した専用案内には国別の対応一覧がない。手元の表示も確認する |
出典:Images in ChatGPT、ChatGPTリリースノートの2026年9月8日項目。本記事の確認日は2026年10月29日です。
デスクトップへのImages 2.5の提供案内から、PCアプリにもスマホと同じSketchの描画画面があるとは判断できません。PCで文章や素材を整理し、必要ならスマホで描く、と作業を分ける考え方はできますが、端末をまたぐ操作は実際の会話や画像の表示を確認して進めてください。
無料版で上限の案内が出た場合は、表示される再開条件に従いましょう。細かな試し直しを重ねる前に、紙やメモで配置を決めることもできます。「新機能だから生成できる枚数も増えたはず」と考えず、利用枠の中で最初に確かめたいことを絞るのがおすすめです。
テンプレートから最初の画像案を作る手順
公式の基本操作は、サイドバーのImages → Templates → カテゴリとテンプレートの選択 → 詳細を入力して送信です。追加質問が出たら、提示された選択肢か自由入力で答えます。以下では、この操作の各段階で何を考えればよいかを整理します。
手順1:見本を見る前に、作るものを一文にする
候補を眺め始める前に、「初めて参加する人へ、手作り教室の体験会を知らせる縦長ポスター」のように書いてみてください。媒体、読み手、目的が分かれば十分です。まだ色や細かな絵柄まで決める必要はありません。
先に一文があると、目を引く見本に引っ張られにくくなります。たとえば、今回の目的が落ち着いた少人数の体験会なら、豪華な大規模イベントを連想する見本を、そのまま目標にする必要はありません。自分の企画に合うかどうかで選びます。
手順2:Imagesから、目的に近いテンプレートを選ぶ
Templatesを開いたら、今表示されているカテゴリと候補を確認します。公式にはポスターなどが例示されていますが、記事にある名前が手元の画面にも必ず並ぶとは限りません。英語の表示なら、名称だけで決めず、見本がどの用途を想定しているかも見てください。
候補を比べる際は、「好きな色か」より「今回の情報を置けそうか」を先に考えます。見出しが中心の案か、写真が主役の案かで、向く内容は変わります。長い説明が必要な企画を、写真だけで成立する見本へ無理に押し込まないようにしましょう。
選ぶ段階で時間をかけすぎる必要もありません。今回は構図の方向を知りたいのか、雰囲気を探したいのか、一つ決めて候補を選びます。全カテゴリを比較し尽くすことより、用途に近い案で一度試し、判断できる材料を得ることを優先します。
手順3:見本の説明を、自分の企画の条件へ置き換える
入力する内容は、見本を褒める言葉より、自分の企画について分かっている事実を優先します。「この感じでおしゃれに」だけでは、教室の対象者や体験する内容が伝わりません。何を知らせる画像か、必ず残したい要素は何かを短く書きます。
見本にある人物、飾り、文字を全部残す必要はありません。体験会に関係しない道具や、実際にはない特典が混じると、初稿の評価も難しくなります。何が含まれていれば合う案なのかを、出力を見た後に確認できる言葉で指定しましょう。
手作り教室の体験会を案内する縦長ポスターの構図案に使います。
初めて参加する人に、少人数で落ち着いて手を動かす会だと伝えたいです。
中央には、木の机と制作道具のやさしいイラストを置いてください。
上には短い見出し、下には開催情報を後から入れる空白を残します。
今回は文字・日付・料金・ロゴを描かず、配置と雰囲気を検討する案にしてください。
これはテンプレートの必須項目を示すものではなく、筆者が考えた入力例です。実際の会に合わせて変えてください。「少人数」「落ち着いた雰囲気」が実態と違うなら、そのまま使わず、提供する体験を正しく表す条件へ置き換えます。
手順4:初稿で判断する項目を一つ決めて送信する
最初から色、文字、道具、余白をすべて完成させようとすると、どこで迷っているのか分かりにくくなります。まず「見出しと開催情報を置く場所があるか」など、一番重要な項目を決めてから送信してください。
初稿を見たら、採用か不採用かをすぐに決めるより、何が分かったかを言葉にします。「縦長なら情報が収まりそう」「主役が大きくて教室の説明を置けない」と分かれば、次の検討につながります。最初の一枚は、判断の材料を得るためのものと考えましょう。
テンプレートの追加質問には、決まっている範囲で答える
追加質問が表示されたときは、すべてを即答しようとしなくて構いません。選択肢から選べる項目もあれば、まだ自分の企画で決まっていない項目もあります。ここでは、回答を考えるための整理方法を紹介します。実際に同じ質問が出るという意味ではありません。
| 聞かれた場合の内容 | 答えを考える観点 | 回答例 |
|---|---|---|
| 雰囲気 | 参加者に感じてほしいこと | 初参加でも入りやすい、明るく落ち着いた印象 |
| 主役 | 企画を説明するのに必要なもの | 人物の写真ではなく、作業机と制作道具 |
| 載せる文章 | 今確定している情報と後入れする情報 | 今回は文字なし。上下に情報を置ける領域を残す |
| 色 | 見やすさと既存の案内との調和 | 明るい背景と少数の差し色。正式な色指定は未定 |
| 参考画像 | 何を参考にし、何を再現しないか | 自作図の位置関係だけを参考にする |
「分からない」と答える代わりに、任せてよい範囲を示す方法もあります。色が未定なら、「見出しが読みやすい明るい背景で、色は提案してください」と言えます。一方、開催日や参加費は、分からないからAIに決めてもらう項目ではありません。未確定のまま残します。
選択肢にぴったりの答えがない場合は、近いものを無理に選ぶより、自由入力で違いを補足します。「高級感」より「親しみやすさ」を重視したいなら、その理由も一言添えると、自分の判断を後から振り返りやすくなります。
また、参考画像を追加できる画面があっても、必要がなければ素材を増やさない選択ができます。複数の見本を入れるなら、どの画像から何を参考にするかを分けましょう。色の参考、構図の参考、実物の確認を一緒にすると、残したい条件が曖昧になりやすいためです。
回答の途中で企画の説明自体が変わった場合は、追加の条件を次々に積む前に、現在の決定事項を短くまとめ直してください。「見出しは後入れ」「人物は描かない」「中央は道具のイメージ」というように、今回の初稿で守る条件をそろえることが大切です。
スマホのSketchで、手描きの配置から画像を作る手順
公式の操作は、入力欄で@を入力してSketchを選ぶ → 描く → チェックマークで確定 → 文章を添えて送信です。描画中には色の選択、消去、取り消しを使えます。次に、初めて描く人が各段階で意識したいことを見ていきましょう。
手順1:描く前に、図で伝えることを一つ決める
Sketchを開く前に、文章では伝えにくかった点を一つ選びます。主役の位置、情報のまとまり、空白の広さなどです。色や作風まで絵で表現しようとせず、「この位置関係を見てほしい」と目的を絞ると、簡単な図でも役割を持ちます。
たとえば、体験会ポスターで中央の道具を見せたいなら、道具の細部を正確に描くより、中央に置く主役の大きさと、上下に残す領域を示すほうが目的に合います。実物の形を正確に残す必要がある場合は、ラフだけで代用せず、正式な素材を使う別の工程を考えてください。
手順2:@からSketchを選び、大きな領域だけ描く
まず、上部の見出し領域、中央のイラスト領域、下部の開催情報領域を、四角や線で描いてみます。初稿の入口としては、どの領域が大きいか、何が隣り合っているかを示せれば十分です。これは描く内容の提案であり、Sketchの公式な描画ルールではありません。
指で細かな文字を書き込むと、形の説明より文字の判読が気になってしまいます。図の中には大まかな目印を置き、意味は後から文章で補う方法をおすすめします。枠が少し曲がっていても、何を伝える枠なのかが整理されていれば、説明を組み立てられます。
色を使う場合も、装飾として多色にするより、役割を区別するために使います。たとえば、青は空白にしたい場所、赤は主役の場所と決める方法です。ただし、この色分けの意味が自動的に伝わるとは限らないため、送信する文章で説明します。
手順3:確定前に、要らない線と曖昧な印を減らす
描き直した線が重なっていると、どちらの形を採用したいのか分かりにくくなります。確定する前に、不要な線を消し、迷っている案は一つに絞ってください。二つの構図を同じ図に重ねるより、今回試す配置を一つ示すほうが、出力を比較しやすくなります。
矢印も使いどころを考えます。読む順序を示す矢印なのか、物を移動させたい位置を示す矢印なのかでは意味が違います。完成画像に矢印を残したくない場合は、図の案内用であることを文章に含めましょう。
手順4:チェックマークで確定し、図の意味を添える
確定した後の文章では、「これは配置の参考です」と役割を先に伝えます。続いて、何を主役として描くか、空白はどこか、ラフの線や色を完成画像へ残すかを書きます。図の説明と画像の作風の指定を分けると、後から条件を見直しやすくなります。
このスケッチは、体験会ポスターの配置を伝えるための参考です。
上の横長の枠:見出しを後から入れる空白です。
中央の大きな枠:木の机と制作道具のイラストを置く場所です。
下の枠:開催情報を後から入れる空白です。
枠線と描き込みの色は目印なので、完成画像には残さないでください。
全体は明るく落ち着いたイラストにしてください。
文字・数字・ロゴは入れず、縦長の構図案を作ってください。
この依頼も、必ずそのとおりの配置になることを保証するものではありません。生成後に「上下が空いているか」「中央の主役が大きすぎないか」を図と照らし合わせます。ラフに忠実なトレースや、寸法の正確な設計図が必要な仕事とは分けて使ってください。
→ 生成AIマスタースクール(GMS)の無料ウェビナーで実務活用を学ぶ
Sketchでは「残す絵」と「説明用の印」を分ける
Sketchを使うときに先に整理したいのは、描いたものをすべて完成画像に入れるのかどうかです。ラフの四角を商品パッケージとして描いたなら残す対象ですが、文字を入れる場所の目印なら、四角そのものは不要かもしれません。
| ラフに描くもの | 文章で補う内容 | 体験会ポスターでの例 |
|---|---|---|
| 完成画像に残す対象 | 何を表すか、どのように描くか | 中央の形は作業机。やさしいイラストで描く |
| 空白の目印 | 何を後から置くか、今は空けること | 上部は見出し用。装飾や道具を置かない |
| 領域を分ける線 | 仕上がりにも残すかどうか | 枠線は位置の説明だけなので消す |
| 順序や方向を示す矢印 | 案内用か、画像内の要素か | 視線の流れを示すだけで、矢印は描かない |
| 区別するための色 | 実際の配色として採用するか | 赤は主役の印。最終の色は茶系を希望する |
特に、空白を示したつもりの枠に何かが描かれた場合は、「余白を増やして」と言うだけでなく、元の図のどの印が空白を意味していたかを説明し直します。図と文章の対応が曖昧なまま修正を続けると、同じ誤解が繰り返される可能性があります。
反対に、細部まで図で指定すると、AIに提案してほしい部分がなくなることもあります。中央に道具を置くことは決めても、道具の並びや背景のやわらかな色は任せる、と区切って構いません。自分が決める部分と提案を受けたい部分を分けることが、描く負担を減らします。
図に短い文字を添えた場合は、その文字を画像の見出しとして使うのか、説明用のラベルとして扱うのかも明示してください。自分のメモが完成画像に混ざらないよう、送信前に「残すもの・消す目印・空ける場所」の三つを見直しましょう。
想定例:小さな教室の体験会ポスターを、二つの入口で考える
ここからは、少人数の手作り教室が体験会を告知する架空の例です。実際の導入事例や効果検証ではありません。目的は、TemplatesとSketchのどちらが今回の迷いに合うかを判断することです。
最初にそろえる条件は、参加者へ何を伝えるか
教室では、「初めてでも参加しやすいこと」と「机で制作を体験する会であること」を伝えたいとします。開催日時や参加費は正式な案内文で管理し、画像では後から文字を入れる予定です。今回作るのは完成チラシではなく、見出し・イラスト・開催情報の置き方を考える構図案です。
この時点で、誰に見せる画像か、何の会か、文字をどう扱うかは決まっています。一方、中央の絵を大きくするか、情報をゆったり置くかは未定です。全部を決めてからAIへ頼む必要はありませんが、未定の項目を「何でもよい」と混同しないようにします。
形式の方向を探すなら、Templatesで一案を見る
ポスターに近い候補を選び、前述の条件を入力します。追加質問に色や作風が出たら、教室の雰囲気に合う方向を答えます。見本の人物が魅力的でも、今回の目的には必要がなければ、道具を主役にしたいと補足します。
初稿では、「初参加の人が、手を動かす体験会だと理解できそうか」を見ます。道具が小さすぎて何の会か分からなければ、主役の見せ方を検討します。逆に、道具だけが大きく、見出しを置く場所がなければ、配置の条件を決める必要があります。
ここで大切なのは、気に入らない案だからと次々に別の見本へ移らないことです。違和感が作風にあるのか、配置にあるのかを分けましょう。作風の方向を探したいなら別の見本も候補になりますが、置き場所が明確になったなら、自分の図で伝えるほうが合う場合があります。
配置の希望があるなら、Sketchで別の作成を始める
「上部は短い見出し、中央は机、下部は開催情報」という希望が固まっているなら、その三つをSketchに描いて始めます。TemplatesからSketchへ専用ボタンで変換できる、という説明ではありません。二つの入口のどちらを選ぶか、または改めて別案を作るかという制作上の判断です。
中央の机を詳しく描けなくても、机を置く領域が分かる形と文章を組み合わせれば、依頼の意図は説明できます。色の目印を付けたなら意味を書き、枠線は完成画像に不要だと伝えます。下部には正式な情報を入れるため、装飾を置かない条件も添えます。
二案を作る場合も、比較の目的をそろえる
二つの入口を比べたい場合は、用途や文字の扱いを同じにしておきます。一方は文字入り、もう一方は文字なしでは、入口の違いより情報量の差が目立ちます。ただし、比較のために必ず二枚作る必要はありません。迷いが解消した一案があれば、その案を次の工程へ進められます。
| 初稿で見ること | 採用へ進める目安 | まだ決めなくてよいこと |
|---|---|---|
| 何の案内か | 教室の体験会という主題が説明できる | 細かな飾りの種類 |
| 文字を置く領域 | 正式な見出しと開催情報を置く場所がある | 最終の書体や文字サイズ |
| 中央の主役 | 企画に関係する道具や机が見える | 道具の配置の細かな好み |
| 伝わる印象 | 実際の教室とかけ離れた体験を連想させない | 公開用としての最終承認 |
初稿で構図の方向が決まったら、その後は正式な文字の配置、画像の確認、掲載先での見え方へ進みます。この区切りを設けると、入口を選び直す作業を際限なく続けずに済みます。
表示されない・意図が伝わらないときの切り分け
うまく進まないときは、「機能の入口がない」と「作った画像が違う」を分けます。前者では環境の確認が必要ですが、後者では選び方や説明を見直す余地があります。問題の種類を分けずに指示を長くすると、原因が見えにくくなります。
| 困っている状態 | 先に確認すること | 次の進め方 |
|---|---|---|
| Templatesが見つからない | Workではなく通常のChatGPT側を見ているか | Imagesの表示を確認。なければ現在の公式案内と利用画面を照合する |
| PCでSketchの入口がない | スマホ向けの手順をPCへ当てはめていないか | 対応するモバイルアプリの表示を確認する |
| 見本が多く、選べない | 今回の画像の用途を一文にできるか | 目的に近い形式を一つ選び、初稿で判断する |
| 描いた枠が画像に残る | 枠が説明用だと伝えたか | 図の各印が何を意味するかを短く補足する |
| 空白に小物が置かれる | 空白の役割を伝えたか | 後から何を置く場所か、今は空けたいことを伝える |
| 利用上限の通知が出る | 通知に再開時刻や条件があるか | 案内に従い、待つ間に必要条件を整理する |
テンプレートの見本が好みに合わなくても、すべての候補を試す必要はありません。画像にしてほしい内容を文章で説明できるなら、通常の依頼へ戻る選択もあります。入口の操作を続けることより、伝えたい内容に合う方法を選ぶことを優先してください。
Sketchが複雑になりすぎた場合は、細部を追加する前に、主役と空白だけの図へ戻すことを考えます。自分で見ても説明が必要なほどの矢印や色があるなら、今回の一枚で伝えたい配置を絞ったほうが、確認する条件を整理できます。
また、同じ指示を送れば毎回同じ結果が出るとは限りません。前の案がよかった部分を覚えたまま試し直すのではなく、「採用したい点」と「次に確認したい点」を短いメモにしておきましょう。画像の好みだけでなく、依頼の条件を比較の基準に戻せます。
最初の一枚を得たら、保存と仕上げへ進む
構図の方向が決まったら、採用候補の画像を保存し、何の案として作ったかを一緒に記録します。「体験会ポスター・文字なし・下部に開催情報を後入れ」のようなメモがあれば、後から画像だけを見て完成版だと誤認しにくくなります。
初稿と公開用の完成画像は、別に管理することをおすすめします。特に、文字のない構図案、仮の情報を入れた確認版、正式情報を入れた採用版を混ぜると、誤った版を使う原因になります。画像の名前や保存先で違いが分かるようにしておきましょう。
確認では、掲載する見出しを仮に重ね、必要な場所が空いているかを見ます。細かな修正を始める前に、構図の大きな問題を確かめてください。選択範囲の編集も周囲まで変化する場合があるため、直した箇所だけを見て完成と判断しないことが大切です。
ここから先の要件整理や差分修正は、ChatGPT画像生成のコツと修正手順で詳しく解説しています。文章による指示をもっと具体化したい場合は、仕事で使える画像生成プロンプトも参考にしてください。
筆者の実務視点
私は、画像づくりで止まっている初心者の方には、まず「言葉が出ないのか、配置が決まらないのか」を分けることを勧めます。形式を見ながら考えたいならテンプレート、置き場所だけは頭にあるならSketchという選択ができます。新しい機能を全部覚えるより、今の迷いに合う入口を一つ選ぶほうが、取り組む範囲を絞れます。
テンプレートを使うとき、見本に自分の企画を合わせすぎないことも大切です。見栄えのよい人物や小物が並んでいても、それが教室やサービスの実態を伝えるとは限りません。「この画像から何を期待されるか」と考えると、残すべき要素を選びやすくなります。画像をきれいにする前に、案内したい内容との一致を見てください。
Sketchでは、上手な絵を描けることより、ラフを他の人に説明できることを重視したいと考えます。四角や丸だけでも、それが主役なのか空白なのかを言葉にできれば、制作の依頼として整理できます。逆に、丁寧に描いていても意味が曖昧なら、補足が必要です。描画と説明を分けることで、絵に自信のない方も準備しやすくなります。
小規模な事業では、毎回まったく新しいデザインを探すより、案内の目的を早く共有できることが重要な場面があります。体験会のポスターなら、まず主題と情報の置き場所が分かる一枚を作り、その案をもとに正式な条件や文字を確認する。私は、その段階までを今回の機能で進め、仕上げの判断と分ける使い方が無理のない始め方だと考えます。
一方、寸法が重要な図面、正式ロゴ、商品の外観を厳密に示す画像などでは、ラフやテンプレートだけを根拠に完成としないでください。正確さを求める対象には、元データや適切な編集手段が必要です。最初の案を作る便利さを活かしながら、何を人が確かめるかを残すことが、仕事へ取り入れる際の基本になります。
よくある質問
無料版でもテンプレートやSketchを試せますか?
画像生成は無料を含む全プランが対象です。この記事では専用の有料契約を前提にしていません。ただし、使用できる入口と利用枠は手元の表示でも確認し、上限が出た場合は案内に従ってください。
絵が下手でもSketchを使う意味はありますか?
配置を伝える目的なら、細かな描写にこだわる必要はありません。主役の場所と空けたい領域を簡単に描き、各印の意味を文章で補うところから始められます。何を伝えるための図かを自分で説明できることを目安にしましょう。
テンプレートなら、見本と同じ配置が必ず再現されますか?
同じ配置の保証や、編集可能な部品がそのまま渡される仕組みとしては説明されていません。見本を出発点に、自分の条件を伝えて案を作るものとして使い、必要な配置が保たれたかは生成後に確認します。
Sketchで描いた文字は、画像の文字として残りますか?
説明用のメモと、残したい文字を分けて伝えてください。読みやすさや正確性が重要な見出し、日付、料金は、出力を必ず確認します。今回の例のように、ラフでは位置だけを示し、正式な文字は後から入れる方法も選べます。
PCやWorkで同じ操作ができないのはなぜですか?
画像モデルの提供範囲と、作成画面の機能は同一ではありません。本記事の提供条件表を確認してください。PCやWorkで入口が見当たらないことだけを、アカウントの故障や契約不足と決めつけないようにしましょう。
テンプレートとSketchの両方を使う必要がありますか?
ありません。作りたい形式を選んで考えるほうが楽か、配置を描くほうが伝えやすいかで選びます。一つの入口で目的に合う初稿ができれば、比較のためだけに作り直さず、仕上げへ進んで構いません。
まとめ:選ぶ・描くを使い分け、最初の一枚を具体化する
画像づくりの入口で迷ったら、先に決まっていることを確認しましょう。形式を手掛かりにするならテンプレート、配置を伝えるならSketchが候補になります。見本やラフに任せきりにせず、何を知らせる画像か、何を残し、どこを空けるかを短く補足してください。
最初の目標は、判断できる画像案を一枚得ることです。構図の方向が分かったら、正式な文字と条件を確かめ、仕上げの工程へ進みましょう。絵や指示文を最初から完璧にしようとせず、伝えたい内容を確かめるために二つの入口を使ってみてください。
→ 生成AIマスタースクール(GMS)の無料ウェビナーに参加する
参考情報
- OpenAI Help Center:Images in ChatGPT
- OpenAI Help Center:ChatGPT release notes
- OpenAI:Introducing ChatGPT Images 2.5


