バイラル動画の作り方-シェアされる10個の理由と実践の3ステップ

最終更新日:2021年10月22日
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あなたは、「YouTubeにアップロードした動画の再生回数を増やして売上を上げたいけれど、具体的な方法がわからない」または「YouTubeで人気の高い動画を作るのは難しそうで、制作に着手しにくい」といった悩みを抱えていませんか?

そんなあなたにおすすめしたい方法が、すでに効果が実証された「バイラル動画の作り方」を実践することです。

「バイラル」とは、口コミやSNS上のシェアをとおして人から人へと拡散させることで、この手法を使った動画マーケティングは非常に効果が高いとされています。

実は、正しいステップにしたがってバイラル動画を作りYouTubeにアップロードするだけで、容易に動画へのアクセスを増やして集客を成功させることができるのです。

しかも、人気の高い動画を作ることで、YouTubeというNo.1動画共有プラットフォームから永続的にアクセスが集まり、あなたのビジネスを成長させることができるのです。

実際に私自身も、これまで多くの動画をYouTubeにアップロードすることで、YouTube広告に一切出稿することなく332,832回の再生回数を得て、数多くの集客と成約を実現させています。

そこで本記事では、バイラル動画の様々な事例を紹介しながら「シェアされる10個の理由」や「バイラル動画を作る3ステップ」をはじめとする具体的なノウハウをご紹介します。

こちらの内容をお読みいただければ、あなたはバイラル動画を活用して多くのアクセスを自社サイトに呼び込み、ビジネスを大きく成長させることができるはずです。

ぜひ、本記事でご紹介する方法を参考にしてみてください。




バイラル動画とは?

本記事のテーマは、「バイラル動画の作り方-シェアされる10個の理由と実践の3ステップ」です。

「バイラル動画」とは、主にインターネット上でバイラル(伝染)されていく動画のことです。

「バイラル・ムービー」や「バイラルCM」、最近では「ソーシャル・ビデオ」などと呼ばれることもあります。

現在、バイラル動画を使ったプロモーションは非常に注目を集めています。

そのきっかけとなったのは、もちろん、YouTubeなどの動画共有サイトです。

YouTubeが世の中に登場してから、誰もが動画を気軽に投稿できるようになりました。

さらに、そこにFacebookなどのSNSが組み合わさったことによって、動画が非常にバイラルされやすくなってきたのです。

たとえば、こちらの動画をご覧ください。

出典:YouTube “Lady Gaga – Google Chrome Commercial Argentinian Designer Rodrigo Otazu”

これは2011年5月に米国で始まったGoogle Chromeの広告キャンペーン動画です。

レディー・ガガが『ジ・エッジ・オブ・グローリー』の曲に合わせて歌い、踊り、演奏する動画を投稿するようファンに呼びかけ、多くのファンがこれに応じるというものです。

このようなバイラル動画は、ユーザー同士の口コミでいつの間にか広まり、コストをかけることなく動画の認知度が上がっていくものです。

海外のインターネットマーケティングの世界では、このバイラル動画の力によって大きな影響力をもつようになった人は増え続けています。

今後、日本のインターネットマーケティングの世界でも、ますますバイラル動画の重要性は高まっていくでしょう。

あなたがどのような業界に属していようとも、「たった1本のバイラル動画によって業界地図が塗り替えられてしまった」ということが起きても不思議ではありません。

では、あなたの会社の業績を大きく向上させるバイラル動画はどのように作ればよいのか。

どのような動画がバイラル動画になりやすいのか。

本記事では、そのようなテーマを中心にして答えを考えていきます。

1. バイラル動画のインパクト

バイラル動画は、どれほどのインパクトを持つのでしょうか。

ここでは6つの事例を挙げて、バイラル動画がもたらした結果をご紹介します。

事例1. Extreme Mentos & Diet Coke

出典:YouTube “Extreme Mentos & Diet Coke”

企業がバイラル動画に目をつけ始めたのは、この有名なバイラル動画、「Extreme Mentos & Diet Coke」が生まれた頃かもしれません。

フリッツ・グローブ(Fritz Grobe)氏とスティーヴン・ヴォルツ(Stephen Voltz)氏の2人組、イーピー・バード(Eepybird)が作った動画は、あっという間にインターネット上で話題になり、2人の人生も大きく変えることになりました。

2006年6月、2人はダイエットコークのビンにメントスを入れ、噴水のようにコークを噴出させるというパフォーマンスを動画で撮影し、自分たちのウェブサイトに掲載しました。

白衣を着た謎の2人組がダイエットコークにメントスを入れるだけ、というシンプルな動画ですが、アップロードされたその日のうちに、再生回数が1万4,000回にもなりました。

その後、2人はテレビや雑誌などの取材で引っ張りだこになり、次々と続編を作り続けることになります。

最新の動画では、この噴水の力を使って車を動かすというパフォーマンスにまで発展しています。

このバイラル動画のおかげで、2人は一躍、有名人になったというわけです。

しかし、それだけではありませんでした。

パフォーマンスの材料に使われていたメントスは売上が15%から20%もアップし、ダイエットコークも5%ほどの売上向上があったと言われています。

すでに大きな売上がある2商品ですから、かなりの金額が動いたことになります。

テレビCMでこれだけの成果を出そうと思ったら、とてつもない投資が必要でしょう。

さすがにコカコーラもメントスも彼らの存在を無視することはできなくなり、いまではスポンサーとして彼らの活動を支援しています。

32-04_イーピー・バードが作った動画

出典:eepybird.com

こうして、イーピー・バードの2人は、素人でも、そしてお金をかけなくても、バイラル動画を作れることを証明したのです。

なお、ダイエットコークにメントスを入れると噴水のようになる現象は、「メントスガイザー」として知られるようになりました。

事例2. Where the Hell is Matt? 2008

出典:YouTube “Where the Hell is Matt? 2008”

「Where the Hell is Matt? 2008」は、YouTubeにアップロードされた直後から非常に有名になった動画です。

この動画はマット・ハーディング(Matthew Harding)氏という人物が作った動画です。

彼もイーピー・バードと同様、バイラル動画によって人生を変えた1人と言ってよいでしょう。

この動画は、彼が世界中の国々に行って、変わったダンスを踊るという単純な動画です。

しかし、その映像の美しさや彼のダンスが話題になり、世界中でバイラルされるようになりました。

彼のウェブサイトによると、マット・ハーディング氏は友人とベトナムを旅行中に、最初の動画を撮影しました。

ハノイで写真を撮っていたところ、友人から「そこでダンスをしてみて」と言われたのがきっかけだったそうです。

オリジナルの動画は2003年から2004年にかけて撮影され、2005年にYouTubeにアップロードされました。

そうしたところ、メールなどでバイラルされ、彼のウェブサイトには1日2万件ものアクセスが集まるようになったのです。

その後、2本目の動画を撮影する頃には、旅費を出してくれるスポンサーも付き、ますます動画はバイラルされていきました。

事例3. Dove – Evolution Commercial

出典:YouTube “Dove – Evolution Commercial”

「Dove – Evolution Commercial」は、洗顔料などのブランド、ダヴ(Dove)が作ったキャンペーン用の動画です。

こちらは化粧品業界で大きな話題になった動画として知られています。

動画をご覧いただくとわかりますが、カメラの前の女性がメイクアップされていき、さらにはフォトショップで画像を加工されたあと、看板広告に掲載されるというものです。

このような「作られた美しさ」ではなく、「本来その人が持つ美しさを尊重しよう」という、ダヴの強いメッセージが込められた動画になっています。

その後、同様のコンセプトで派生動画がたくさん生まれています。

事例4. Social Media Revolution 2 (Refresh)

出典:YouTube “Social Media Revolution 2 (Refresh)”

「Social Media Revolution 2 (Refresh)」は、ソーシャルメディアに関わる仕事をしている人にとっては、定番中の定番と言えるバイラル動画です。

日本でも「ソーシャルメディア革命」の名で、有名になりました。

作ったのは、「ソーシャルノミクス(Socialnomics)」というウェブサイトを運営している、エリック・クオルマン(Erik Qualman)氏です。

これはソーシャルメディアがいかに社会を変えているのかを、統計データをベースにして紹介している動画です。

衝撃的な統計データ、強いメッセージ性、ビジュアル、音楽がうまく相まって、非常に優れたバイラル動画になっています。

その後、何度かバーションアップされ続け、同じく人気を博しています。

また、その後、このようなビジュアルと音楽を組み合わせたバイラル動画は、多方面で使われるようになりました。

たとえば、「We First(ウィー・ファースト)」というブランドコンサルティング会社が作った以下の動画も、同じようなスタイルになっています。

出典:YouTube “We First Book Video: “We-defining Me””

事例5. Inspired Bicycles – Danny MacAskill April 2009

出典:YouTube “Inspired Bicycles – Danny MacAskill April 2009”

次にご紹介するのは、「Inspired Bicycles – Danny MacAskill April 2009」です。

こちらはマウンテンバイクのメーカー、インスパイアド・バイシクルズ(Inspired Bicycles)社のバイラル動画です。

この会社は、2007年に設立された比較的若い会社です。

それが、2009年4月にリリースしたこの動画によって、大ブレイクしました。

インスパイアド・バイシクルズ社は、今では世界中に販売網ができ上がり、市場のリーダーとして見なされるようになっています。

この動画の素晴らしさは、これまで非常に限られた人にしか知られていなかったマウンテンバイクの世界を、一般の人にアピールしたことです。

パフォーマンスの素晴らしさに、音楽が重なることによって、完成度の高いバイラル動画になっています。

事例6. ネット集客のルール

出典:YouTube『ネット集客のルール Day.1 「なぜ、ネット集客なのか?」』

最後にご紹介したいのは、弊社の事例です。

こちらは、インターネットマーケティングに関する有益な情報を全14本の動画にまとめた「ネット集客のルール」という動画シリーズです。

この動画シリーズはリリース直後のタイミングで計15万回以上再生されており、この種の動画としては、かなりの再生回数になっています。

なぜ、これほどの再生回数に到達したのでしょうか。

大企業のようにプロモーションに多額のお金を使ったわけではありませんし、レディー・ガガやジャスティン・ビーバーのように知名度の高い有名人を起用したわけでもありません。

一言で言えば、バイラルの力です。

第1回目の動画「なぜ、ネット集客なのか?」の再生回数は本記事執筆時点で約25,000回ですが、その半数以上が、こちらの特設ページで再生されていることがわかります。

32-11_動画再生数の事例

出典:ネット集客のルール

実は、ここにバイラルの仕組みが仕込んであるのです。

この特設ページでは、来訪者にFacebookでコメント、またはTwitterでツイートしていただくたびに、動画が広がっていく仕様になっていました。

そのため、最初の核となるトラフィックを集めることで、そこから派生的に新しいトラフィックをバイラルで集めることに成功したのです。

このように、特設ページにYouTube動画とソーシャルコメント欄を設置して拡散させていく仕組みを作ることも、バイラルを成功させるうえで有効な戦略になると言えます。

以上、6つの動画をご紹介しました。

ほかにも非常にたくさんのバイラル動画が存在しますが、ここでは敢えて、大企業のように資金と知名度がある場合でなくても、実現可能性の高いバイラル動画をご紹介しました。

なお、ダヴは確かに大企業であり大手ブランドですが、「Dove – Evolution Commercial」は動画の作りというよりも、そのコンセプトが秀逸であったことが大きなポイントです。

2. バイラル動画の種類

一口にバイラル動画と言っても、大きく分けると3つのパターンがあります。

前章でご紹介したバイラル動画も、多くの人にシェアされているという点では同じですが、その目的や作られた経緯が異なっています。

そこで、ここではバイラル動画の種類についてご紹介していきます。

その1. 生活の一部

1つ目は、生活の一部を切り取った動画です。

テレビ番組で視聴者投稿型の面白映像特集などを放映するときがありますが、そこで紹介されているのは、大概、生活の一部を切り取った動画です。

有名な事例としては、「Charlie bite me…」という動画があります。

出典:YouTube “Charlie bite me…”

これは弟が兄の指を噛んだシーンを撮影したものです。

なんということのない、生活の一部を切り取った動画です。

しかし、この動画はオリジナル版、リミックス版なども作られ、もっとも有名なバイラル動画のひとつになっています。

この種のバイラル動画は、まず狙って作れるものではありません。

運よく面白い映像が撮影でき、さらに運よく、何かのきっかけでブレイクすることがなければ、このようなバイラル動画にはなりません。

また、有名なバイラル動画になったとしても、それがビジネスにつながるかどうかは、疑問が残るところです。

その2. ステルスCM

ステルスCM動画とは、企業や団体が意図的に作ったバイラル動画のことです。

ただし、表面上、それが何かの商品のCMだとは気付かれないようにできています。

動画マーケティングが黎明期の頃、多くのマーケターたちは、インターネット上でシェアされるバイラル動画に強い関心を持ちました。

単なる売り込みだけのCMは消費者に観られなくなり、効果をなくしつつありました。

しかし、バイラル動画であれば、消費者自身が積極的に関わってくれるわけです。

「その1. 生活の一部」でご紹介したような動画を意図的に作ることができれば、ほとんどコストをかけずに、非常に多くの消費者にリーチできます。

そこで生まれたのが、企業名を隠してバイラル動画を生み出す手法です。

中でも、物議を醸したのが、「ロンリーガールフィフティーン(lonelygirl15)」という動画シリーズです。

これは思春期の15歳の少女の素顔をカメラに収めたものです。

出典:YouTube “First Blog / Dorkiness Prevails”

特段、素晴らしい編集がしてあるわけでもなく、ごくごく平凡な動画シリーズです。

しかし、徐々にファンが付き始め、動画がアップロードされるたびに、再生回数が増えていきます。

インターネット上で、もっとも人気のある動画シリーズになっていくと同時に、視聴者の間で疑問が湧き始めます。

果たして、この少女は本当に実在するのか?

そして、彼女が語っているストーリーは本当なのか、という疑問です。

ついには、この動画シリーズの真偽を議論するためのウェブサイトなども登場し始めます。

結果はどうだったかというと、実はこの女性は女優であり、プロの制作チームが意図を持って、動画を仕掛けていたことが発覚したのです。

この事実が発覚してから、一時、視聴者の反感を買い、ブームはひと段落しました。

しかし、「芝居でもいいから動画を観たい」という人たちもいて、シリーズは継続していくことになります。

このように、有名になるという目的は達成したものの、視聴者をだましてバイラルマーケティングを仕掛けることを快く思わない人も、もちろん存在します。

そこで現在、企業のプロモーションに活用されているバイラル動画は、次のバイラルCMが主流になっています。

その3. バイラルCM

バイラルCMは、ステルスCMとは異なり、ブランド名も商品名も明らかにされたうえで制作される動画です。

もちろん視聴者は、それが商品のCMであり、セールスであることを知っています。

しかし、それでも、動画がバイラルするに値するほどうまく作られているために、口コミで広がっていくのです。

たとえば、有名な事例を挙げると、こちらのナイキのバイラルCMがあります。

出典:YouTube『Ronaldinho ロナウジーニョ』

有名なサッカー選手である、ロナウジーニョ選手が、新しいシューズを履き、感触を確かめている動画です。

この動画は何が話題になったかというと、ロナウジーニョ選手がボールを蹴ると、それがことごとくゴールポストに当たり、跳ね返ってくるというシーンです。

いくらロナウジーニョ選手とはいえ、そんな神業が可能なのか?

このシーンが本物なのか、それともCGで作られた偽物なのか、議論が巻き起こったというわけです。

もうひとつ、有名な事例がこちらです。

出典:YouTube “Amazing Catch by Ball Girl (BEST QUALITY) Gatorade commercial”

フェンス際のボールを、ボールガールが凄いジャンプをして、キャッチしてしまうという動画です。

これはスポーツ飲料大手、ゲータレードが作ったバイラル動画ですが、これも果たして本物なのか、CGなのかインターネット上で議論が巻き起こった動画です。

先にご紹介した、「ダイエットコーク&メントス」は、企業が作ったものではありません。

しかし、もしこれがコカ・コーラ社が仕掛けた動画であれば、大成功したバイラルCMとして知られることになったかもしれません。

このようにバイラルCMは、自社の伝えたいことを一風変わった方法で表現する動画です。

前述したインスパイアド・バイシクルズ社は、まさにこの方法で大成功したビジネスと言えるでしょう。



バイラルファクター:シェアされる10個の理由

では次に、動画がバイラルされる理由を探っていきます。

ここでは、バイラル動画が持つ共通項を「バイラルファクター(バイラル要因)」として定義し、10個ほどご紹介していきます。

1. ハウツー

ハウツーはもっともわかりやすく、もっとも作りやすいバイラル動画と言えます。

前述した「ネット集客のルール」は、ハウツーでバイラルされることを狙ったものです。

ただし、バイラルされるハウツー動画を作るには、注意点があります。

その注意点が、米国の動画マーケティングのプロであるアンディ・ジェンキンス(Andy Jenkins)氏のブログに書かれています。

こちらの記事の下方にある、「HowToMakeAViralVideo」というリンクをクリックすると、zipファイルをダウンロードできます。

32-16_ハウツー動画

出典:andyjenkinsblog.com

それを解凍すると、PDFファイルを開くことができます。

こちらは英語ですが、バイラル動画を作るための要素をまとめたマインドマップを見ることができます。

その中に、下図のような、バイラル動画の例が掲載されています。

32-17_良いバイラル動画と悪いバイラル動画の違い

出典:andyjenkinsblog.com

こちらでは良いバイラル動画と悪いバイラル動画の違いが説明されているのですが、この違いは、とても大切です。

バイラル動画を作るときのみならず、メールマガジンを書くとき、ホームページを作るとき、チラシを作るときにも共通する話ですので、ぜひ覚えておいてください。

まず、良い例として挙げられているのは、以下のとおりです。

  • カーペットからワインのシミを取る方法
  • Facebook広告のコストを、1クリックで30%減らす方法
  • サランラップを使って、光熱費を30%減らす方法

一方の悪い例は、以下のとおりです。

  • もっとトラフィックを集める方法
  • オンラインでお金を稼ぐ方法
  • 税金を節約する方法

上記の2つの例の違いがわかるでしょうか。

一見したところ、どちらもハウツーの動画のタイトルとしては、似たようなものに見えます。

良い例と悪い例の違いは、悪い例が「一般的なハウツー」であるのに対し、良い例は「より明確なハウツー」である点です。

たとえば、「もっとトラフィックを集める方法」などというのは、それこそ検索すればたくさん出てきます。

このような情報は、もはやありふれているために、バイラルされる動画とはなりません。

しかし、「サランラップを使って、光熱費を30%減らす方法」は、ほとんどの人が聞いたこともないハウツー情報です。

このようなものはバイラルされやすいのです。

優れたハウツー動画の例として挙げられるのは、こちらの「Tシャツを一瞬でたたむ術」です。

出典:YouTube『Tシャツを一瞬でたたむ術』

これが「Tシャツを綺麗にたたむ術」であれば、これほどバイラルされていなかったでしょう。

「一瞬で」という部分が、誰も聞いたことのないものであったが故に、再生回数が伸びているわけです。

また、「ネット集客のルール」の場合、「ネット集客の方法」というだけでは一般的過ぎますが、それを細分化することによって、ひとつひとつの動画が「より明確なハウツー」になるようにしてあります。

たとえば、以下のように「見込み客を集める!」「ランディングページを作る!」といった具合に、明確なハウツーとして紹介しています。

32-18_より明確なハウツーの事例

出典:YouTube『ネット集客のルール Day.1 「なぜ、ネット集客なのか?」』

「より明確なハウツー」を考えるために参考になるものは、やはりアマゾンです。

アマゾンでは、自分のビジネス分野におけるベストセラー書籍は欠かさずチェックしておくようにしましょう。

書籍のタイトルというのは、著者や出版社の方が一生懸命、頭をひねって作り出したものです。

必ず参考になる言葉やフレーズが見つかるはずです。

たとえば、こちらのリストはアマゾンで「ガーデニング」というキーワードで書籍を検索した場合の人気ランキングです。

人気ランキングの4位に『100円グッズで水耕菜園―土がいらない、野菜47種類の育て方』という書籍があります。

これなどはまさに、明確なハウツーと言えるでしょう。

32-19_Amazonの人気ランキング

出典:amazon.co.jp

2. 面白さ

オーストラリアにある、バス・インスティテュート・フォー・マーケティング・サイエンス(Bass Institute for Marketing Science)によると、観ている人に笑いをもたらす動画は、非常にバイラルされやすいという検証結果が出ています。

たとえば、こちらの「Evolution of Dance」は2億回近くも再生されている非常に有名なバイラル動画ですが、これも笑いの要素が入っています。

出典:YouTube “Evolution of Dance”

3. 共通の敵

共通の敵を作り出す手法は、動画のみならず、強固なファンを作り出すテクニックとして知られています。

共通の敵を生み出して成功しているバイラル動画は、非営利団体によく見られます。

非営利団体は、そもそも自分たちの利益を目的としているわけではなく、何かしらの社会悪を根絶することを目的としているために、共通の敵を作り出すのは自然の成り行きと言えます。

中でも成功したバイラル動画の例を挙げるならば、1億回の再生回数をたった6日間で達成した記録をもつ、以下の「KONY 2012」というキャンペーンが挙げられます。

32-20_KONY2012キャンペーン
出典:kony2012.com

出典:YouTube “KONY 2012”

「KONY(コニー)」とは、アフリカで活動する凶悪犯です。

子供を誘拐して自分の組織の戦闘要員にしてしまうという悪行をずっとおこない続けてきました。

その悪事を暴き、KONYを逮捕するために作られたのが、一連のバイラル動画です。

この動画が多くのセレブリティにシェアされたことによって、一般にも広く知れ渡ることになりました。

「KONY 2012」は各方面で賛否両論を巻き起こしつつも、一大キャンペーンとして世界中に広まっていきました。

4. 驚きの真実

一般の人が知らないような驚きの真実を伝えることも、バイラル動画の要素です。

前述した「Social Media Revolution 2 (Refresh)」に出てくる統計数字は、驚きの真実と言えるでしょう。

出典:YouTube “Social Media Revolution 2 (Refresh)”

同様に、前述した「Dove – Evolution Commercial」も、フォトショップであそこまで顔が変化するというのは驚きの真実と言えます。

出典:YouTube “Dove – Evolution Commercial”

5. 動物

動物が登場することも、シェアされやすい要素のひとつです。

動物に関しては色々なバイラル動画がありますが、たとえば、こちらのデンバーという犬の動画もそのひとつです。

出典:YouTube “Denver Official Guilty Dog Video www.facebook.com/guiltydog”

主人がいない間にお菓子を食べてしまったことに罪悪感を感じている様子を撮影したものです。

この動画によってデンバーの人気が高まり、Facebookページができたり、グッズができたりしています。

6. 赤ちゃん

赤ちゃんや小さな子供が登場する動画も、バイラルされやすい動画です。

前述した「Charlie bite me…」のような何気ない日常を映した動画でも、赤ちゃんの可愛さがあることで、瞬く間にバイラルされていきました。

出典:YouTube “Charlie bite me…”

7. 試すことができる

動画の中でおこなわれていることを、自分でも試すことができる、試したくなる動画は、バイラルされる動画になりやすいです。

冒頭でご紹介した、「Extreme Mentos & Diet Coke」の動画はまさにそれです。

あの動画を観たら、誰でも自分で試してみたくなるでしょう。

そして、自分で試した結果を誰かに伝えたくなりますので、ブログやFacebookでさらに広がっていくことになります。

こちらはTシャツを何枚、重ね着できるかというギネス記録に挑んだ動画です。

出典:YouTube『Tシャツを260枚重ね着してギネス世界記録!』

これも観ている人が自分で試せる、試してみたくなる動画と言えるでしょう。

8. インスピレーションや感動を与える

インスピレーションや感動を得られる動画は、もっともシェアされやすい種類の動画と言えます。

前述した「Where the Hell is Matt? 2008」も、映像と音楽、そして世界中の人々とのつながりによって、インスピレーションを得られる動画になっています。

こちらは日本でもちょっとした話題になった、「フリー・ハグズ」キャンペーンの動画です。

出典:YouTube “Free Hugs Campaign – Official Page (music by Sick Puppies)”

これは道端で、見知らぬ人とハグをするという動画です。

最初は誰も相手にしてくれませんが、徐々に人が集まってきます。

この動画がバイラルされ、その活動が様々な街へと広まっていきました。

「フリー・ハグズ」とは?
“2001年、アメリカのジェイソン・ハンターが始めた活動である。彼は母親の死後「フリー・ハグズ」と書かれたプレートを持ってマイアミの海岸を歩いた。それは、多くの人に愛された母親を亡くし、ジェイソンが大切なことに気付いたからである。彼の母親は、たくさんの人々を抱きしめ、どんなに”あなた”が大切であるかを伝える素敵な人であった。

そしてジェイソンは 「私たちの仕事がなんであれ、私たちにできる大切なことは、私たちが自ら歩み寄ることによって他者を助け、励ますことではないか」「親切で励みになる行動が、私たちの日常に変化を与えてくれるだろう」

それを示す行動がフリー・ハグズであり、ジェイソンはこのメッセージを多くの人に伝えようとフリー・ハグズというプレートを持ってマイアミの浜辺を歩き始めた。これがフリー・ハグズの始まりである。”

出典:Wikipedia

9. チャレンジ

自社のビジネスに関連することで、何かしらのチャレンジをする様子を撮影する方法です。

チャレンジが困難に見えるほど、それが成功したところを撮影した動画は、バイラルされやすくなります。

たとえば、こちらは一見、バイラル動画とは無縁に見える建設機械メーカーが作ったバイラル動画です。

彼らが販売するショベルカーで、瓶の積み上げにチャレンジするというものです。

出典:YouTube “Beer Bottle Excavator Trick”

これは120万回以上再生されるバイラル動画になりました。

自社商品の優秀さをアピールするのに非常に有効な動画になっています。

10. 特殊技術

これもチャレンジと似ていますが、自社に関連する特殊技術を披露する動画です。

成功すれば、自社の商品や技術をアピールできるバイラル動画になります。

こちらはドイツのフェルトペンメーカー、Faber-Castell(ファーバーカステル)社のバイラル動画です。

ペンで円を描き続けるだけで、『真珠の耳飾りの少女』が完成してしまうという神業です。

出典:YouTube “Faber Castell – Girl with a Pearl Earring / Self Portrait / Mona Lisa”

フェルトペンは非常に繊細なタッチで描くことができる、ということを伝えるための動画です。

180万回以上も再生されていますので、これは成功したバイラル動画と言えるでしょう。



バイラル動画を作る3ステップ

さて、これまで様々なバイラル動画をご紹介してきました。

成功したバイラル動画の中には、たしかに大企業のような知名度と資本力、そしてPR力がなければ実現できなかったようなものもあります。

しかし、本記事でご紹介してきたバイラル動画は、アイデア次第で中小規模の事業者でも実現可能な事例が多いです。

実際に、前述した「ネット集客のルール」は、累計15万回以上再生されています。

これは大企業のバイラル動画のように、数百万回、数千万回も再生されなくとも、その市場においてはそれなりの存在感を持つことができます。

あなたのビジネスにおいても、数百万回、数千万回というメガヒットを狙うのではなく、数万回、数十万回くらいの再生回数を狙って達成できれば、あなたの市場で充分にビジネスを成長させることができるようになるでしょう。

そこで次に、バイラル動画を作るために最低限、考慮すべきステップをご紹介していきます。

バイラル動画を作るには、次の3つのステップが必要になります。

32-27_バイラル動画を作る3つのステップ

ステップ1. メッセージ

最初にあなたが伝えたい、コアとなるメッセージを決めます。

これまでにご紹介したバイラル動画は、いずれも強力なメッセージが背景にあります。

このメッセージは、バイラル動画のみならず、あなたのマーケティング全般に関わるとても大切なものです。

コアとなるメッセージとは、簡単に言うと、「他との差別化」です。

数ある同業他社の中で、あなたはいったい何が違うのか?

それが明確であればあるほど、動画も作りやすくなります。

「他との差別化=スローガン」ではない

米国の著名なマーケティングコンサルタントであるジャック・トラウト氏によれば、大半のビジネスが犯す間違いのひとつが、差別化とスローガンの違いを理解していないことだと言います。

彼が著書の中で挙げているのは、次のようなメッセージです。

「あなたの未来を、もっと容易に」

「イエス・ユー・キャン」

「光の道」

これらは順に、保険会社のING、携帯会社のスプリント、いすゞのキャッチコピーだそうです。

いかにも大企業にありがちなコピーですが、問題は、これだけ見ると何をやっている会社なのか、さっぱりわからないことです。

したがって当然ながら、他社との差別化をしているメッセージではありません。

一方、優れたメッセージを持っているビジネスも、もちろんあります。

ダヴのメッセージ

たとえば、先ほどご紹介したダヴがそれです。

ダヴのメッセージは、そのホームページに明確に書かれています。

「リアル・ビューティー 美しさはその人の内側から」

“ユニリーバのブランド“Dove”は、「美しさとはこうあるべき」という既成概念にとらわれ、自分の本当の「美しさ」を見失っていた女性たちに、すべてのスタイル、すべてのサイズ、そして、すべての年齢の中にある、それぞれの“本当の美しさ”を知ってもらうため、世界規模でメッセージを発信しています。女性が、自分の“本当の美しさ”を再発見し、毎日を生き生きと、自信を持って活躍できるよう応援する…それこそが、ダヴの願いです。”

出典:mydove.jp

先ほどの動画も、このメッセージが根底に存在することがよくわかるはずです。

ウェンディーズのメッセージ

もうひとつ、秀逸な動画として知られているのが、ファーストフードのウェンディーズが作ったバイラル動画です。

ご存知のとおり、ファーストフードはマクドナルドが一番手であり、ウェンディーズは後手に回っています。

そこで彼らが考えたメッセージは、「肉が大きい」というものでした。

実際のところ、ウェンディーズのハンバーガーは、他社のものよりも肉が大きいのです。

そこで彼らが作った動画CMが、こちらです。

出典:YouTube “Where’s the Beef”

見た目は大きいものの、開けてみると肉がどこにあるのかわからないくらい小さい、というコメディ動画です。

他社のハンバーガーの肉の小ささを指摘することによって、自社の肉の大きさを伝えています。

ここでもうひとつ、ぜひご紹介しておきたい動画があります。

アップルのメッセージ

これはアップル社の伝説的な動画CMです。

彼らの作る動画にはすべて強力なメッセージが込められていますが、特にこの動画はメッセージが強く表現されています。

出典:YouTube “Apple 1984 Super Bowl Commercial Introducing Macintosh Computer (HD)”

これは初代マッキントッシュが発売されるときのCMです。

この動画にどのようなメッセージが込められているか、わかりますでしょうか。

それは、「反権威主義」です。

この動画は、『1984』という有名な小説をもとにして作られています。

『1984』とは?
“出版当初から冷戦下の英米で爆発的に売れ、同じ著者の『動物農場』やケストラーの『真昼の闇黒』などとともに反全体主義、反集産主義のバイブルとなった。冷戦時の共産主義体制を批判した反共主義者も、また政府による監視や検閲や権威主義を批判する西側諸国の反体制派も、好んでこの小説を引用する。”(出典:Wikipedia)

アップルが発信するメッセージは、しばらくの間、この反権威主義をベースに作られてきたと言ってよいでしょう。

彼らが「権威」と呼ぶのは、もちろん、IT業界を牛耳っていたIBMやマイクロソフトです。

堅苦しく、遊び心がない権威に対し、マッキントッシュは遊び心のある新しいコンピューターを市場に投入する、というメッセージです。

有効なメッセージを作るヒント

では、他社との差別化を計るためのメッセージはどのように作ればよいのでしょうか。

同じくジャック・トラウト氏がヒントを挙げています。

有効なメッセージを作るためには、「フォーカス(集中)」が大切です。

いまでこそヒット商品を連発するアップル社ですが、実は大失敗に終わった商品もありました。

それが、世界初のPDAとして鳴り物入りでデビューした「ニュートン」という商品です。

32-30_PDAのデバイス画像

出典:Wikipedia

ジャック・トラウト氏によれば、ニュートンが失敗した大きな要因は、機能を詰め込みすぎたことにあったとのことです。

機能を詰め込みすぎたために値段が高くなり、サイズも大きくなり、さらに悪いことに、「ニュートンとはいったい何なのか?」といったメッセージが伝わらなかったのです。

そこでメッセージを作るための重要な法則がわかります。

それが、フォーカスを絞るということです。

では、どこにフォーカスを絞ればよいのでしょうか。

例としては、次のようなポイントがあります。

①特色

「肉が大きい」など、商品やビジネスが持つ特色にフォーカスを当てます。

②伝統

伝統があるというのは、それだけで差別化のメッセージなります。

③専門性

他社と比べて、どこかの分野に特化したビジネスをしているのであれば、それがそのままメッセージになります。

④製法

あなたの商品が独自の製法で作られているならば、それもメッセージになります。

商品によっては、「自社工場で作っている」「自家製」なども差別化になるでしょう。

⑤皆に選ばれている

「有名人が使っている」「シェアナンバーワン」などももちろん、差別化のメッセージになります。

これらを参考にして、「あなたのビジネスは、他とはいったい何が異なるのか?」「動画を観ている人に、何を伝えるべきなのか?」といったポイントを明確にしましょう。

ステップ2. シナリオを考える

メッセージを作ったら、次はシナリオです。

シナリオは、「メッセージをどのように表現するのか?」といった点を考えます。

ここはとても重要であるがゆえに、アイデアが必要な部分でもあります。

たとえば、先ほどご紹介したアップル社の動画でいえば、「反権威主義」を伝えるのに『1984』のようなシナリオにするパターンもあれば、こちらの有名な動画のように、MacとPCを擬人化したシナリオを作るパターンもあります。

出典:YouTube “Complete 66 Mac vs PC ads + Mac & PC WWDC Intro + Siri Intro”

シナリオを考える際に参考にしていただきたいのが、先ほどご紹介した、10個のバイラルファクターです。

これらの要素を考慮しながら、どのようにしてメッセージを伝えるかを決めましょう。

もちろん、ひとつにこだわる必要はありません。

いくつかの要素が重なる動画もあります。

以下に、10個のバイラルファクターをもう一度まとめておきます。

1. ハウツー
純粋なハウツーを教えるシナリオ

2. 面白さ
ビジネスに関連するユーモアを入れるシナリオ

3. 共通の敵
あなたとあなたの顧客の共通の敵に焦点を当てるシナリオ

4. 驚きの真実
あなたの顧客が知らない、驚くような統計データや業界の秘密を暴くシナリオ

5. 動物
関連のある動物を登場させるシナリオ

6. 赤ちゃん
赤ちゃんや子供を登場させるシナリオ

7. 試すことができる
動画を観た人が、その場ですぐに試せるテクニックやチャレンジを紹介するシナリオ

8. インスピレーションや感動を与える
創業ストーリーや顧客の感動的なストーリーを紹介するシナリオ

9. チャレンジ
ギネスブックに載りそうなチャレンジを撮影してみるシナリオ

10. 特殊技術
あなたのビジネスの特殊技術を紹介するシナリオ

ステップ3. プロモーションする

動画を作ったら、プロモーションをします。

「面白い動画を作ってYouTubeにアップロードすれば勝手に広がっていく」という考えは、実はバイラル動画に対する幻想です。

ヒットしたバイラル動画の多くは、きちんとしたプロモーションがされています。

ブログ・Facebook・Twitterで紹介する

作った動画はYouTubeにアップロードするのが一番です。

YouTubeに動画をアップロードしたら、当然ながら他のメディアでも紹介します。

ブログ、Facebook、TwitterといったSNSはもちろん、メールマガジンを配信している人はメールマガジンでも紹介していきます。

YouTubeを最適化する

YouTubeでは、単に動画をアップロードするだけではなく、いくつかのポイントを最適化していく必要があります。

以下に、YouTube動画を使ったYouTubeマーケティングの基本をご紹介しますので、参考にしてみてください。

サムネイルを設定する

「サムネイル」とは、YouTubeで検索したときや、関連動画に表示されるときの、小さな画像のことです。

バイラル動画にとって、サムネイルはかなり重要です。

32-32_サムネイルの設定

出典:YouTube『ネット集客のルール Day.1 「なぜ、ネット集客なのか?」』

動画をアップロードすると、サムネイルを選ぶことができるようになります。

ここで人目を引くような画像を選ぶようにしましょう。

小さい文字が表示されていて、何の動画かわからないもの、タイミングが悪くどこを映しているのかわからない画像などは、避けるようにしましょう。

基本情報を設定する

「基本情報」とは、「タイトル」「説明」「タグ」のことを指しています。

ここは極めて重要です。

32-33_基本情報の設定

出典:YouTube『ネット集客のルール Day.1 「なぜ、ネット集客なのか?」』

これらのタイトル、説明、タグには、あなたのビジネスを表すキーワードを漏れなく入れるようにしましょう。

多くの動画は、説明が1行か2行程度に留まっていますが、ここは簡潔に書く必要はありません。

動画の内容、自社サイトへのリンク、Facebookへのリンクなども入れることができますので、必要な情報を欠かさず入れるようにしましょう。

タグを設定するコツは、自分でアップロードした動画には、なるべく同じタグを設定することです。

タグは関連動画の判定基準になります。

つまり、Aという動画につけたタグと、Bという動画につけたタグが同じであれば、その2つは関連性が高いと判断され、再生ページの右や再生終了後の関連動画に表示されるようになります。

たとえば、以下は前述した「ネット集客のルール」シリーズの動画再生終了後の状態ですが、関連動画として同シリーズの他の動画も複数、表示されています。

32-34_動画再生終了後の状態

出典:YouTube『ネット集客のルール Day.1 「なぜ、ネット集客なのか?」』

動画再生終了後、自社とはまったく関係のない動画が表示されていると、せっかくの視聴者が他のウェブサイトへと逃げてしまうことになりかねません。

タグを最適化することによって、自社の動画を続けて視聴してもらえる確率が高くなります。



まとめ

「バイラル動画を作るための秘訣は何か?」

この問いに、米国の動画マーケティングのプロであるアンディ・ジェンキンス氏は、「数を作ることだ」と答えています。

かつてないほど動画が簡単に作れるようになった今の時代、ひとつの動画を完璧に作って、特大ホームランを狙う必要などなく、数多く作って小さなヒットを繰り返すほうが合理的である、と言っています。

まさにそのとおりです。

現代は動画が簡単に作れ、かつ、YouTubeに毎日、大量の動画がアップロードされています。

もっとも確実にバイラル動画を生み出す方法は、本記事でご紹介したバイラルファクターを意識しながら、より多くの動画を配信していくことだと言えるでしょう。

あなたがYouTubeにアップロードした動画は、それらひとつひとつが確実に、あなたの資産になります。

一度アップロードしておけば、あなたが知らないうちに、まったく知らない人が観てくれ、場合によってはバイラルしてくれるのです。

このバイラル動画という資産は、あなたのもとに潤沢なトラフィックをもたらしてくれます。

インターネットマーケティングの世界では、自分の動画やウェブサイトへのトラフィックはお金に等しい価値をもちます。

YouTube動画にアドセンス広告を設定しておけば広告収入が入りますし、動画をとおして視聴者を自分のウェブサイトに誘導できれば、そこから本業の成約につながる可能性が生まれます。

したがって、このような資産は多ければ多いほど良いことは間違いありません。

動画を数多く作れば、その分、資産が増えます。

さらに良いことに、作れば作るほど、動画を作る能力が上がっていきます。

より効率的・効果的に動画という資産を増やしていけるわけです。

バイラル動画の領域は、まだまだ大企業でもこれからの分野と言えます。

まして、中小規模の事業者でバイラル動画に目をつけているところは、ほとんどないでしょう。

今の時点から動画を作り、テストし、能力を向上させておけば、あなたのビジネスを有利に展開できるはずです。

ぜひ本記事の内容を参考にして、バイラル動画の制作にチャレンジしてみてください。

なお、本記事のテーマに興味をお持ちいただけたなら、ぜひ以下の記事もお読みになってみてください。

動画マーケティング基本の7ステップと3つのYouTube集客方法

売れるウェビナーを作りたい方必読!4つの統計と9つの具体的方法

2時間で5,364万円を販売した、売れるウェビナーの作り方21ステップ

きっと、あなたのお役に立てるはずです。

最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。

小谷川-拳次

リードコンサルティング株式会社
代表取締役 小谷川 拳次

【本記述の無断転載・転用・盗用を一切禁止します】
無断転載・転用・盗用といった著作権侵害には民事上・刑事上の罰則が適用されます。
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小谷川 拳次

小谷川 拳次

リードコンサルティング株式会社 代表取締役

作家。投資家。起業家。 2009年、リードコンサルティング株式会社設立。デジタルコンテンツを主軸としたインターネット集客、電子書籍マーケティング、サブスクリプションビジネスのコンサルティング及びコンテンツ販売システム、自動ウェビナー販促システムの提供によるマーケティングオートメーション(MA)の導入支援を行う。ビジネス書作家としても活動。2018年からは投資事業を開始。 著書は『Facebookでお客様をどんどん増やす本』(中経出版/2011年)、『電子書籍を無名でも100万部売る方法』(東洋経済/2012年)、『小さな会社がお金をかけずにお客さまをガンガン集める方法』(KADOKAWA/2013年)など、累計50冊を出版している。

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