複数のストック収入を手に入れる!会員制ビジネスの始め方3ステップ

最終更新日:2018年9月7日
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あなたは、毎月不安定な売上に悩まされていませんか?

そして、毎月安定した複数のストック収入があり、さらに将来の売上が簡単に予測できるようなビジネスがあったら良いと思いませんか?

ある月に大きな売上があっても、翌月はゼロからのスタートでは、経営が安定しません。

そこでお勧めのビジネスモデルが、「会員制ビジネス」です。

また、会員制ビジネスの中でも、もっとも原価が低く、収益性の高いデジタルコンテンツを販売して売上が作れるのが、「会員制コンテンツビジネス」です。

そこで本記事では、会員制コンテンツビジネスの詳細を解説します。

実際に、私自身もこの方法に従って、自社のメンバーシップサイト(月会費4,980円・年会費49,800円)で延べ2,200名を超える会員様に入会いただくことができました。

こちらの内容をお読みいただければ、あなたは最先端のメンバーシップサイトを構築して、会員制コンテンツビジネスを成功させる方法が理解できるようになります。

また、実際に、毎月安定した複数のストック収入が手に入るようになるでしょう。

ぜひ、こちらでご紹介する会員制コンテンツビジネスの活用方法を参考にされてみてください。

目次

会員制コンテンツビジネスとは

本記事のテーマは、「複数のストック収入を手に入れる!会員制ビジネスの始め方3ステップ」です。

そして、今回は会員制ビジネスの中でも、もっとも原価が低く、収益性の高いデジタルコンテンツを販売して売上を作る「会員制コンテンツビジネス」に焦点を当てて解説します。

これは、あなたが持っている専門知識やノウハウをデジタルコンテンツとして商品化し、お客様に継続的に購入いただけるようなビジネスモデルを構築する方法です。

会員制ビジネスの成功の秘訣は、収益率の高い商品を一人でも多くの顧客にできるだけ長い間、継続してもらうことです。

その意味では、「会員制コンテンツビジネス」は、インターネットを活用した仕組みを作り、収益性が高いコンテンツ商品を継続してもらいやすい性質をもっています。

そして、会員制コンテンツビジネスの代表的なビジネスモデルが、「メンバーシップサイト(メンバーシップサイト)」を構築して、あなたが提供する独自価値に強く共感する方に会員になってもらうことです。

そこで本記事では、実際にあなたがデジタルコンテンツを活用した会員制コンテンツビジネスを開始するための具体的な方法を、以下の3つのポイントに絞ってお伝えしていきます。

ステップ1. ターゲットとコンテンツを決める
ステップ2. 収益戦略を立てる
ステップ3. メンバーシップサイトを構築する

会員制コンテンツビジネスを始めることには、2つのメリットがあります。

第1に、あなたのビジネスに安定的な収益をもたらす柱が持てるようになることです。

もしもあなたが会員制コンテンツビジネスを開始できれば、既存のビジネスに加えて、利益率の高い新たな継続収入が得られるようになります。

第2に、会員制コンテンツビジネスのお客様と良い関係性を維持してコミュニティ化することで、さらに他の商品やサービスを購入してもらえることです。

たとえば、コンサルタントのような専門家の方であれば、デジタルコンテンツであなたが提供するコンテンツの質が高いと判断してもらえば、コンサルティングサービスにも申し込んでもらえる可能性が高くなります。

第1のメリットは、会員制コンテンツビジネスそのものから収益が得られる方法として、第2のメリットは、会員制のコミュニティ自体がメインビジネスへの呼び水になるということです。

よって、もしもあなたが何らかの専門知識があるなら、ぜひ新しい収益の柱を作る上でチャレンジいただきたいのが、この会員制コンテンツビジネスになります。

これはあなたが、デジタルコンテンツとは無縁のリアルなビジネスをおこなっていたとしても、市場のニーズがあり、コンテンツ化できる専門知識があれば実現が可能になります。

ちなみに、なぜ、今このタイミングで会員制コンテンツビジネスはお勧めなのでしょうか。

そのために、「デジタルコンテンツへのトレンドシフト」、そして「所有からアクセスへ」というキーワードを用いて解説していきます。

デジタルコンテンツへのシフト

ジュニパーリサーチが発表したレポートによれば、全世界のデジタルコンテンツ市場は、2019年までに1,540億ドル(1ドル110円として約16兆9,400億円)の規模まで成長するそうです。

これは、2014年から2019年までの5年間で約60%増しの大きな成長市場になるそうです。

ジュニパー-リサーチ-juniper-research-ロゴ

出典:JUNIPER RESEARCH『ONLINE GAMING TO FUEL $150BN DIGITAL CONTENT MARKET BY 2019

この統計から判断しても、時代はデジタルコンテンツの需要が高くなっており、アナログコンテンツからデジタルコンテンツへとシフトし始めていることが理解できます。

この場合、一般的にデジタルコンテンツと言えば、ゲームや映画、音楽のようなコンテンツを指すことが多いのですが、eラーニングのようなデジタル形式の教材も含まれています。

そして、本記事で述べる会員制コンテンツビジネスでは、主にeラーニングのようなデジタル形式の教材をコンテンツとして提供することを想定しています。

なお、デジタルコンテンツの最大のメリットは、コストを抑えたスケーラブルなビジネスが展開できることです。

スケーラブルとは、拡張性(scalability)を意味します。

会員制ビジネス-拡張性-イメージ

そして、スケーラブルなビジネスとは、地域や時間を問わずどれだけ注文があっても、いくらでも対応できるビジネスのことです。

たとえば、もしもあなたが形ある商品を受注したとして、商品を週に10個を発送するだけなら自分で対応できるかもしれませんが、週に1万個を発送するなら、人を雇うか、外注する必要があります。

もちろん、人を雇うか外注すれば、どれだけ注文があっても対応できるかもしれませんが、その場合は当然、人件費や業務委託費といったコストがかさんできます。

また、物理的な商品が多ければ、それらを保管する倉庫を維持するようなコストも発生します。

しかし、デジタルコンテンツの提供であれば、あなたは商品をサーバー上にアップしておくだけで、お客様の方からアクセスして商品を視聴してもらうことができます。

この場合、サーバー費用はかかるかもしれませんが、膨大な郵送コスト、人件費、業務委託費といった費用は不要になります。

また、インターネットがつながっていれば、世界どこからでもアクセスすることができるため、対象となる商圏も拡大することができます。

今はAmazonが提供するアマゾン・ウェブ・サービス(AWS)のように、データ容量を利用しただけ支払えば良い安全で優れた従量課金制のストレージサービス(Amazon S3)も利用が可能です。

AWS-amazon-web-services-アマゾン-ウェブ-サービス-ホームページ

出典:アマゾン ウェブ サービス(AWS)

このようなサービスを利用すると、世界中のお客様から大量に受注があっても、安価にデジタルコンテンツの提供が可能になります。

たとえばコンテンツを教材として販売する場合、これまでは音声教材ならCDとして、映像教材ならDVDとして、形ある商品としてお客様に郵送する方法が採られてきました。

しかし、このような物理的な郵送を伴うサービスは不要になります。

そのため、運営コストを抑えながらスケーラブルなビジネスが展開できるようになります。

このように、デジタルコンテンツはインターネットの発展、そしてスマートフォンやタブレットの普及により、ますます需要が高まる分野になります。

デジタルコンテンツは「所有」から「アクセス」へ

また、ジュニパーリサーチのレポートでは、デジタルコンテンツの消費形態が「コンテンツを所有する方式」から「コンテンツへアクセスする方式」へとシフトしつつあることも強調されています。

これは、今まではコンテンツを必要に応じて購入し、PCなどある特定のデバイスで「所有」する購入方式から、会員として定期購読していればスマートフォンやタブレット、PCなど、あらゆるデバイスからインターネットを通じてコンテンツに「アクセス」する購入方式にシフトしていることです。

たとえば、Amazonが運営する「kindle unlimited(キンドル アンリミテッド)」は、月額980円を支払えば、書籍、コミック、雑誌を含む和書12万冊、洋書120万冊以上の電子書籍を読むことができます。

kindle-unlimited-キンドル-アンリミテッド-ホームページ

出典:kindle unlimited(キンドル アンリミテッド)

これは、電子書籍というデジタルコンテンツを生かした会員制コンテンツビジネスです。

1冊1冊を購入して所有することでなく、「kindle unlimited(キンドル アンリミテッド)」の会員として、それらの電子書籍にいつでもアクセスできる権利を販売しているとも言えます。

また、Amazonが2008年に買収したオーディオブックのパイオニアである「Audible(オーディブル)」も、オーディオブックというデジタルコンテンツを会員制コンテンツビジネス化しています。

audible-オーディブル-ホームページ

出典:Audible(オーディブル)

オーディオブックとは、本を人の声で音声化したものです。

プロのナレーターや俳優、あるいは著者自身がスタジオでレコーディングしているので、本を読むことなく、耳から聴く形で読書が可能になっています。

こちらも、月額1,500円の聴き放題サービスという形をとり、オーディオブックを1部ごとに所有するのではなく、それら全てのコンテンツにアクセスできる方式を取っています。

Amazonは電子書籍をデジタルコンテンツの中核として提供していますが、電子書籍とオーディオブックという2つのジャンルにおいて、会員制コンテンツビジネスを展開していることになります。

なお、音楽というデジタルコンテンツであれば、「Apple Music(アップルミュージック)」が有名です。

Apple-Music-アップル-ミュージック-ホームページ

出典:Apple Music(アップルミュージック)

Apple Musicは、Appleが提供する定額制の音楽聴き放題サービスです。

こちらは個人会員であれば、月額980円で数百万曲の音楽に自由にアクセスできます。

そして、気に入った曲を自分のライブラリやプレイリストに追加したり、オフラインで楽しめるよう端末にダウンロードすることも可能です。

以上は一例ですが、今、デジタルコンテンツの世界ではAmazonやAppleのような世界的大企業をはじめとして、「ペイパー型の都度購入モデル」から、「サブスクリプション型の定期購入モデル」へとシフトし始めていることも大きなトレンドの変化だと言えるでしょう。

なお、デジタルコンテンツであればスマートフォン、タブレット、PCなどで、ストリーミング形式やダウンロード形式のいずれかでコンテンツを視聴することができます。

そのため、場所を選ばずコンテンツを視聴できるようになりました。

また、デジタルコンテンツはアナログコンテンツのような時間経過に伴う物理的な劣化がありません。

よって、質の高い価値を安定的に提供することが可能になります。

このように、現在は世の中がデジタルコンテンツを求める傾向にシフトしつつあり、この市場はさらに成長していくこと、そしてデジタルコンテンツゆえの利便性からも、今、会員制コンテンツビジネスに取り組むのは最適な時期と言えるでしょう。

リカーリング・レベニュー(継続収益)のメリット

先ほど、会員制コンテンツビジネスのメリットとして、安定的な収益が入ることをお伝えしました。

ここで重要なのが、会員制コンテンツビジネスはストック型ビジネスだということです。

会員制ビジネス-継続収益-イメージ

ビジネスには、ストック型ビジネスとフロー型ビジネスが存在します。

ストック型ビジネスとは、お客様に継続的に価値を提供する仕組みを作ることによって、安定的な継続収益が得られるビジネスモデルです。

このタイプの収入は専門用語で「リカーリング・レベニュー(継続収益)」と呼ばれるもので、安定的に成長している企業は必ずといってよいほど取り入れている収益化モデルになります。

フロー型ビジネスとは、一度の販売や取引、請負案件ごとに収益が発生するもので、基本的にスポットでの収益が得られるビジネスモデルです。

これらはビジネスの業種や業態によっていずれかのモデルに分類されていきますが、もしもあなたが継続的に安定的な収益が得たいなら、ストック型ビジネスを選択されることをお勧めします。

そして、そのために最も簡単に始められ、さらに利益率も高いのが、会員制コンテンツビジネスになります。

一般的なフロー型ビジネスの場合、商品やサービスを一度販売したら取引が完結するため、次の売上を得るために、常に新しいお客様を探す必要があります。

しかし、ストック型ビジネスの場合、一度取引を開始いただければ、あなたがお客様に価値を提供し続ける限り、長期間にわたって毎月、あるいは毎年、会費をいただくことができます。

これは前年度の売上が翌年度に積みあがっていくモデルなので、極めて安定的なビジネスに育てることが可能です。

なお、この図は、本ブログの「【保存版】エバーグリーンローンチで売上を上げる14ステップと実例」でもご紹介した、一般的な売り切りのフロー型ビジネスの売上を表したものです。

フロー型-ビジネス-売上-イメージ

ストック型ビジネスの商品の場合は、以下の図のようになります。

ストック型-ビジネス-売上-イメージ

たとえば、あなたが初月で100人のメンバーに月額5,000円を支払っていただく会員制コンテンツビジネスを構築したとしましょう。

この場合、単純に月間売上は50万円になり、年間売上は600万円になります。

マーケティングではライフタイムバリュー(顧客生涯価値)という重要な言葉があります。

このビジネスの場合、顧客一人当たりの年間ライフタイムバリューは6万円となり、このビジネス自体の年間ライフタイムバリューは600万円になる、と言えます。

これが2年、3年と続いていけば、既存顧客の継続的な売上の上に、さらに新規顧客からの売上が積みあがっていきますので、ビジネス基盤は非常に安定していきます。

しかも、会員制コンテンツビジネスは粗利率が80%を超えるケースも珍しくないため、潤沢な利益が得られるようになります。

いったん成功の兆しが見えれば、この柱を太くすることに注力しても良いですし、同じモデルで別の会員制コンテンツビジネスを水平展開することも可能になります。

なお、初心者の方であれば100人のメンバーを集めるのは大変に思えるかもしれませんが、後述するマーケティングをしっかりと行えば、決して難しいことではありません。

また、いったんマーケティングが機能すれば、あとは売上から一定の広告費をかけて安定的なトラフィックを得ておくことで、継続的に新規顧客を獲得し続けることが可能です。

これが、リカーリング・レベニューを得ることの重要性であり、長期的には、一般的なフロー型ビジネスよりも遥かに有利な展開が可能になります。

このように、会員制コンテンツビジネスには、今後の市場の成長に伴う将来性と、安定収益としての大きなメリットが存在します。

そして現在は、会員制コンテンツビジネスを継続的に販売するためのマーケティングの仕組みも普及していますので、短期間で成功することも十分に可能です。

そこで本記事では、あなたが会員制コンテンツビジネスを始めるための3つのポイントを具体的に解説していきます。

これより具体的な内容をお伝えしていきますので、ぜひ参考にされてみてください。

会員制コンテンツビジネスを始める3ステップ

こちらでは、あなたが会員制コンテンツビジネスを始めるために必要な、以下の3ステップをご紹介します。

ステップ1. ターゲットとコンテンツを決める
ステップ2. 収益戦略を立てる
ステップ3. メンバーシップサイトを構築する

どれも重要な内容になりますので、順を追って解説していきます。

ステップ1. ターゲットとコンテンツを決める

あなたが会員制コンテンツビジネスを始める上で最初に大切なことは、ターゲットを誰にするのかを明確にすることです。

会員制ビジネス-ターゲット-イメージ

前述した通り、会員制コンテンツビジネスの代表的なビジネスモデルが、「メンバーシップサイト」を構築して、あなたが提供する独自価値に強く共感する方に会員になってもらうことです。

そして、多くの会員に魅力を感じてもらうためには、メンバーシップサイトのコンセプトを明確にし、誰に集まってもらうのかをしっかりと検討する必要があります。

このターゲット像が明確になればなるほど、後にマーケティングを実施する際にも絞り込みが楽になります。

たとえば、あなたがマーケティングの一環としてFacebook広告を利用する場合も、漠然と女性をターゲットにするのと、30歳から50歳の女性をターゲットにするのでは、反応が変わってきます。

これはペルソナ設定とも呼ばれますが、性別、年齢、地域、職業など、できる限りターゲット像を明確にしていきましょう。

また、ターゲットの属性を定義した上で、あなたが始めようと考えているメンバーシップサイトの市場の大きさや将来性についても、検討しておく必要があります。

あなたが会員制コンテンツビジネスをおこなう際には、すでにオフラインコンテンツとして確実に一定の需要が見込める市場を選択すると良いでしょう。

ただし、大きな市場は確実に競合企業も参入してきます。

そのため、お勧めの方法としては、「大きな市場の中のニッチ」を狙っていくか、あるいは「大きな市場の中で、あなたしか提供できない独自価値」をオファーできると理想的です。

あなたが提供するコンテンツを決める

メンバーシップサイトを運営する場合、毎月お客様から会費を支払っていただくために、きちんとターゲットのニーズに合致したコンテンツを提供し続ける必要があります。

単発のコンテンツ販売と異なり、お客様とは長期間にわたってお付き合いする必要があります。

そのためにも、あなたが継続的に提供できる価値は何か、しっかりと考えていきましょう。

そこで最初に、あなたが提供するコンテンツのテーマについて定義しておきます。

すでにどんな方をターゲットにするかを決めましたので、その方々が継続的にお金を支払ってくれるための価値を感じられるものである必要があります。

また、長期間にわたって提供する以上、あなたが最も強みを発揮できるテーマが良いでしょう。

ここで、米国で人気の高い4つのメンバーシップサイトの事例をご紹介します。

事例その1. eDiets.com(イーダイエット・ドットコム)

最初に、「ダイエット」というテーマにて米国でもっとも成功している個人向けメンバーシップサイトを展開しているのが、こちらのeDiets.com(イーダイエット・ドットコム)です。

公開されている情報によれば、eDiets.comは1997年に創業した後、2006年の時点で、すでに200万人を超える有料会員を確保し、約50億円規模の年商を得ることに成功しました。

会員制ビジネス-eDiets.com-イーダイエットドットコム-ホームページ

出典:eDiets.com

カロリーや糖質過多の現代において、ダイエットに関する市場は大きいため、こちらはその高いニーズを捉えた素晴らしい成功事例と言えるでしょう。

eDiets.comでは、有料会員に対して、ダイエットに関する様々なデジタルコンテンツやオンラインプログラムの提供をメインサービスとしています。

特に食事プランに関しては膨大なデータベースを保有しており、有料会員になると、そのプランに応じたデータベースに自由にアクセスできるようになります。

特徴的なのが、画一的なダイエット情報ではなく、その人の体重や身長をサイト上で入力させ、その人にとって最適な、以下のようなダイエット食事プランを提案することです。

こちらは、月会費9.95ドルのプランになります。

会員制ビジネス-eDiets.com-イーダイエットドットコム-料金-ページ

出典:eDiets.com

eDiets.comの場合、ターゲットは男女を問わず「ダイエットをしたい人」と明確になっています。

また、「ダイエットに関する食事プラン」というコンテンツと「膨大なデータベースへのアクセス権」がサービスの魅力になっています。

事例その2. REFLEXION YOGA(リフレクション・ヨガ)

2つ目の事例として、REFLEXION YOGA(リフレクション・ヨガ)という「ヨガ」をテーマにしたメンバーシップサイトがあります。

会員制ビジネス-REFLEXION-YOGA-リフレクション-ヨガ-ホームページ

出典:REFLEXION YOGA

こちらは、「オンラインでヨガのレッスンが習える」という個人向けのプログラムを提供しています。

ヨガに興味があっても、忙しくてなかなかジムに行けない人に、動画レッスンを通して具体的な習得方法を教えている人気が高いサイトです。

REFLEXION YOGAでは、月会費9ドルか年会費89ドルのいずれかで会員になることができます。

会員制ビジネス-REFLEXION-YOGA-リフレクション-ヨガ-料金-ページ

出典:REFLEXION YOGA 「How it Works」

年会費の場合、月会費よりも19ドル安くなっており、月会員の場合のみ、30日間の無料お試しがついています。

事例その3. PENCIL KINGS(ペンシル・キングス)

3つ目の事例として、PENCIL KINGS(ペンシル・キングス)という「アート」をテーマにしたメンバーシップサイトをご紹介します。

会員制ビジネス-PENCIL-KINGS-ペンシル-キングス-ホームページ

出典:PENCIL KINGS

PENCIL KINGSはアーティストやアーティストになりたい人をターゲットとして、アートに関するオンラインビデオトレーニングを通して、一から専門的なスキルが学べるサイトです。

会員制ビジネス-PENCIL-KINGS-ペンシル-キングス-ビデオ-トレーニング-ページ

出典:PENCIL KINGS 「COURES」

PENCIL KINGSの会員になると、これらの豊富なコースからビデオトレーニングを選択し、学習することができます。

会員制ビジネス-PENCIL-KINGS-ペンシル-キングス-ビデオ-料金-ページ

出典:PENCIL KINGS

ちなみに、PENCIL KINGSでは月会費が29.95ドル、年会費が299.95ドルになっていて、年会員を強調して推薦するよう表示されています。

今までアートのような分野は専門的な学校に通わなければスキルが身に付けられないと考えられていましたが、PENCIL KINGSでは、有名な講師から動画を通して直接学ぶことができます。

事例その4. Lynda.com(リンダ・ドットコム)

最後に、「ビジネス向けの学習コンテンツ」をテーマとして取り扱うメンバーシップサイト、Lynda.com(リンダ・ドットコム)をご紹介します。

会員制ビジネス-Lynda.com-リンダドットコム-ホームページ

出典:Lynda.com

Lynda.comは1996年にアメリカで設立されたオンライン学習のパイオニアとして世界展開をしており、日本でも2015年に日本語コースを開始しています。

学習ジャンルとしては「ソフトウェア開発」、「デザイン」、「ビジネス」、「ウェブ開発」、「フォトグラフィー」といった形で、ビジネス向けの専門的なノウハウを提供しています。

Lynda.comは、すでに400万人以上の会員がいるとされており、その売上規模からしても、同ジャンルにおいてリーディングカンパニーとしての地位を得ています。

こちらはベーシックプランが19.99ドル、プレミアムプランが29.99ドルの2種類の価格で、10日間の無料体験から試すことができるようになっています。

会員制ビジネス-Lynda.com-リンダドットコム-料金-ページ

出典:Lynda.com

以上のように、米国では個人向けに専門知識をメンバーシップサイトで提供し、小さく始めて大きく成長する企業が増え始めています。

このような事例をヒントにして、あなた自身がメンバーシップサイトを作るとしたら、どのような専門知識をコンテンツとして提供するか、考えてみましょう。

なお、コンテンツを定義したら、実際にどの程度のボリュームのコンテンツを毎月アップデートしていくのか、そのためにどの程度の時間を投資するのかも合わせて検討しておきましょう。

コンテンツホルダーと組んでメンバーシップサイトを作る方法

メンバーシップサイトを運営する場合、もっとも手早く実現できる方法は、あなた自身がコンテンツホルダーとしてコンテンツを提供することです。

しかし、メンバーシップサイトを運営したいと考えても、あなた自身が長期間にわたって継続的にコンテンツを提供する自信がないと、メンバーシップサイトを始めることに躊躇される場合があるかもしれません。

そのような場合でも、あなたに特定の分野での確かな見識さえあれば、他のコンテンツホルダーと組むことによって、プロデューサー的な立場としてメンバーシップサイトを企画・運営することが可能です。

具体的には、あなたがコンテンツホルダー達をとりまとめてコンテンツを提供してもらうことです。

コンテンツホルダーにはレベニューシェアで、毎月の売上から一定のコミッションを受け取ってもらうような形で協力してもらえれば、お互いにWin-Winの関係性が構築できます。

これは、他の人の力を借りながらメンバーシップサイトを運営するためのお勧めの方法です。

先ほどご紹介したメンバーシップサイトも、複数のコンテンツホルダーに協力してもらいながら全体のコンテンツを成立させているものがあります。

自分一人でコンテンツを提供し、さらに長期間にわたってメンバーシップサイトを運営しようと考えると敷居が高く感じられます。

しかし、他のコンテンツホルダーと組むことによって、あなたは顧客管理やマーケティングといった、実務面に力を入れることもできるようになります。

このように、あなた自身が特定のテーマについて一定の見識さえ備えていれば、自分でコンテンツを提供しなくても、会員制コンテンツビジネスを始めて成長させることも可能です。

コンテンツを安定供給できるかが気になってメンバーシップサイトの開始を躊躇してしまう方は、ぜひこのような方法を検討されてみてください。

ステップ2. 収益戦略を立てる

ターゲットとコンテンツを決めたら、次に大切なことが収益戦略を立てることです。

収益戦略とは、あなたがメンバーシップサイトを通して、お客様一人あたりからいくらの費用をいただくか、そしてビジネスを成り立たせるために、どの程度の売上を上げるのかを考えることです。

また、メンバーシップサイト特有の指標が存在しますので、それらの数値をどのくらいに維持すべきかについても考える必要があります。

こちらでは、それらのポイントについてご紹介していきます。

まず、あなたが会員制コンテンツビジネスを始める際には、どのような課金形態を選択するかを考える必要があります。

コンテンツマーケティングのプロフェッショナルである米国のニール・パテル(Neil Patel)氏によれば、一般的な通常のデジタルコンテンツビジネスには、主に3種類の課金形態があるとしています。

1. サブスクリプション(継続課金)モデル

1つ目が、サブスクリプション(継続課金)モデルです。

これは、メンバーシップサイトで採用されるもっとも基本的な課金形態で、主に月会費、年会費の2種類という形で課金をおこなうモデルです。

これは「ペイウォール」方式とも呼ばれています。

「ペイウォール(PAY WALL)」とは無料コンテンツと有料コンテンツの間に課金の壁を設けて、お金を払ってその壁を越えたらコンテンツが視聴できる形式です。

なお、ペイパルなどのクレジットカード決済サービスを利用すると、この課金頻度を四半期に一度、すなわち3ヶ月に1回の頻度や6ヶ月に1回の頻度などで課金設定することも可能です。

この場合、ユーザーはコンテンツにアクセスしようとしたら必ず会費の支払いをおこなう必要があります。

会員制ビジネス-subscription-model-サブスクリプション-モデル-イメージ

出典:QUICKSPROUT 「The Advanced Content Marketing Guide

2. 都度課金(ペイパー)モデル

2つ目が、都度課金(ペイパー)モデルです。

これは、サイト内に掲載するコンテンツひとつひとつに値段をつける方法です。

オーディオやビデオ、PDFレポートなど、それぞれを個別に販売する形ですので、顧客は好きな時に、必要なものだけを選択して購入できます。

このモデルの場合、リピート購入者や、一定期間内で一定以上の金額を購入した顧客をVIP会員に設定して優遇することもできます。

VIP会員には特別な割引率などを設定すると、さらに頻繁にアクセスして購入してくれる可能性が高くなります。

戦略的にVIP会員を増やしてその会員向けにプッシュ型の情報配信やセールスを継続することによって、長期的な売上を増やすことができます。

一般的なメンバーシップサイトの場合、最初から継続課金を販売するのは少し敷居が高い側面もあります。

しかし、単品を販売することなら敷居は低いので、その購入顧客の中から優良顧客だけを選別して会員化し、囲い込む戦略を採用することができます。

 

会員制ビジネス-transaction-model-都度課金-モデル-イメージ

出典:QUICKSPROUT 「The Advanced Content Marketing Guide

3. 計量課金(メーター制課金)モデル

3つ目が、計量課金(メーター制課金)モデルです。

これは全てのコンテンツが有料コンテンツですが、視聴できる本数や時間に制限を設けておき、ある期間において一定数以上からのコンテンツ視聴について課金する方式です。

こちらは、ある本数まではお金を払わなくてもコンテンツが視聴できることから、「ソフトペイウォール」方式とも呼ばれています。

また、いったん課金したらそのまま月会費、年会費のような形で継続課金にするケースが多いのも特徴です。

これは一定量までは無料でコンテンツを視聴してもらえるので、コンテンツの質を判断してから有料会員になってもらうことができるというメリットがあります。

この方式を採用して成功しているのが新聞社や雑誌社などで、一定数の記事までは無料で視聴できるようにしていますが、それ以上は有料会員のみが視聴できる形にしています。

このモデルは2002年にフィナンシャルタイムズが最初に採用し、ウォールストリートジャーナルやニューヨークタイムズが続き、大きな成功を収めています。

会員制ビジネス-meterd-model-計量課金-モデル-イメージ

出典:QUICKSPROUT 「The Advanced Content Marketing Guide

あなたが会員制コンテンツビジネスを展開する際には、これら3つの中から選択することになります。

なお、業種やコンテンツの内容によって条件は変わりますが、初心者の方が最初に取り組みやすいのは、1番目のサブスクリプション(継続課金)モデルです。

この場合、最初からすべてのコンテンツに「ペイウォール」を設けることです。

これは、メンバーシップサイトで得られるメリットやベネフィットは全て独立したセールスレターで説明し、そのセールスレターから申し込みと課金が完了した方だけがコンテンツにアクセスできる方法です。

システム的にもシンプルな方式で、一旦入会したお客様からは継続的にお支払いいただくことができるため、もっともお勧めのモデルとも言えます。

メンバーシップサイトの価格設定

では、仮にあなたが1番目のサブスクリプション(継続課金)モデルを選択したとして、どのような価格を選択するのが良いか考えてみましょう。

これは一概にいくらにすべきだ、ということは言えないのですが、会員がそのサイトから得られるベネフィットの価値から考えてみると良いでしょう。

たとえば、これまでにご紹介したメンバーシップサイトの事例では、以下のような価格設定がされています。

Amazon kindle unlimited・・・月額980円

Audible・・・月額1,500円

Apple Music・・・月額980円

eDiets.com・・・月額9.95ドル(約1,100円)

REFLEXION YOGA・・・月会費9ドル(約990円)

PENCIL KINGS・・・月会費29.95ドル(約3,300円)

Lynda.com・・・月会費19.99ドル(約2,200円)~

これは一般的な価格ですが、即座に金銭的なリターンが見込めない趣味性の高いものについては、およそ月額1,000円前後の価格がつけられることが多いようです。

ただし、その中でも特に専門性が高いものになってくると、月額3,000円~月額5,000円程度の金額になってきます。

また、得た知識やノウハウに対して大きなリターンが得られると予測できるコンテンツテーマに関しては、月額1万円~3万円といった比較的高額な月会費で課金するパターンもあります。

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出典:Wikipedia 「Timothy Sykes

たとえば、投資教育家として有名な米国のティモシー・サイクス氏は、月会費として74.95ドル(約8,200円)と149.95ドル(約16,500円)を課金する会員制サービスを提供しています。

Timothy-Sykes-ティモシー-サイクス-会員制サービス-料金

出典:Timothy Sykes(ティモシー・サイクス) ホームページ

彼は扱う金額が大きい株式投資に関するコンテンツを提供しているので、会員は彼に毎月16,500円を支払ったとしても、株式投資に成功すれば大きなリターンが見込めます。

また、米国のトップマーケターであるニール・パテル氏は、「シークレット・ポータル」というメンバーシップサイトを運営し、45種類のモジュール(単位)、12ヶ月以上にわたるマーケティングプログラムを提供しています。

 

Neil-Patel-ニール-パテル-写真

出典:Neil Patel(ニール・パテル) ホームページ

こちらでは、一括支払いで997ドル(約11万円)、あるいは6ヶ月で月会費297ドル(約33,000円)の価格を用意しています。

Neil-Patel-ニール-パテル-Secret-Portal-シークレット-ポータル-ホームページ

出典:Neil Patel(ニール・パテル) ホームページ

こちらも趣味的なコンテンツより遥かに高額ですが、彼はマーケティングに関するコンテンツを提供しているため、顧客はこのノウハウで業績が伸びればすぐにでも投資金額が回収できます。

以上のように、投資やマーケティングのようなコンテンツであれば、少し高めの価格設定をしてもそれ以上の価値を提供できると、「費用対効果に合う」と判断してもらうことができます。

これらの情報をヒントにして、あなたが展開するメンバーシップサイトの会費をいくらに設定するか、考えてみましょう。

なお、実際にメンバーシップサイトの値決めをする前に、あなたがターゲットとする顧客層に対して、実際にアンケートをとってみることも良いでしょう。

メンバーシップサイトを維持できるだけの最低限のマージンを確保しながらも、お客様にとっても「この金額なら継続的に支払っても良い」と思えるだけの「価格のスイートスポット」を探し出すことはとても大切です。

収益戦略で重要な指標

なお、メンバーシップサイトの場合、売上=会員数×月会費(年会費)単価の合計になるため、売上はシンプルに計算が可能です。

しかし、収益戦略上で重要になってくるのが、以下の4つの数値です。

あなたがメンバーシップサイトを運営するなら、これらの数値には常に意識を払っておく必要があります。

当月入会者数

これは、その月に入会してくれた顧客の数になります。

当然ながら、この数が多ければ多いほどメンバーシップサイトは成長していきますので、この数値を増やすことは最優先課題だと言えます。

当月退会者数

これは、その月に退会した顧客の数です。

この数が多ければ多いほど、メンバーシップサイトの規模は縮小していきます。

リテンション率(既存顧客維持率)

メンバーシップサイトを運営する上で重要となるのが、こちらのリテンション率です。

「リテンション(retention)」とは顧客保持や継続を意味する言葉で、この割合が高ければ高いほど、顧客がサービスに満足し、継続することを選択してくれていることになります。

リテンション率は、特定期間において、継続顧客数を新規顧客数で割りこむことで計算できます。

リテンション率(既存顧客継続率)=(継続顧客数÷新規顧客数)×100

たとえば、あなたがメンバーシップサイトを開始して、最初の1ヶ月目で100人の会員を獲得し、2ヶ月目は90人が継続利用してくれたとします。

その場合は、90÷100×100=90%となるので、リテンション率は90%と言えます。

これは、月単位や年単位で計算すると、大まかにどのくらいの割合で継続されるのかの統計が分析できます。

仮にこのリテンション率が50%といった低い数値の場合は、サービスの内容や価格設定が顧客の求めている期待とずれている可能性があると判断できます。

リテンション率が50%になると、前月までの顧客の半分が翌月には退会してしまうことになります。

これでは、どれだけ新規入会者数を増やしても一向に積み上げ数が増えないので、メンバーシップサイトを運営するメリットが半減してしまいます。

一般的に、新規顧客に入会してもらうことは、既存顧客に継続利用してもらうことの6倍から7倍のコストがかかる、と言われています。

そのため、いかに入会してくれた顧客に満足してもらい、サービスを継続してもらえるかどうかは、とても大切になります。

ひとたびメンバーシップサイトを始めたら、このリテンション率を高く維持できるよう工夫してみましょう。

退会率

退会率とは、上記のリテンション(既存顧客継続)に対して、退会する人の割合を示す数値です。

これは、以下の計算式で表せます。

退会率=(1-継続顧客数÷新規顧客数)×100

この数値を低くするためには、何より、リテンション率を高めることが大切になります。

リテンション率と退会率はつながっているので、毎月の新規入会数と同じくらい意識すべき数値と言えます。

以上のような数値を理解できれば、年間のおおよその予算計画が立てられます。

リテンション率も仮定して設定した上で、メンバーシップサイトを開始してから1年でどのくらいの顧客数を増やし、どのくらいの売上が得られるのか、予測を立ててみましょう。

この予算計画を作る過程で、後述するマーケティング費用や、運営コストといった費用も組み入れて計算してみると、具体的にメンバーシップサイトを運営した最終利益の仮説も立てることができます。

ステップ3. メンバーシップサイトを構築する

ステップ2までで、誰にどんなコンテンツを提供するかが決まり、かつ会費の金額や年間売上予算が決められたはずです。

ここまでが実現できたら、いよいよメンバーシップサイトを構築していきます。

なお、メンバーシップサイト自体の技術的な開発方法については、ワードプレスを使って開発するなど専門的な知識が必要になりますので、こちらでの解説は割愛させて頂きます。

しかし、あなたがメンバーシップサイトを構築する上で最低限このような仕様は考慮した方が良い、といった9つのポイントをお伝えしていきますので、仕様設計をする際の参考にされてみてください。

1. コンテンツのストリーミング視聴に対応している

まず、あなたのメンバーシップサイトにログインすると、動画コンテンツや音声コンテンツがストリーミング視聴できるようにしておく必要があります。

こちらはREFLEXION YOGAの動画コンテンツですが、各コンテンツをクリックするとストリーミング視聴できるようになっています。

会員制ビジネス-REFLEXION-YOGA-リフレクション-ヨガ-ビデオ-ストリーミング-ページ

出典:REFLEXION YOGA 「Power Yoga」

現在、海外のメンバーシップサイトで主流の価値提供手段は、動画や音声コンテンツになります。

そのため、インターネットがつながっていれば、メンバーシップサイトにアクセスするだけでコンテンツが視聴できることが大切になります。

2. コンテンツがダウンロードできる

お客様によっては、ネットがつながっていないオフライン環境でも快適にコンテンツを視聴できるよう、お客様自身のデバイスにダウンロードして視聴したいというニーズもあります。

会員制ビジネス-ビデオ-イメージ会員制ビジネス-MP3-イメージ

そのため、ストリーミングだけでなく、ダウンロードができるようにしてあると、よりお客様が利用しやすいサイトになります。

もちろん、会員以外の第三者への譲渡防止のために敢えてストリーミングのみにする方法もありますが、最近では動画や音声コンテンツのダウンロードができるサイトが増えています。

そのため、できればダウンロードできるようにしておくと良いでしょう。

3. ID・パスワードを自動発行できる

メンバーシップサイトは、お客様がセールスページから申し込みをして決済が完了次第すぐに、コンテンツ視聴用のID・パスワードが発行されるようにしておく必要があります。

具体的には、クレジットカード決済の完了をトリガーとして、決済済みの顧客にID・パスワード情報が自動でメールされる機能を設定する必要があります。

また、入会されたお客様のタイミングごとに視聴権限を設定し、それぞれの会員レベルに応じて見せるコンテンツ(動画など)を制御する必要があります。

具体的には、ゴールドメンバー、シルバーメンバー、プラチナメンバーといった定番の会員レベルだけでなく、1ヶ月目会員、2ヶ月目会員など、会員の参加期間に合わせた会員レベル設定ができると理想的です。

これらの機能はシステム側で顧客データベースとの連携が必要になりますが、設定を手動でおこなうのは大変手間がかかるので、ぜひ実装したい機能になります。

4. 課金を自動化できる

メンバーシップサイトの月会費や年会費の決済は、毎月、毎年継続して支払っていただく必要があるので、クレジットカード決済で支払っていただくのが一般的です。

なお、クレジットカードを利用して継続的な決済を可能にするために最もお勧めの手段は、ペイパルです。

PayPal-ペイパル-ホームページ

出典:PayPal(ペイパル)

ビジネスアカウントでカード決済を受け付ける場合、ペイパルは継続的な定期決済が可能な上、決済手数料も1取引あたり3.6%+40円~(※)と、業界内でも安価な水準です。

また、ペイパルアカウント内の口座から自社の銀行口座までの引き出し期間が通常3~6営業日以内(※)と短いため、できるだけ早く手元に現金を回収できる点が優れています。
(※2018年4月現在)

一般的なクレジットカード決済企業の場合、売上金額が自社の銀行口座に振り込まれるのは当月末締めで翌月や翌々月支払いとなる場合が多いものです。

そのため、この点は大きなメリットだと言えます。

なお、メンバーシップサイトにおける決済方法については、あえて銀行振込での受付を用意せず、クレジットカードのみで月会費、年会費を支払っていただく、という方法を選択することができます。

メンバーシップサイトにおいて、月会費を銀行振込で対応することは事務作業が膨大になるので、現実的ではありません。

銀行振込の場合、入金確認から視聴権限設定までを完全自動化することはできず、どうしても人的な対応が必要になってくるからです。

ペイパルのような課金システムと連携させている場合は、決済失敗者に対して自動的に、あらかじめ決めた回数まで自動的に未請求分を含めて繰り返し請求をかけてくれます。

そして、こちらをシステム化しておけば、決済が失敗している間は視聴権限を外し、決済が成功した瞬間から視聴権限を戻すことも可能になりますので、自動化ができます。

なお、クレジットカードの持ち合わせがなく、どうしても銀行振込を希望されるお客様が多くいる場合は、年会費のように1年に1回の取引機会であれば対応できる可能性は高くなります。

5. 会員管理機能を備えている

どの会員が何の会員レベルを保有しているのかなどの状況や、個別に会員レベルを追加・削除したりなど会員の状況把握やステータス変更をするためには、この会員管理機能が必要です。

そして、当月のアクティブ会員数や入会者数、退会者数はどうなっているのか、そのような傾向が一目瞭然で分かるようにしておくことは大切です。

たとえば、以下は弊社のメンバーシップサイトの会員管理機能におけるレポートの一部で、メンバーシップサイト初期の会員数の増加数を表示しています。

メンバーシップサイト-会員数-増加-レポート

こちらは「会員数」の他に「入会者数」や「退会者数」も分析が可能です。

このような機能があると、リテンション率や退会率なども容易に計算ができるようになります。

6. 「定期アップグレード」が実施できる

「定期アップグレード」が実施できると、とても便利になります。

こちらの「定期アップグレード」とは何かについて解説します。

たとえば、あなたが6枚のDVDからなる動画講座を作成したとします。

今までなら、その6枚のDVDを一括で販売するか、一枚ずつ別々に販売するか、この2通りぐらいしか方法がなかったのではないでしょうか。

メンバーシップサイトなら、サイト上で6枚のDVD動画コンテンツを1枚目から順に、1ヶ月毎や1週間毎に公開することが可能です。

その公開スケジュールは全てシステムが管理しますから、7月1日に会員になったお客様にも、8月10日に会員になった人にも一つ目の動画から順に公開することができるのです。

これは、デアゴスティーニ社の分冊販売やステップメールと同じことが実現可能になるということを意味します。

つまり、この「定期アップグレード」を実施することで、会員として在籍している期間に応じて、見せるコンテンツ(動画など)を変えることができるようになるのです。

メンバーシップサイトなら、6枚のDVDからなる動画講座を6ヶ月間の動画講座として、1ヶ月毎に新しい動画を公開していくという新しい販売方法を選択することができるようになります。

そして、この販売方法を採用すれば、1ヵ月目はお試し価格で販売することも可能になります。

また、従来型のニュースレターなど会員制の情報提供サービスでは、過去に作成したコンテンツを活用することは非常に困難でしたが、定期アップグレード機能を使えば、過去に作成したコンテンツが無駄になることはありません。

このように、「定期アップグレード」が実現できれば、今までの枠にとらわれない、新しい時代に適応した販売手法を活用することができるようになります。

なお、こちらは弊社のメンバーシップサイトにおける管理画面です。

メンバーシップサイト-管理画面-定期アップグレード

ご覧の通り、「定期アップグレード」を可能にする機能が画面に表示されています。

7. FAQ(よくある質問と回答)が充実している

FAQ(よくある質問と回答)をきちんとカテゴリ分けして、あらかじめ頻繁に質問される内容について丁寧な回答を用意しておくと、お客様からの質問の回数が減ります。

たとえば、こちらは前述したeDiets.comのFAQです。

会員制ビジネス-eDiets.com-イーダイエットドットコム-FAQ-ページ

出典:eDiets.com 「FAQ」

膨大なデータベースから、会員の質問に的確に答えられるよう準備されています。

また、こちらで解決できなかった場合にサポート宛ての連絡先も明記されています。

なお、お客様からの質問については実際にスタッフが対応する必要がありますので、FAQを充実させておくことは会員制コンテンツビジネスの効率化を進める上で大切なポイントです。

それは、模範的な回答があればあるほど、お客様から質問される回数も少なくなるためです。

FAQでは、テキスト文章で説明しにくい部分については、動画を使うこともお客様の理解を深める上で有効な方法です。

最近は、「Camtasia(カムタジア)」のように、自分でPCの画面を録画できるソフトもたくさんあります。

そのようなソフトを活用して、たくさんの動画を用意しておくことも有効と言えます。

8. 会員向けのお知らせ機能がある

会員制ビジネス-イメージ-メール-お知らせ

会員向けに、お知らせをサイト上に表示したり、そのお知らせをメールで通知できる機能があると理想的です。

コンテンツのアップデートや重要なお知らせを行いたいときに、この機能は役に立ちます。

また、そのお知らせはサイト内の受講者毎の「お知らせページ」とメールの両方で通知されると、大切なメッセージが決して見逃されることはありません。

9. モバイルデバイスに対応している

コンテンツの種類にもよりますが、メンバーシップサイト自体がモバイルに対応していることは非常に重要です。

モバイルデバイスとは、具体的にはスマートフォンやタブレットのことを指します。

そして、モバイルデバイスに対応するとは、視聴画面をレスポンシブデザインにするか、あるいはモバイル専用の表示画面に自動変換されるようにする、ということです。

会員制ビジネス-REFLEXION-YOGA-リフレクション-ヨガ-レスポンシブ-サイト

たとえば、前述してご紹介したREFLEXION YOGAではヨガのオンライン学習が可能ですが、パソコン画面を見ながらヨガのエクササイズをおこなう会員は少ないのではないでしょうか。

おそらく、自宅のフロアなどで、持ち運びが自由なスマートフォンやタブレットの画面を見ながらヨガに取り組む方が多いと考えられます。

実際に、REFLEXION YOGAのサイトは以下のようにレスポンシブデザインで作られており、モバイル対応がされています。

会員制ビジネス-REFLEXION-YOGA-リフレクション-ヨガ-モバイル-サイト

出典:REFLEXION YOGA

机の上でメモを取りながら学習することが多いと考えられるようなコンテンツについては、PC対応のみのメンバーシップサイトでも構わないかもしれません。

しかし、世の中は今後ますますモバイル化が進むと予測されますので、このモバイル対応はできるようにした方が利用しやすいサイトになるでしょう。

開発コストの問題もあると思いますので、あなたのコンテンツのジャンルに応じて、モバイル対応の実装を検討されてみてください。

なお、メンバーシップサイト成功の秘訣は、「自動化できる部分は極力自動化する」ことです。

これが運営コストを最小限に抑え、最少人数のスタッフで利益率高い会員制コンテンツビジネスを長期的に成功させる秘訣になります。

メンバーシップサイトは、小さく始めて、時間をかけながら大きく成長させることが大切です。

おそらく最初から何人もの専任スタッフを雇うような人的リソースやコストを十分に備えることは難しいはずです。

そのためにも、最初から「システムが対応できる部分は全てシステムに対応させる」といった形で、自動化の仕様を組んでいくことが重要です。

ぜひ、こちらで解説した事例を参考にして、あなたオリジナルの仕様を考えてみてください。

なお、弊社では、独自に開発した「メンバーシップサイト・システム」というシステムをご用意しています。

これは、米国で主流になっているメンバーシップサイトと全く同じような機能が利用できる最先端のシステムとなります。

成功するメンバーシップサイトを運営するための基幹システムを検討されている方は、ぜひこちらから詳細をご覧になってみてください。

会員制ビジネス-メンバーシップサイト-システム-サービス-ホームページ

出典:メンバーシップサイト・システム

会員制コンテンツビジネス成功の2つのポイント

メンバーシップサイトが構築できたら、あなたが焦点を当てるべきポイントは以下の2点になります。

第1に、お客様と取引を開始していただくこと

第2に、お客様が満足する価値を提供し、サービスを継続いただくこと

第1のポイントは、新規入会者数を増やす、ということです。

第2のポイントは、退会率を減らし、リテンション率を高く維持する、ということです。

非常にシンプルなのですが、これがメンバーシップサイト運営成功の本質であり、原則になります。

なお、リテンション率を高く維持する上でもっとも大切なことは、お客様が求めるコンテンツの質を高く維持することです。

また、入会者に限定して、メンバーシップサイト内かFacebookのようなSNSのグループ機能にてコミュニティを設けて、会員同士の横つながりを維持することも、大切になります。

新規入会者数を増やす上で有効な方法は2つあります。

第1に、メールマガジンを使った方法です。

これは、メールマガジンを配信できるハウスリストを保有している方に向いています。

もし毎月の月末にコンテンツを更新するとしたら、その月末が当月テーマの入会期限になります。

そのため、月初から徐々にそのコンテンツのメリットやベネフィットを周知していき、最終的な締切日である月末に向けて申し込みしていただくよう促していきます。

その場合、セールスページにはタイムカウンターを設置して、期限を訴求すると良いでしょう。

この方法は、プロダクトローンチの中でもハウスリスト向けに行われる「インターナルローンチ」と呼ばれる手法になります。

ハウスリストをもっている方であれば、この方法でどの程度の反応が生まれるのか、テストすることも可能です。

もちろん、ブログやFacebookのようなソーシャルメディアでトラフィックを集めることもできますので、まだハウスリストを保有していない方であればそれらを活用することでトラフィックを集めることもできます。

ただし、セールスの際にもっとも効果を発揮するのはメールマガジンです。

それは、ソーシャルメディアが待ちの姿勢であるプル型メディアなのに対して、メールマガジンは直接お客様のもとにメールという形で情報を届けられるプッシュ型メディアだからです。

そのため、初心者の方で、まだハウスリストを保有していなければ、次の第2の方法をお勧めします。

それが、「エバーグリーン・ウェビナー・ローンチ」です。

この方法は、複数のステップメールとウェブ上のセミナーであるウェビナーを使いプロダクトローンチの期限訴求のメリットを存分に活かしつつ、24時間・365日、継続的に販売できる方法です。

こちらは実際に弊社が「ウェビナー・マスター・システム」というシステムを開発し、私自身がマーケティングで採用した上で、その効果性を証明しています。

メンバーシップサイトの新規入会者数を増やす上でこの方法を採用すると、たくさんの「見込み顧客リスト」を集めながらも、同時に期限性を訴求したセールスが可能になります。

販売単価やセールス内容によっても結果は異なりますが、一般的なメンバーシップサイトのマーケティングであれば、ウェビナー視聴者の5%~20%程度の成約率が期待できます。

これは見込み顧客のメールアドレスを大量に集めながらも、同時に新規入会者数を増やしてマネタイズすることができるので、大変お勧めの方法です。

特にFacebook広告などで毎日一定のトラフィックを集めるよう設定できれば、常に一定の確率で安定的に入会者を増やすことが可能です。

なお、エバーグリーン・ウェビナー・ローンチの詳細は、本ブログの「【保存版】エバーグリーンローンチで売上を上げる14ステップと実例」でも解説していますので、あらためてご覧になってみてください。

以上、本記事では、会員制コンテンツビジネスの始め方として、メンバーシップサイトをスタートさせるための具体的なポイントをご紹介しました。

ぜひあなたの新たな収益を増やす上で、参考にされてみてください。

まとめ

本記事では、会員制コンテンツビジネスの始め方として、メンバーシップサイトを開始するために大切な3つのステップについて解説しました。

メンバーシップサイトは、あなたに安定的な継続収益をもたらしてくれるストック型ビジネスとして、大きな役割を果たしてくれます。

また、会員制コンテンツビジネスは、今後の時流に沿っています。

前述したジュニパーリサーチが発表した通り、全世界のデジタルコンテンツ市場は、2019年までに1,540億ドル(1ドル110円として約16兆9,400億円)の規模まで成長する見込みが立っています。

これは、2014年から2019年までの5年間で約60%増しの大きな成長市場になることを意味しており、さらに需要が多くなるジャンルでもあります。

今、個人が様々な専門知識やノウハウをオンライン上で学習したいという、新たな教育産業が成長しようとしています。

その時流に乗り、あなたが大きな収益を得るためにも、この会員制コンテンツビジネスとしてのメンバーシップサイト運営は大きな魅力があります。

ぜひこのタイミングで、メンバーシップサイト運営に取り組まれてみてはいかがでしょうか。

本記事でお伝えした3ステップを検討していただければ、あなた自身、あるいは他のコンテンツホルダーをプロデュースする形で魅力的なメンバーシップサイトを構築できるはずです。

なお、本記事のテーマに興味をお持ちいただけたなら、ぜひ以下の記事もお読みになってみてください。

【保存版】継続課金メンバーシップサイトの作り方と成功の7ステップ

2時間で5,364万円を販売した、売れるウェビナーの作り方21ステップ

【保存版】エバーグリーンローンチで売上を上げる14ステップと実例

きっと、あなたのお役に立てるはずです。

最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。

小谷川-拳次

リードコンサルティング株式会社
代表取締役 小谷川 拳次

※本記述の無断転載・転用を一切禁止します
Copyright (C) Lead Consulting Co., Ltd. All Rights Reserved.

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52件のコメント

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小谷川 拳次

小谷川 拳次

リードコンサルティング株式会社 代表取締役

ネット集客のエキスパートとして、累計300社以上の企業に対してネットマーケティングに関するコンサルティングを行っている。売上向上の成功を望む数多くの企業に対して「集客参謀」の役割を担う。 SEOやGoogleアドワーズ等のキーワード広告を用いた集客方法に加え、FacebookやTwitter、ブログ、YouTubeといった最先端のソーシャルメディアを駆使した集客方法を得意とする。 現在、国内における「ソーシャル・レスポンス・マーケティング」の第一人者として活躍している。全国の商工会議所、企業における講演実績多数。 著書に「小さな会社がお金をかけずにお客さまをガンガン集める方法」(中経出版)、「Facebookでお客様をどんどん増やす本」(中経出版)、「電子書籍を無名でも100万部売る方法」(東洋経済新報社)がある(本書はキンドルストアヒット商品ランキング4位を記録)。その他にも10冊の電子書籍の出版を行っている。

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