売れるウェビナーを作りたい方必読!4つの統計と9つの具体的方法
あなたは「ウェブ上のセミナー」である「ウェビナー」(Webinar)を実施してプロモーションをおこなってみたものの、実際にどの程度の登録率や視聴率を目安にすればよいか悩んでいませんか?
実際にどのくらいの人がウェビナーに参加してくれ、どのくらいまでウェビナーを視聴してくれるかは、気になるポイントです。
同様に、あなたはウェビナーを改善するためのポイントがわからず、迷いを感じていることはありませんか?
実は、日本よりもウェビナーに関して先を歩んでいる米国では、ウェビナーに関する統計情報が発表されています。
そこで本記事では、すでに米国で公開されている重要な統計情報をご紹介します。
こちらをお読みいただければ、誰でも簡単にウェビナーの「平均登録率」「平均参加率」「平均視聴時間」「平均コンテンツ消費率」といった4つのエンゲージメント指標を理解し、どのような数値目標を目指すべきかわかるようになります。
加えて、米国のマーケティング会社であるコンテンツ・マーケティング・インスティテュート(Content Marketing Institute)や、米国の著名なマーケターであり、ウェビナープロモーションを得意としているニール・パテル(Neil Patel)氏、コンテンツマーケティングの調査ツールであり、コンテンツ拡散に影響力をもつインフルエンサーなどを分析できるバズスーモ(BuzzSumo)が公開しているデータもお伝えします。
ウェビナーはウェビナー参加(登録)の成約率を高める施策をおこなったうえで、ウェビナーへのトラフィックを効率よく集めることで、結果的に売上を増大させることが可能です。
そのため本記事では、ウェビナー参加(登録)に関する成約率を高めるための「ウェビナーへの参加数(登録数)を増やす方法」と併せて、ウェビナー集客に関する成約率を高めるための「ウェビナーへのトラフィックを集める方法」もご紹介します。
本記事をお読みいただいたあとには、あなたは効果的なウェビナー運営や最適化のポイントが理解できるようになります。
もしもあなたが売上に直結する効果的なウェビナー運営を目指しているなら、ぜひ、こちらでご紹介するウェビナー最適化のポイントを実践してみてください。
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目次
ウェビナーが売上に貢献する理由
本記事のテーマは、「売れるウェビナーを作りたい方必読!4つの統計と9つの具体的方法」です。
ウェビナーとは、ウェブ上でおこなわれるセミナーのことです。
現在、米国のネットマーケティングにおいて、ウェビナーは欠かせないプロモーション手法になってきています。
B to C のプロモーションはもちろん、B to Bでも活用され、すでにマーケターやビジネスオーナーはウェビナーの大きな効果を実感するようになっています。
1. コンテンツ・マーケティング・インスティテュートの事例
米国のマーケティング会社であるコンテンツ・マーケティング・インスティテュート(Content Marketing Institute)が報告した調査結果によれば、米国の60%以上ものコンテンツマーケターが、マーケティング戦略の一環としてウェビナーを積極的に導入しているそうです。
出典:Content Marketing Institute『New B2B Content Marketing Research: Focus on Documenting Your Strategy』
日本でも、コンテンツホルダーを中心として、ウェビナーを使ったプロモーションを目にする機会が多くなってきました。
また、スポットのライブ型ウェビナーはもちろん、先進的な方を中心に、24時間365日間、自動的にプロモーションがおこなえるエバーグリーン型ウェビナーを利用する方も徐々に増えてきているようです。
海外では、ウェビナーは「洗練されたコンテンツマーケティングの一形態」と呼ばれており、一般的な販売よりも成約率が高く生まれる傾向があります。
2. ニール・パテル氏の事例
米国の著名なマーケターであり、ウェビナープロモーションを得意としているニール・パテル(Neil Patel)氏は、「極めて保守的な数値でもウェビナー視聴者の5%は成約する」と述べています。
ここで、彼がユニークなウェビナープロモーションを展開して成功した実績をご紹介します。
彼は自身の「キス・メトリクス(KISSmetrics)」という顧客分析に特化した解析ツールを開発し、そのプロモーションのためにウェビナーを活用しました。
出典:KISSmetrics
このプロモーションの事例では、なんと77ものウェビナーをキス・メトリクスのウェブサイトに掲載し、訪問した誰もが視聴できるようにしました。
出典:KISSmetrics
77ものウェビナーというだけでも驚くべきボリュームなのですが、さらに、それぞれが秀逸なテーマでした。
たとえば、「インターネット上の見込み顧客を成約させる方法」といったように、ネットマーケティングに興味がある人なら誰もが観たいと思う録画版のウェビナーを77も用意したのです。
これらのウェビナータイトルのサムネイル画像をクリックすると、以下のように細かい情報を登録する必要があります。
これは、見込み顧客を集めるうえでは最高のコンテンツマーケティングになります。
出典:KISSmetrics
結果的に、この77ものウェビナーシリーズをウェブサイトに掲載したことによって、彼は1,638,000ドル(約1.8億円)もの収益を得たそうです。
このプロモーションを始めたとき、77ものウェビナーに、155,386人が登録してくれたそうです。
そのうち、約半数である74,381人が実際にウェビナーに参加してくれ、結果的に16,394人が申し込みをしてくれたそうです。
これは実に、ウェビナー参加者から22%もの成約につながったことになります。
なお、ニール・パテル氏は個人として秀逸なマーケターですが、B to B 向けの大企業でも、同じような統計が証明されています。
たとえば、著名なコンピュータ・ソフトウェア会社であるアドビシステムズ(Adobe Systems)は、「平均してウェビナー視聴者から19%の成約が生まれる」と報告しています。
3. バズスーモの事例
また、コンテンツマーケティングの調査ツールであり、コンテンツ拡散に影響力をもつインフルエンサーなどを分析できるバズスーモ(BuzzSumo)は、「平均してウェビナー視聴者の20%が有料顧客に転換する」と述べています。
出典:BuzzSumo
海外の統計からも、秀逸なウェビナーであればB to C、B to Bに関わらず、対視聴者ベースで成約率は20%前後生まれる、というのが定説になっています。
このように、ウェビナーにはビジネスの収益性を高めるうえで多くの可能性があります。
なお、日本では、まだウェビナーは多くの人が実践している方法ではありません。
そのため、早目にウェビナーをプロモーション戦略の中心に据えることで、あなたのビジネスの収益性を高くすることができます。
ウェビナーは新しい手法ですので、時間の経過とともに次々と効果的な方法が生まれてきます。
このような新しい手法はすぐに試していくことで、より成果につながりやすくなります。
本記事でご紹介する情報は、あなたのウェビナーですぐに実践いただける内容になっています。
ぜひ、あなたのビジネスの売上を伸ばすために活用してみてください。
あなたのウェビナーを最適化する3つのヒント
こちらでは、あなたのウェビナーを最適化するために必要な3つのヒントをお伝えしていきます。
最初に、日本よりも先を歩んでいる米国のウェビナー統計情報について、アドビシステムズの事例をご紹介します。
ライブ型ウェビナー、エバーグリーン型ウェビナーのいずれかを開催する場合、実際にどのくらいの人がウェビナーに参加してくれ、どのくらいまでウェビナーを視聴してくれるかは、気になるところです。
この点については、次に述べるとおり、専門家による統計が発表されています。
1. ウェビナーエンゲージメントに関する統計
出典:Adobe Connect Blog 『Webinar engagement by numbers』
ウェビナーマーケティングのエキスパートであり、アドビシステムズのマーケティングを担当するシェルビー・ブリットン(Shelby Britton)氏によると、以下のような統計が分析されています。
ウェビナーの平均登録率は51%
ウェビナーオプトインページに来訪した人の平均登録率は51%近くあるそうです。
これは一般的な数値から考えると極めて高い登録率です。
ここで大切な要素が2点あります。
1つは、ウェビナーイベントの説明が参加者の期待に沿うものであること、そしてもう1つは、登録フォームの長さや項目数です。
たとえば、来訪者が求める期待にぴったりの訴求がされていて、なおかつ登録フォームがメールアドレスのみ、といったシンプルな形であれば実現可能な数字だと考えられます。
出典:Adobe Connect Blog 『Webinar engagement by numbers』
ウェビナーの平均参加率はページ来訪者の36%(ウェビナー登録者に対しては70%)
次に、ウェビナーオプトインページに来訪した人から実際のウェビナー参加率は36%になるそうです。
これは、実際にはオプトインした人の70%がウェビナーに参加して、視聴することを意味しています。
シェルビー・ブリットン氏によれば、この数値はほとんどのウェビナープログラムのベンチマーク(基準)となるような統計だそうです。
この数値は、ウェビナーとGoogleカレンダーのようなカレンダー機能との連携がされているか、リマインダーメールをいつ何本送るかによっても変わるようです。
シェルビー・ブリットン氏の場合、カレンダー機能との連携に加えて、1日前、そして1時間前のリマインダーメールを設定しているそうです。
また、スパムフィルターにかかるリスクを減らすためにも、HTMLメールではなく、テキストメールで送信しているようです。
なお、参加率については統計によって諸説あり、ウェビナーのホスティングサービスをおこなっている米国企業のレディ・トーク(Ready Talk)によれば、ウェビナーの平均参加率は登録者の40%~50%というデータも報告されています。
出典:Ready Talk 『Benchmarking Webinar Best Practices: In-Event [Infographic]』
よって、少し変動幅が大きくなりますが、最低でも40%、最高でも70%程度の範囲で考えておくとよいでしょう。
ウェビナーの平均視聴時間は54分(平均最終視聴率は90%)
次に、ウェビナーの平均視聴時間は54分だったそうです。
出典:Adobe Connect Blog 『Webinar engagement by numbers』
この統計分析の対象となるウェビナーはすべて60分だったようですので、実際にはウェビナーの平均最終視聴率は90%だったことになります。
これは極めて高い数値ですが、そのウェビナーのトピックや講師自身が参加者にとって興味深いものであれば実現可能なようです。
弊社のエバーグリーン型ウェビナーシステムにもとづいた統計によれば、エバーグリーン型ウェビナーの場合は、平均最終視聴率は90%まで高くなく、約60%という数値がわかっています。
そのため、エバーグリーン型ウェビナーの場合は、完全なライブ型よりも最終視聴率は下がる傾向があるようです。
なお、ライブ型ウェビナーであれば、ウェビナー終盤のQ&Aセッションまで待っていてもらえるかどうかの影響も受けるそうです。
これは、ウェビナー終盤においてQ&Aセッションとして双方向性のコミュニケーションがあることを前面に打ち出せば、最後まで視聴してもらいやすくなることを意味しています。
ウェビナーの平均コンテンツ消費率は91%(ライブ36%・リプレイ55%)
最後に、ウェビナーの平均コンテンツ消費率は、以下のように分かれていたそうです。
出典:Adobe Connect Blog 『Webinar engagement by numbers』
特定日に開催されるライブでのウェビナー参加率は、前述したように36%になっています。
しかし、録画されたウェビナーの再放送である「リプレイ」については、55%もの視聴者がウェビナーを観ていることになります。
このリプレイを含めると、結果的に登録者の91%がウェビナーコンテンツを視聴していることになります。
逆に、リプレイの案内がない場合は、登録者の36%のみしかウェビナーを視聴しないことになるため、リプレイの重要性が理解できます。
それでは、これらの数値をまとめてみましょう。
- ウェビナーの平均登録率は51%
- ウェビナーの平均参加率はページ来訪者の36%(ウェビナー登録者に対しては70%)
- ウェビナーの平均視聴時間は54分(平均最終視聴率は90%)
- ウェビナーの平均コンテンツ消費率は91%(ライブ36%・リプレイ55%)
このような統計を考慮すると、ウェビナーの成約率から逆算して、あなたのウェビナーにどのくらいの人数を集めればよいのかが計算できるようになります。
おおよその指標として、参考にしてみてください。
2. ウェビナーへの参加数(登録数)を増やす方法
本ブログでは、過去に「2時間で5,364万円を販売した、売れるウェビナーの作り方21ステップ」の記事で、効果的なウェビナー構成の作り方として、以下の「ウェビナー・セールス・フォーミュラ」をご紹介しました。
出典:『売れるウェビナーの作り方21ステップ-2時間で5,364万円を売り上げた方法』小谷川 拳次(著)
この21のフレームワークに従えば、商品購入に関して成約率の高いウェビナーを作ることが可能です。
もしもあなたが見込み顧客にとって魅力あるウェビナーを作ることができれば、対視聴者ベースで20%ほどの成約率が期待できるでしょう。
そこで、次に大切なことは、そのウェビナーを視聴してくれる人を増やすことです。
そのために大切なことが、下記の2点になります。
- ウェビナーへの参加数(登録数)を増やすこと
- ウェビナーへのトラフィックを集めること
ウェビナーオプトインページの成約率が高ければ、ウェブサイトに来訪してくれた人を逃す確率を下げ、より効率的に集客できるようになります。
また、そもそも、そのウェビナーオプトインページへのトラフィックが少なければ、せっかく登録の成約率が高くても、ウェビナー視聴者の絶対数を増やすことができません。
よって、これらの数を増やすために大切なヒントを順番にお伝えしていきます。
まずは、ウェビナーへの参加数(登録数)を増やす方法をご紹介します。
ウェビナーオプトインページでの登録率を高め、ウェビナーへの参加数(登録数)を増やすためには、いくつかの方法があります。
1. ウェビナー視聴特典をつける
ウェビナーの登録率を高め、さらに最終視聴率を増やす方法があります。
それが、ウェビナーオプトインページに「ウェビナー視聴特典」を提示する方法です。
これは、ウェビナーを最後まで視聴した場合のボーナス特典とも言えます。
この場合、ウェビナーオプトインページに「ウェビナー視聴特典」を設置し、ウェビナーの冒頭で、最後まで視聴した方限定で特典を差し上げることを訴求します。
ここで、弊社のウェビナー事例をご紹介します。
こちらでは、ウェビナーオプトインページにて、ウェビナーに登録してくれたら「ウェビナー絶対成功の21のフレームワーク」をプレゼントすることをヘッドバナーの下に記載しておきます。
そして、ウェビナーの冒頭にて、最後まで視聴した方限定で、特典を差し上げる旨を告知します。
こちらが、実際のウェビナー視聴画面の最終部分で自動的に表示される特典ダウンロードリンクになります。
弊社のこちらのウェビナーの場合、ウェビナーの総尺は1時間28分16秒ですが、この特典ダウンロードリンクは1時間27分23秒時点で表示させるようにしています。
特典はここまで視聴した方でないと受け取ることができないため、この特典に価値を見出している方にとっては、最後まで視聴するための大きな動機になると考えられます。
弊社の統計によれば、このウェビナー視聴特典が訴求されるだけでも、それがない場合と比較して、最終視聴率は20%ほど変わってくることがわかっています。
よって、ライブ型、エバーグリーン型ウェビナーのいずれのパターンでも、視聴特典をつけたほうがよいでしょう。
なお、ウェビナー視聴特典は、PDFレポートのような容易にダウンロードできるデジタルコンテンツがおすすめです。
2. マルチプル・リマインダーを送る
現代社会は、誰もが非常に多忙になっています。
いくらあなたのウェビナーに強い興味を感じて登録しても、ついついウェビナーの視聴を忘れてしまうことがあります。
先ほどご紹介したデータで、平均ウェビナー参加率は最低でも40%程度ということをお伝えしました。
この場合、まさに60%もの登録者がウェビナーを忘れてしまったり、それ以外の用時を優先してしまった可能性を意味します。
そこで大切なことが、「マルチプル・リマインダー」を送ることです。
マルチプル・リマインダーとは、ウェビナー開催前の適切なタイミングで、複数のリマインドメールを送ることです。
一般的には、下記の頻度におけるリマインドメールは最低限必要とされます。
- 開催1週間前
- 開催1日前
- 開催1時間前
しかし、万全を期すのであれば、さらに多くのリマインドメールを送ることをおすすめします。
たとえば、上記に加えて、開催3日前、開催2日前、開催日の朝6時、開催3時間前、といった具合です。
なお、リマインドメールは、単に告知の案内だけをおこなうと、頻度が多いほどメールを解除されるリスクも生まれます。
そこで大切なことが、あなたのメールにウェビナーの期待感を高めるような案内を記載しておくことです。
リマインドメールの中では、冒頭でウェビナーの開催日時を提示しながらも、あなたのウェビナーのハイライトとも言えるようなポイントを箇条書きにしておきます。
これらを伝えることで、ウェビナー登録者はあなたのウェビナーを心待ちにするような状態になります。
また、複数のリマインドメールのおかげで、忘れることなくウェビナーを視聴できるようになります。
たとえば、こちらは米国のマーケター、ブライアン・ハリス(Brian Harris)氏がウェビナー開催の1時間前に送信したメールになります。
出典:Brian Harris
こちらでは、件名に「1時間後に、リストビルディングの方法についてのライブ(ウェビナー)をおこないます」といった案内をしています。
そして、本文冒頭で何時からウェビナーが開催されるかを伝えつつ、1,000人の見込み顧客リストを集め、最初の商品を売る方法について期待感を高める箇条書きを案内しています。
このように、事前に期待感を高めるマルチプル・リマインダーを送ることでウェビナーへの参加率を高めることができますので、参考にしてみてください。
3. 緊急性と希少性を訴求する
あなたのウェビナーの登録率を高めるためには、緊急性と希少性を演出する必要があります。
緊急性とは、顧客が「素早く行動しなければならない」と感じることです。
希少性とは、顧客が「その商品の供給量が限られている」と感じることです。
この伝え方について、ニール・パテル氏が優れた記事を書いていますので、ポイントをまとめてご紹介します。
緊急性の作り方
1. 期限を設ける
期限を設けることは、もっとも緊急性を訴求しやすいポイントです。
たとえば、「このウェビナーの登録期限は6月10日です」といった具合に、限られた期間しか登録できないことを強調します。
これによって、その期間中に登録しなければならない強い動機が生まれます。
特に固定日開催のライブ型ウェビナーの場合、オプトインページでこの原則を活用する際にはタイムカウンターを設置すると効果的です。
2. 「今すぐ」「お急ぎください」といった言葉を使う
もしもウェビナーの登録率を高めたいなら、「今すぐ登録する」「登録をお急ぎください」といった言葉を使うことも有効です。
これらの言葉は、人をすぐに行動させる力をもっています。
たとえば、ニール・パテル氏の場合、ウェビナーオプトインページの登録ボタン部分で、「今すぐあなたの席を確保する」といった言葉を使っています。
出典:The Daily Egg 『How to Use Urgency and Scarcity to Improve Conversions』
3. 大きな数字を使う
人は、大きな数字がデータとして使用されると、そのメッセージに対して重要性を感じる傾向があります。
ウェビナーオプトインページの中に、あなたやあなたの会社の実績として、できる限り大きな数字を掲載するようにしてみましょう。
たとえば、下記はプロジェクトマネジメントツールのソフトウェア会社であるベースキャンプ(Basecamp)のコピーです。
出典:The Daily Egg 『How to Use Urgency and Scarcity to Improve Conversions』
「昨年だけで、ベースキャンプは285,000以上の企業における2,000,000以上のプロジェクトを完了させるサポートをしてきました」
「先週だけでも、4,998もの企業がベースキャンプを使い始めました」
といった具合に、大きな数字が使われています。
このコピーによって、ベースキャンプのプロジェクトマネジメントツールに対する重要性が増すのは明らかです。
4. 緊急性を促す色調を使う
赤色やオレンジ色、黄色は、緊急性を高める色調だと言われています。
Amazonの購入ボタンがオレンジ色であるのも、Amazonが無数のテストをした結果、最適なボタンの色調を選択していると考えられています。
出典:Amazon
もちろん、どの色がベストかはテストしてみないと明言できませんが、これらの赤色、オレンジ色、黄色は緊急性を促す傾向があるようです。
こちらはソフトウェア会社のSAPビジネスオブジェクツ(SAP BusinessObjects)がテストした結果です。
青色のリンクとオレンジ色のボタンでテストしたところ、オレンジ色のボタンのほうが32.5%も成約率が高かったそうです。
出典:The Daily Egg 『How to Use Urgency and Scarcity to Improve Conversions』
このように、ボタンの色調を変えることも、緊急性を高めるうえで重要な要素になります。
希少性の作り方
1. 受付数に制限を設ける
受付数に制限を設けることは、希少性を生み出します。
ウェビナーにおいても、定員数や特典の数量などに一定の制限を設けることは効果的です。
たとえば、ニール・パテル氏がコンサルティングを募集する際には、必ず下記のような「お急ぎください!受付できるのは残り1席のみです」といった制限を設けるそうです。
出典:The Daily Egg 『How to Use Urgency and Scarcity to Improve Conversions』
特に、あなたがライブ型ウェビナーをおこなう場合は、この表示は有効に活用できるはずです。
2. ウェビナー限定コンテンツであることを強調する
一般的に、人は「このウェビナーだけで公開している内容です」といった形で限定性を訴求されると、そのウェビナーに対して、より希少性を感じるようになります。
あなたがウェビナー登録を促すためのウェビナーオプトインページを作る際には、ページ上部の目立つ位置に、「他の企画では非公開の当ウェビナー限定コンテンツであること」を強調しておくとよいでしょう。
ウェビナーの離脱を防ぐ方法
前述した3つの要素は、ウェビナーへの参加数を増やすために重要なポイントになります。
なお、ライブ型、エバーグリーン型を問わず、ウェビナーを開催する場合は最終視聴率を高めることがとても大切になります。
最終視聴率とは、あなたのウェビナーを最後まで視聴してくれた人の割合です。
最終視聴率を高めるためには、ウェビナーに参加してくれた人の「離脱を防ぐ」ことが大切になります。
こちらでは、そのためのポイントをご紹介します。
1. バリュー・ファーストの原則を守る
あなたは、ウェビナーでもっとも離脱率が高まるタイミングをご存じでしょうか。
それは、ウェビナーでセールスが始まった瞬間です。
この瞬間が、もっとも離脱率が高くなると言われています。
そこで、ウェビナーからの離脱を防ぐために大切なことは、「バリュー・ファーストの原則」をしっかりと守ることです。
バリューとは、視聴者にとっての価値です。
ウェビナー視聴者は、あなたのウェビナーに参加する際に、何を期待して参加するのでしょうか。
おそらく、あなたのウェビナーオプトインページで提示されたベネフィットを期待して参加するに違いありません。
それは、何らかの情報価値であったり、具体的な問題解決の方法かもしれません。
いずれにせよ、ウェビナー視聴者が期待するものは「価値」が先に来るのであって、最初から売り込みをされるためにウェビナーを視聴したいわけではないことを理解しておいてください。
失敗しやすいウェビナーの典型的な事例は、ウェビナーの冒頭からセールスを始めてしまうことです。
コンテンツマーケティングの一環として教育的要素も多くもつウェビナーの場合、テレビショッピングとは異なり、あくまで「ウェブ上のセミナーに参加する」感覚で視聴するほうが多いのです。
そのためにも、ウェビナーの前半部分では必ず、視聴者が満足するだけの情報価値を提供する必要があります。
この順番を間違え、いきなり最初にセールスをしてしまうと、開始直後からウェビナーからの離脱率が高まることになってしまいます。
ウェビナーの最初に十分な価値を提供し、信頼関係を構築するからこそ、のちに案内するセールスの効果が高まります。
最初から売り込みをするのではなく、十分な価値提供をおこなうことをしっかりと意識するようにしてみてください。
2. 信頼を獲得するコンテンツを作る
もしもあなたがバリュー・ファーストの原則を守らず、視聴者に対して最初に十分な価値提供をおこなわないと、2つの弊害が起こる可能性があります。
それは第1に、あなたが将来開催するウェビナーに参加してもらえなくなることです。
もしも見込み顧客が初めてあなたのウェビナーに参加して、いきなりセールスを始められたらどのように思うでしょうか。
「この人のウェビナーは、きっと次のウェビナーも最初からセールスされるだろう」
と予測され、あなたが将来的に開催する別のウェビナーに参加してもらえなくなるでしょう。
第2に、口コミが期待できなくなります。
ソーシャルメディアが発達した現代では、人は何か良いものがあれば、自分のソーシャルメディアで簡単にシェアすることができます。
ところが、セールスが中心になっていて価値の薄いウェビナーであれば、人はあなたのウェビナーを紹介することはないでしょう。
逆に言えば、単に売り込みに特化したウェビナーではなく、顧客に信頼を感じてもらえるようなウェビナーコンテンツを作ることで、将来的に開催するウェビナーへの参加や口コミの発生が期待できるようになります。
よって、まずは最初に価値を提供し、たとえ1つでも大きく驚いてもらえるような情報を提供することに集中しましょう。
その試みは、結果的にウェビナーの離脱率を抑え、最終視聴率を高めることに貢献するでしょう。
3. ウェビナーへのトラフィックを集める方法
こちらでは、ウェビナーへのトラフィックを集め、結果的に集客に関する成約率を高める方法を詳しくお伝えしていきます。
1. 有効活用できるメディアを選ぶ
あなたがウェビナーを開始する際には、ライブ型、エバーグリーン型のウェビナーのどちらの場合でも、既存のメディアからトラフィックを集めることがもっとも実践しやすい方法でしょう。
トラフィックを集めるためには、お金をかける方法とかけない方法があります。
無料で利用できるソーシャルメディアや、すでにあなたが保有している顧客リストであるハウスリストを活用することは、お金をかけなくても今すぐ実践できる有効な方法と言えます。
まずはこのように、あなたが今すぐにでも有効活用できる既存のメディアは何かを選ぶことが大切です。
これからその具体的な方法について、詳細を解説していきます。
2. ブログから集める
ブログは、もっとも手軽にウェビナーを紹介できる手段のひとつです。
たとえば、ライブ型ウェビナーであれば、開催日までの間、毎日の記事で紹介することが考えられます。
また、エバーグリーン型のウェビナーであれば、毎回の記事の追伸欄に必ずウェビナーのURLを紹介しておくことで、その記事を読んだ人に登録してもらえる可能性が生まれます。
ブログは固定的な読者に加えて検索エンジン経由の新規流入も期待できるため、トラフィックを集めるうえで効果的な方法となります。
3. Facebookから集める
今は、Facebookに継続的に投稿している方も多いはずです。
FacebookのプロフィールページやFacebookページを持っている方であれば、継続的におこなう投稿の中で、ウェビナーを告知することが可能です。
たとえば、目立つバナーと合わせて、定期的なペースで紹介していくと、1件あたりの投稿でも数件から10件程度の登録が生まれる可能性があります。
ポイントは、何回も投稿を繰り返すことです。
Facebookのニュースフィードは24時間もすると「友達」やフィード購読者の目につきにくくなるため、ウェビナー告知の頻度を高めることによって、登録者を増やすことが可能です。
4. YouTubeから集める
もしもあなたがウェビナー用のプロモーション動画を作ることができれば、その動画をYouTubeにアップしていきましょう。
アップした動画の概要欄にウェビナーオプトインページのURLを挿入しておくことで、ウェビナーに誘導することが可能です。
これは特に、あなたがYouTubeチャンネルを持っていて、その登録者が多い場合は効果的です。
なお、もしもYouTubeに優れた動画をアップするなら、同時に、前述したFacebookにも動画を投稿していきます。
その際に注意すべきポイントは、YouTube動画のリンクをFacebookに投稿するのではなく、動画の元データを直接、Facebookにアップして投稿することです。
Facebookで動画はシェアされやすい傾向がありますが、YouTube動画のリンクよりも、直接Facebook上にアップした動画のほうが、リアクションが多い傾向があります。
実際に、コンテンツ拡散に影響力をもつインフルエンサーなどを分析できるバズスーモによれば、以下のような統計も発表されています。
こちらは、5,300万ものYouTube動画のリンク投稿と2,500万ものFacebook動画を分析した結果ですので、十分なサンプルサイズだと言えます。
出典:BuzzSumo
右側がYouTube動画のリンクを投稿した場合のデータで、左側がFacebookに動画を直接アップした場合のデータになります。
「シェア」「いいね!」「コメント」の総数は、YouTube動画のリンクを投稿した場合が140だったのに対して、Facebookに動画の元データを直接投稿した場合は951になりました。
この場合、6.8倍もの差が生まれたことがわかります。
そのため、Facebookでウェビナープロモーション動画を告知する場合は、必ず直接Facebookに動画データをアップして告知するようにしましょう。
5. ハウスリストから集める
あなたがメールマガジンを配信するためのハウスリストを持っているなら、ぜひメールマガジンでウェビナーを告知していきましょう。
すでに関係性が構築されているメルマガ読者であれば登録率も高いため、数多くのウェビナー登録者を獲得できるはずです。
なお、メールによる告知の場合は、前述した「マルチプル・リマインダー」の原則を忘れないようにしましょう。
たった1本のメール送信だけでなく、何本ものメールを送ることで登録数が増え、結果的にウェビナーに参加してくれる人が増加します。
6. サンキューページを活用する
ウェビナー視聴者がウェビナーオプトインページに登録したあとに表示されるページを「サンキューページ」と呼びます。
ウェビナー当日にウェビナー視聴画面に来訪する人は登録者の40%~70%ということは前述しました。
この数字はウェビナーによって幅があります。
しかしながら、サンキューページはウェビナーオプトインページの登録直後に表示されるため、ほぼ100%に近い人が見てくれると言われています。
そのため、こちらのサンキューページにて、あなたのウェビナーがシェアされやすい仕組みを用意しておくことが大切です。
こちらでバイラル(口コミ)が広がると、あなたのウェビナーオプトインページに、より多くのトラフィックが集まるようになります。
なお、サンキューページには様々な情報を載せることができますが、もしもシェアを期待するなら、メジャーなソーシャルメディアのシェアボタンを設置しておくことをおすすめします。
こちらでは、ネットマーケティングの各種ツールを提供するウィッシュポンド(wishpond)のサンキューページの事例を紹介します。
ウィッシュポンドは、自社商品の販促のため、教育的要素の高いウェビナーを提供しています。
出典:wishpond
こちらのウェビナーに登録したあとには、以下のようなサンキューページが表示されます。
出典:wishpond
こちらでは、1の番号の部分で、登録への御礼とウェビナーの概要に関する動画が掲載されています。
2の番号の部分では、テスティモニアル(証言)として、以前開催したウェビナーへの参加者の声が掲載されています。
そして、3の番号の部分では、Facebookの「いいね!」ボタンやTwitter、Google+のシェアボタンが掲載されています。
4の番号の部分では、コールトゥアクション(行動訴求)として、登録者が何をすべきかを明記しています。
具体的には、Step.1でカレンダーにウェビナー日程を登録すること、Step.2で特典のウェビナーワークブックをダウンロードすること、Step.3でこのページにコメントを書くことです。
こちらではソーシャルシェアボタンを押すよう促すメッセージはありませんが、できれば積極的に押してもらうような説明もあるとさらによいでしょう。
なお、もしもあなたがアフィリエイトセンターを持っている場合は、このサンキューページでアフィリエイターをリクルートすることが可能です。
こちらは弊社の事例ですが、サンキューページでアフィリエイトセンターを紹介しています。
なお、さらにサンキューページを活用する方法があります。
それは、あなたが次に開催するウェビナーへの予約登録や、別のエバーグリーン型ウェビナーの登録を促すことです。
こちらはティム・ペイジ(Tim Paige)氏の事例ですが、彼はこの方法を使ってウェビナーの新規登録者を2倍にすることができたそうです。
出典:Tim Paige
これもすぐに活用できる方法ですので、ぜひ参考にしてみてください。
7. ウェビナーフォーカス型のウェブサイトにデザインし直す
冒頭で説明したとおり、ウェビナーは他の販売方法と比較して成約率が高いと言えます。
そのため、あなたのビジネスのメイン商品やメインサービスとなるようなウェビナープロモーションを作ることができ、実際に効果が証明されたら、大々的に告知していくと収益が拡大します。
そこで効果的な方法が、あなたのホームページやブログを、メインのウェビナープロモーションを前面に出したデザインに変更することです。
たとえば、ホームページのトップページの目立つ位置や、ブログのトップページにウェビナー登録を促すオプトインフォームを設置することは効果的です。
すでにあなたが長期間ビジネスを続けているなら、何もしていなくても、常に一定のトラフィックがホームページやブログに流入している可能性があります。
そのような訪問者に対して、もっとも目立つ場所でウェビナーの告知をおこなうことは、登録者を増やすうえで効果的です。
たとえば、こちらは投資系コンテンツを販売しているティモシー・サイクス(Timothy Sykes)氏のホームページのトップページです。
こちらのホームページにアクセスするとすぐに、彼のウェビナーに誘導されるような仕掛けが施されています。
あなたのホームページやブログをデザインし直すことは費用もそれほどかからないはずですので、ぜひ実践してみることをおすすめします。
8. 広告に投資する
ウェビナーを使った一連の収益シミュレーションが明確になると、トラフィックを集めるための広告にコストがかけられるようになります。
ウェビナーは一般的な販売方法のように、広告からすぐにセールスページに誘導して売る方法ではありません。
まず視聴者に対して有益な情報価値を与えてからセールスに入るため、成約率が高くなる傾向があります。
また、ウェビナーは高額商品も売れやすいので、大きな売上インパクトが生まれる場合もあります。
よって、収益シミュレーションが機能する限り広告に投資すると、ビジネスを大きく成長させることが可能です。
たとえば、あなたが5万円の商品を販売したとします。
その商品はデジタルコンテンツのため、粗利が4万円(80%)あるとします。
そして、ウェビナー登録者に対して、5%の成約率で販売できるものとします。
この場合、ウェビナー登録者1件あたりの損益分岐点は2,000円となります。
よって、あなたは1件あたりのウェビナー登録者を獲得するために2,000円までコストをかけても赤字にならず、かつ潤沢な見込み顧客リストが手元に残ることになります。
もちろん、成約率は変動することもありますが、広告を長期的に運用していくと、固定的な成約率が見えてくるものです。
この見込み顧客1件あたりの損益分岐点を知っておき、見込み顧客獲得単価がその数値を下回る限り、あなたは広告で損をすることがありません。
特にエバーグリーン型のウェビナーを展開する場合は、この収益シミュレーションを立ててキャンペーンを黒字にできる限り、広告に出稿して安定的な利益を得ることが可能です。
なお、今ならFacebook広告を使うのがおすすめです。
Facebook広告の活用方法については、「ターゲティングを明確にする」「反応率が高い広告を見つける」「リーチ数を増やす」といったポイントを重視しながら運用することをおすすめします。
9. パレートの法則(80対20の法則)を実践する
パレートの法則(80対20の法則)とは、イタリアの経済学者ヴィルフレド・パレート(Vilfredo Pareto)氏が発見した法則で、「全体数値の大部分は、全体を構成している一部の要素が生み出している」という理論です。
これをビジネスに適用した場合、成果の80%は20%の決定的な要素から生まれているので、その決定的な要素にフォーカスする、という意味で使われます。
実は、ウェビナーはもちろんのこと、ネットマーケティングをおこなううえで、このパレートの法則を適用することには大きな意味があります。
私たちはトラフィックを集めるうえで、ブログやFacebookを更新したり、アフィリエイトを依頼したり、広告に出稿するなど、実に様々な活動を展開していきます。
しかし、あなたは、それらのトラフィックの中で、どこからのトラフィックがもっとも売上に貢献しているか、計測したことはあるでしょうか。
また、それぞれのトラフィックを集めるためにかかった時間やチャネル別の時間あたり売上は理解できているでしょうか。
ここに、ニール・パテル氏の興味深い統計データを紹介します。
彼はパレートの法則に従って、この売上分析をしたそうです。
出典:QUICKSPROUT『Save Time and Double Your ROI: A Guide to Applying the 80/20 Rule to Your Marketing』
すると、売上の80%を生み出していたマーケティングチャネルは、実はたった3つの活動だったそうです。
それは、アフィリエイト、Facebook広告、ブログです。
出典:QUICKSPROUT『Save Time and Double Your ROI: A Guide to Applying the 80/20 Rule to Your Marketing』
出典:QUICKSPROUT『Save Time and Double Your ROI: A Guide to Applying the 80/20 Rule to Your Marketing』
試算表を見るとわかるのですが、彼の場合、カタログ製作(50時間)やYouTubeチャンネル(40時間)は、費やした時間が大きい割にはリターンが少ないことがわかります。
このような場合、「成果の80%を生み出す20%の活動だけにフォーカスすると、大きな売上を維持したまま余剰時間を作ることができるようになる」とニール・パテル氏は言います。
確かに売上の20%は減少するかもしれませんが、活動時間の80%もが自由になります。
その余剰時間で、さらに既存の20%の効果的な活動に時間を再投資していけば、一層の成果が生まれます。
あなたのウェビナープロモーションで商品を購入した人を分析して、もっとも効果が見込めるトラフィックを集める活動に、時間とエネルギーを投資するようにしましょう。
以上、本記事では、ウェビナーエンゲージメントの統計、ウェビナーへの参加数(登録数)を増やす方法、ウェビナーへのトラフィックを集める方法についてご紹介しました。
ウェビナーの重要性は本ブログでも繰り返しお伝えしていますが、今、米国のネットプロモーションは、その大半がウェビナーを使う形に移行しています。
高額商品でも売れやすく成約率が高いこと、また魅力的なウェビナーはそれだけでも見込み顧客を集めるために有効なことを考慮すると、私たちもさらにウェビナーを活用すべきだと考えます。
これからは日本でも、ウェビナーを主体としたマーケティングが確実に増えていくことが予想されます。
ぜひ、本記事の内容を参考にして、あなたにとって最高のウェビナープロモーションを実践してみてください。
まとめ
本記事では、「売れるウェビナーを作りたい方必読!4つの統計と9つの具体的方法」というテーマで、あなたのウェビナーを最適化するポイントについて解説しました。
以下に、本記事でもっとも大切な「あなたのウェビナーを最適化する3つのヒント」について、あらためて要点をお伝えしておきます。
1. ウェビナーエンゲージメントに関する統計
- ウェビナーの平均登録率は51%
- ウェビナーの平均参加率はページ来訪者の36%(ウェビナー登録者に対しては70%)
- ウェビナーの平均視聴時間は54分(平均最終視聴率は90%)
- ウェビナーの平均コンテンツ消費率は91%(ライブ36%・リプレイ55%)
2. ウェビナーへの参加数(登録数)を増やす方法
1. ウェビナー視聴特典をつける
2. マルチプル・リマインダーを送る
3. 緊急性と希少性を訴求する
緊急性の作り方
1. 期限を設ける
2. 「今すぐ」「お急ぎください」といった言葉を使う
3. 大きな数字を使う
4. 緊急性を促す色調を使う
希少性の作り方
1. 受付数に制限を設ける
2. ウェビナー限定コンテンツであることを強調する
ウェビナーの離脱を防ぐ方法
1. バリュー・ファーストの原則を守る
2. 信頼を獲得するコンテンツを作る
3. ウェビナーへのトラフィックを集める方法
1. 有効活用できるメディアを選ぶ
2. ブログから集める
3. Facebookから集める
4. YouTubeから集める
5. ハウスリストから集める
6. サンキューページを活用する
7. ウェビナーフォーカス型のウェブサイトにデザインし直す
8. 広告に投資する
9. パレートの法則(80対20の法則)を実践する
ウェビナーを使った集客とセールスは難しそうに感じられる場合があるかもしれませんが、一定の成功法則に従っていけば、必ず売上に貢献するウェビナーが構築できます。
ぜひ、こちらでご紹介した内容を参考にして、あなたのビジネスに効果的なウェビナーを取り入れてみてください。
きっと、大きな成果を体感いただけるはずです。
本記事が、あなたのウェビナー成功のヒントになれば、これほど嬉しいことはありません。
なお、本記事のテーマに興味をお持ちいただけたなら、ぜひ以下の記事もお読みになってみてください。
「2時間で5,364万円を販売した、売れるウェビナーの作り方21ステップ」
「あなたのパーソナルブランディングを成功させる6ステップと最新事例」
「【保存版】継続課金メンバーシップサイトの作り方と成功の7ステップ」
きっと、あなたのお役に立てるはずです。
最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。
リードコンサルティング株式会社
代表取締役 小谷川 拳次
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起業家。作家。投資家。
2009年、リードコンサルティング株式会社設立。デジタルコンテンツを主軸としたインターネット集客、電子書籍マーケティング、サブスクリプションビジネスのコンサルティング及びコンテンツ販売システム、自動ウェビナー販促システムの提供によるマーケティングオートメーション(MA)の導入支援を行う。ビジネス書作家としても活動。2018年からは投資事業を開始。2023年にはオウンドメディア『生成AIマーケティングの教科書』を開設。ChatGPTを中心とする生成AIマーケティングの専門家として、多数の専門記事を著者として公開している。日刊メルマガ【ChatGPT速習メール講座】では、5千人を超える読者にメールマガジンを配信中。
著書は『Facebookでお客様をどんどん増やす本』(中経出版/2011年)、『電子書籍を無名でも100万部売る方法』(東洋経済/2012年)、『小さな会社がお金をかけずにお客さまをガンガン集める方法』(KADOKAWA/2013年)など、累計50冊を出版している。
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