オンラインスクールの作り方-高額でも売れる21のフレームワーク
※本記事は、特定の分野で人を指導することのできる専門知識をお持ちであるコーチ・コンサルタント・士業・セミナー講師・研修講師・スクールの先生・教室の先生・塾運営者・起業家の方を対象にお届けします。
あなたは、「今話題のオンラインスクールを作ってみたいけど、オンラインスクールの作り方が分からない」または「オンラインスクールを構築する場合、何をどのような順番で進めていけば良いか分からない」といった悩みを抱えていませんか?
オンラインスクールは新しい形のコンテンツ販売となりますので、これまでのコンテンツ販売のように単純に動画や音声を作るだけではうまく構築できません。
そんなあなたにお勧めしたい方法が、本記事でご紹介する「オンラインスクールの作り方-高額でも売れる21のフレームワーク」です。
実は、当社が独自に開発した「オンラインスクール開発フレームワーク21」を利用いただければ、顧客満足度向上が高くクレームゼロのオンラインスクールを簡単に作ることが可能です。
しかも、このフレームワークは本来「高額なオンラインスクール」を作ることを目的として開発されているため、20万円を超えるようなオンラインスクールを構築することも可能です。
一般的に高額なオンラインスクールの作り方は市場に出回っていませんので、お役に立てるのではないかと思います。
特に、特定の分野で人を指導することのできる専門知識をお持ちであるコーチ・コンサルタント・士業・セミナー講師・研修講師・スクールの先生・教室の先生・塾運営者・起業家の方には最適な内容です。
ぜひ、こちらでご紹介するオンラインスクールの作り方と21のフレームワークを参考にされてみてください。
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目次
- 1 オンラインスクールの作り方-高額でも売れる21のフレームワーク
- 1.1 1. オンラインスクールの概要を学ぶ
- 1.2 2. 商品コンセプトを考える
- 1.3 3. お客様ニーズをリサーチする
- 1.4 4. 「お客様ニーズ」と「あなたが提供できるコンテンツ」の重複点を整理する
- 1.5 5. 結果を検証し商品コンセプトを再考する
- 1.6 6. 商品コンセプトを確定する
- 1.7 7. 「お客様のゴール」を明確にする
- 1.8 8. ゴールの魅力度をチェックし改善する
- 1.9 9. 商品の「章立て」を作成する
- 1.10 10. 章立てを元にプログラム目次を作成する
- 1.11 11. 各記事を執筆する
- 1.12 12. 書き終わったら一週間ほど寝かせる
- 1.13 13. 自分が最初のお客様となりプログラムを実践してみる
- 1.14 14. より分かりやすく加筆・修正する
- 1.15 15. 原稿の推敲・校正を行う
- 1.16 16. コンテンツ完成、最終チェックを行う
- 1.17 17. プログラムを動画化する
- 1.18 18. 動画ファイルとして完成させる
- 1.19 19. 動画配信サイトに動画をアップロードする
- 1.20 20. オンラインスクールのサイトを構築する
- 1.21 21. コンテンツを公開する
- 2 オンラインスクールの販売方法について
- 3 まとめ:オンラインスクールの作り方で最も大切なこと
オンラインスクールの作り方-高額でも売れる21のフレームワーク
本記事では、あなたに「オンラインスクールの作り方」をお伝えします。
今、米国を始めとして右肩上がりでブームになっているのが、「専門知識を持つ個人」がオンライン上でスクールを開設し、インターネットを使って販売を完結することです。
そのために欠かせないのが、「オンラインスクール」という方法です。
実際に私自身も複数のオンラインスクールの運営を成功させていますし、30万円の高額なオンラインスクールであっても、毎月コンスタントに販売できているオンラインスクールもあります。
オンラインスクールは米国のみならず、この日本でも普及し始めている方法です。
もしもあなたに何らかの専門知識があり、それをオンライン上で販売してみたいなら、ぜひオンラインスクールの開設にチャレンジされてみてはいかがでしょうか。
オンラインスクールは、インターネット全盛の現代において最も効率的で、かつ顧客満足度が高い学習形態です。
しかも、あなたの権威性も確立できるため、高額商品コンテンツとしても最適です。
そこで本記事では、オンラインスクールを作るフレームワークをお伝えします。
それが、弊社が独自に開発した「オンラインスクール開発フレームワーク21」です。
なお、このフレームワークを活用いただくと「20万円以上の高額なオンラインスクール」を構築することも可能になります。
このフレームワークを基にオンラインスクールの開発を進めていけば、初心者の方でも必ず質の高いオンラインスクールを構築できるでしょう。
まずは、次の全体像をご覧ください。
オンラインスクール開発フレームワーク21
Online School Development Framework 21
Copyright (C) Lead Consulting Co., Ltd.
この「オンラインスクール開発フレームワーク21」は、当社の『電子書籍マスタースクール(DMS)』(定価32万8千円)や『電子書籍マスターライセンス(DML)』(定価200万円)の開発に活用した、実績あるフレームワークです。
これら2つのオンラインスクールは過去に累計900名以上の方に参加いただいていますが、これまでコンテンツに対するクレームは1件もありません。
その理由も、この「オンラインスクール開発フレームワーク21」を実践すれば理解できるはずです。
こちらは21ものステップがあると、膨大な分量に見えるかもしれません。
しかし、それぞれのステップはシンプルな作業の積み重ねです。
一つ一つを実践すれば、必ず大きな成果を出していただくことが可能です。
そのため、可能であればこのフレームワークを印刷して、日々焦らず着実に実践されてみてください。
なお、より理解を深めて頂くために、『電子書籍マスタースクール(DMS)』を開発した時の資料も特別に初公開します。
それでは、各ステップを詳しく見ていきましょう。
1. オンラインスクールの概要を学ぶ
最初のステップは、オンラインスクールにどんなメリットがあり、どんな仕組みなのかを理解することです。
なお、もしもあなたが20万円を超える高額なオンラインスクールの構築を目指している場合は、ぜひこちらの記事をお読みになってみてください。
「高額商品を販売する3つのメリットと5パターン【コーチ・講師向け】」
また、販売導線の全体像を把握しておくことも大切になります。
そこで、オンラインスクールのモデルケースとして、前述した『電子書籍マスタースクール(DMS)』の概要を参考にしていただくことをお勧めします。
こちらは、以下の無料ウェビナーに登録いただくことで、オンラインスクールの概要を詳しく理解できるはずです。
無料ウェビナー『電子書籍のルール特別ウェビナー(無料)』
また、本ウェビナーに登録いただくことで、弊社自身がどのような流れで販売を継続しているのか、その具体的な詳細もステップメールを通してご覧になれます。
まずはこのようなモデルケースを確認することで、あなたならではのオンラインスクールを構築する際の参考にして頂けるはずです。
2. 商品コンセプトを考える
ステップ2では、あなたのオンラインスクールの「商品コンセプト(商品内容)」を考えます。
このコンセプトが、商品の売上を左右する最重要ポイントになります。
商品コンセプトを考える際には、具体的かつ明確なベネフィットを感じられるものにしましょう。
同時に、どのくらいの期間でノウハウを習得できるのか、あるいは形としての結果が出せるのか、そのゴールも提示できると理想的です。
実際に、『電子書籍マスタースクール(DMS)』のケースを見てみましょう。
こちらの商品コンセプトは、以下の通りです。
日本初にして唯一の「3ヶ月で必ず電子書籍を出版し、望む成功を掴む」ことに
特化したeラーニング形式による実践的オンラインスクール
実際の内容を作り始める前に、まずこの商品コンセプトがありました。
仮に、この商品コンセプトが、「電子書籍を仕事に活用して成果を出す学校」という抽象的な内容だった場合はいかがでしょうか。
コンテンツ内容が同じものであっても、魅力を感じにくいと思います。
あなたが高額コンテンツ商品としてのオンラインスクールを作るとしたら、どんな商品コンセプトを用意できるでしょうか。
この例を参考にして、あなたの高額コンテンツ商品の商品コンセプトを決めてみましょう。
なお、この段階で思いついたアイデアは、すべて紙にメモしておくようにします。
3. お客様ニーズをリサーチする
次に、ステップ2で書き留めた「商品コンセプト」をもとに、あなたのお客様のニーズをリサーチします。
お客様にあなたが作った商品コンセプトを見せたら、「ぜひ欲しいです」と言われるものになっているでしょうか。
可能であれば、実際にあなたのお客様にアイデアを話して、フィードバックをもらえるとベストです。
『電子書籍マスタースクール(DMS)』の場合も、お客様ニーズを徹底的にリサーチしました。
「コンテンツは、マーケティング寄りの内容が良いのか?技術寄りの内容が良いのか?それとも、その両方が良いのか?」といった内容は自分たちだけで考えていても、答えは見つかりません。
そこで、本テーマに興味を持ってくれそうなお客様から、実際にご意見を頂きました。
そこで分かったことは、
- 「電子書籍は難しそうだから、なるべく簡単に理解できると嬉しい」
- 「ただ出版するだけでなく、電子書籍を売る方法も知りたい」
- 「パソコンが苦手だけど、電子書籍は自分で作ってみたい」
といった具体的な要望があるということでした。
これは、もし自分たちの思い込みだけで進めていたら、決して見えてこない視点でした。
4. 「お客様ニーズ」と「あなたが提供できるコンテンツ」の重複点を整理する
ここで、リサーチしたお客様ニーズと、書き留めておいた商品コンセプトを見比べます。
そして、「お客様が本当に望んでいること・本当に欲しいもの」と「あなたが提供できるもの」を箇条書きにしていきます。
『電子書籍マスタースクール(DMS)』の場合は、次のようなリストになりました。
【お客様が望んでいること】
- 簡単さ
- 分かりやすさ
- マーケティングの方法
- 売れる書籍の書き方
- キンドルの使い方
【私が提供できるもの】
- 電子書籍を簡単に作る方法
- 誰でも分かるように電子書籍の仕組みを説明すること
- 電子書籍を売る戦略を体系的に伝えること
- 売れる書籍のテンプレートを提供すること
- キンドルの使い方もステップバイステップで簡潔に説明すること
これらの重複点が、ヒットする高額コンテンツ商品を開発するためのヒントになります。
まずはこの点をしっかりと押さえるようにリサーチを進めましょう。
5. 結果を検証し商品コンセプトを再考する
このステップでは、書き出した箇条書きリストを、じっくり見直します。
そして、お客様ニーズを元に、商品コンセプトを再考します。
『電子書籍マスタースクール(DMS)』の場合も、この再考するステップは非常に重要でした。
もともとは技術色、専門色の強いコンテンツを考えていたのですが、お客様ニーズのヒアリング結果を検証し、「分かりやすさ第一」に変更したのです。
このケースでも分かる通り、最初とは真逆のコンセプトに変わっています。
リサーチ作業というものは敬遠されがちですが、最も重要な作業と言っても過言ではありません。
実際のコンテンツ制作に入る前に、徹底的に行っておきましょう。
6. 商品コンセプトを確定する
ここまでの作業が終わったら、商品コンセプトを確定します。
ここで、『電子書籍マスタースクール(DMS)』のケースを改めてご紹介します。
こちらでは、以下のように商品コンセプトが変遷していきました。
商品コンセプト1(アイデアレベル):
電子出版成功の7つの秘密
商品コンセプト2:
電子書籍に知識を学びたい人向けに体系的に教える教材
商品コンセプト3:
簡単に電子書籍を学べるプログラム
商品コンセプト4:
日本初の本格的電子書籍ビジネススクール
商品コンセプト5:
日本初の必ず電子出版できるビジネススクール
商品コンセプト6:
日本初の3ヶ月で出版し成功できるオンラインスクール
商品コンセプト7:
日本初にして唯一の「3ヶ月で必ず電子書籍を出版し、望む成功を掴む」ことに特化したeラーニング形式による実践的スクール
こちらの商品コンセプト1から商品コンセプト7に至るまでは、実に1年以上の時間が掛かっています(実は、Kindleの日本上陸以前から、電子書籍スクールの企画はありました)。
ここに時間を掛けたからこそ、お客様ニーズに応えた揺るがない商品コンセプトが完成しました。
7. 「お客様のゴール」を明確にする
商品コンセプトを確定したら、次は「お客様のゴール」を明確にします。
お客様は、プログラムにお金を支払っているのではありません。
お客様は、プログラムを通して得られる「結果」にお金を支払っているのです。
この点を蔑(ないがし)ろにすると、自己満足コンテンツになりますのでご注意ください。
あなたのコンテンツを通して、お客様が得たい本当の結果は何でしょうか。
思いついた答えをすべて紙にメモしましょう。
この点は、特にじっくり考えてみてください。
なお、『電子書籍マスタースクール(DMS)』のゴールは、「入学3ヶ月後に必ず質の高い電子書籍を1冊、出版できている状態」を実現することでした。
明確なゴールが設定できれば、お客様から共感して頂ける可能性も高くなります。
8. ゴールの魅力度をチェックし改善する
「お客様のゴール」を書き出したら、次はゴールの魅力度を改めてチェックします。
そのゴールは、すぐに実践したくなるほどワクワクされるものでしょうか。
お客様が見たら、他のどんなコンテンツ商品より魅力的に見えるでしょうか。
また、それは競合企業が出している商品よりメリットを感じやすいでしょうか。
これらの質問に一つずつ答えていきます。
もし「YES」と答えられない項目があれば、ゴールが適切ではない可能性があります。
すべてに「YES」と答えられるまで、改善を続けていきましょう。
9. 商品の「章立て」を作成する
ここまでの内容がまとまったら、いよいよコンテンツ制作に入ります。
しかし、決して、いきなり原稿は書かないでください。
コンテンツ制作は、必ず「大きい要素」から作っていくことが大切です。
オンラインスクールであれば、「章立て」→「目次」→「各記事」の順番です。
「章立て」とは、コンテンツの柱となる要素です。
章は幾つあっても良いのですが、綺麗にまとめるには「5章立て」を推奨します。
各章で伝えるべきことは以下の通りになります。
■各章で伝える内容の指針
第1章 マインドセット、市場の把握、関連データなど実践の土台になる情報
第2章 あなたのノウハウを実践するための全体図、戦略
第3章 具体的なノウハウ
第4章 ノウハウを活用した実践方法
第5章 さらなる応用、補足情報、注意事項など
なお、イメージを掴んで頂くために、『電子書籍マスタースクール(DMS)』の章立てを以下の通りご紹介します。
■『電子書籍マスタースクール(DMS)』の章立て
STEP1 電子書籍ビジネスの本質を知る
STEP2 無限の収益と無尽蔵な集客を実現させる戦略を構築する
STEP3 爆発的に売れる書籍を執筆する
STEP4 完璧な電子書籍を製本する
STEP5 キンドル長者の原理原則
STEP6 キンドル・マーケティング
『電子書籍マスタースクール(DMS)』の場合は、STEP3とSTEP4が「具体的なノウハウ」にあたり、全6章立てになっています。
あなたのオンラインスクールは、どのような章立てになるでしょうか。
時間を取ってじっくり考えてみましょう。
10. 章立てを元にプログラム目次を作成する
章立てが完成したら、次は「プログラム目次」を作成します。
これは各章立ての中に入るものです。
『電子書籍マスタースクール(DMS)』は、以下のようなプログラム目次でした。
STEP1 電子書籍ビジネスの本質を知る
【STEP1-1】電子書籍ビジネスで実現する“あなたの未来”
【STEP1-2】電子書籍ビジネスとは?
【STEP1-3】電子書籍ビジネスを行うメリット
【STEP1-4】電子書籍市場の先行者利益
【STEP1-5】インディーズ出版プラットフォーム一覧
【STEP1-6】電子出版「究極の視点」
【STEP1-7】電子書籍のファイルフォーマット
【STEP1-8】EPUBの利点・強み・対応プラットフォーム
【STEP1-9】主要デバイスとリーダーソフト
STEP2 無限の収益と無尽蔵な集客を実現させる戦略を構築する
【STEP2-1】なぜ、戦略が必要なのか?
【STEP2-2】電子書籍戦略
【STEP2-3】目的1:読者リスト構築
【STEP2-4】目的2:電子書籍ブランディング
【STEP2-5】目的3:永続的な収益・集客システムの完成
【STEP2-6】理想の未来を創る思考方法
【STEP2-7】あなたの理想のゴールを設定する
STEP3 爆発的に売れる書籍を執筆する
【STEP3-1】電子書籍執筆の心構え
【STEP3-2】爆発的に売れる書籍を企画する「発想フレームワーク」①
【STEP3-3】爆発的に売れる書籍を企画する「発想フレームワーク」②
【STEP3-4】「コンテンツマップ」と「執筆リソース収集」
【STEP3-5】表紙を制作する
【STEP3-6】最高のコンテンツを書きあげる究極の電子書籍ライティング
【STEP3-7】読者を一瞬であなたのファンにする仕掛けを施す
【STEP3-8】書籍の潜在的魅力を最大化する編集術
STEP4 完璧な電子書籍を製本する
【STEP4-1】全体手順を確認する
【STEP4-2】制作ソフト(Sigil)をインストール、設定する
【STEP4-3】パーフェクト・テンプレート
【STEP4-4】制作準備を整える
【STEP4-5】タグ付け制作法
【STEP4-6】Sigilに本文を入力する
【STEP4-7】リンク、文字強調、書籍情報の設定
【STEP4-8】キンドル・プレビューアで動作チェック
STEP5 キンドル長者の原理原則
【STEP5-1】KDPアカウントを開設する
【STEP5-2】各機能を完全理解する
【STEP5-3】KDPセレクトの魅力を知る
【STEP5-4】KDPセレクトを活用した戦略
【STEP5-5】KDP価格戦略
【STEP5-6】KDP登録情報を事前に準備する
【STEP5-7】新規電子書籍を登録する①
【STEP5-8】新規電子書籍を登録する②
STEP6 キンドル・マーケティング
【STEP6-1】電子書籍マーケティング・マインド
【STEP6-2】読者と継続的な信頼関係を築く方法(全体像の確認)
【STEP6-3】アマゾン・キンドル・オプティマイゼーション(AKO)対策
【STEP6-4】キンドル・トラフィック・メソッド
【STEP6-5】ソーシャル・パブリッシング・マーケティング
【STEP6-6】キンドル・ローンチ・フォーミュラ
【STEP6-7】アライアンス・パートナー
【STEP6-8】「人生を変えるブログ」執筆術
【STEP6-9】電子出版メンタルマネジメントシステム
【STEP6-10】パーフェクト・カスタマーサポート術
【STEP6-11】インディーズ出版プラットフォーム完全制覇
これらの目次は、STEP1からSTEP6までを視聴することで、本来のゴールである「入学3ヶ月後に必ず質の高い電子書籍を出版できている状態」になれるように構成されています。
このように、お客様が自然と行動できるような目次がベストです。
もちろん、これだけの分量を一気に作る必要はありません。
最初は気負わず、一日一個のペースで考えてみてください。
11. 各記事を執筆する
目次が確定したら、その目次を元に各記事を書いていきます。
記事執筆のポイントは、決して長い文章を書く必要はないということです。
高額コンテンツ商品といえば、動画や音声が何十時間もあるイメージを持っている方も多いと思います。
一見、分量が多いほうがお得に見えるかもしれませんが、実際には真逆のことがほとんどです。
実は、あまりにも長すぎるコンテンツは「途中で挫折される」可能性が高まるのです。
お客様は、プログラムにお金を支払っているのではありません。
お客様は、プログラムを通して得られる「結果」にお金を支払っているのです。
途中で挫折されてしまっては、コンテンツの意味がありません。
では、どのぐらいの長さが良いのでしょうか。
目安としては、1つの動画記事コンテンツにつき、「3分」~「5分」の長さにすることです。
これは、ワード原稿にして「約1ページ分」の文字分量です。
ここで、実際に『電子書籍マスタースクール(DMS)』のコンテンツとなった原稿をご紹介します。
以下は「【STEP1-1】電子書籍ビジネスで実現する“あなたの未来”」の記事原稿です。
※ノウハウに関わる箇所は消しています
こちらが、記事1つ分の文字分量です。
あなたは「思ったより少ない」と感じたかもしれませんが、1ページの分量にまとめることで、本当に必要なことだけを凝縮して伝えることが可能になります。
「1記事」=「ワード原稿1ページ」の文字分量で執筆していきましょう。
また、原稿執筆の際、以下のように「文節(内容の区切りが良いところ)」で【隅付(すみつ)き括弧(かっこ)】を使い分けておくことをお勧めします。
これは、後に説明する「動画作成」が楽になるためです。
ちなみに、『電子書籍マスタースクール(DMS)』の場合、全6章立て「51記事」の分量があります。
これらの原稿を完成させるためには、3ヶ月前後の時間がかかりました。
慣れていてもそのぐらいは掛かりますので、すぐに完成しなくても焦らないようにしてください。
12. 書き終わったら一週間ほど寝かせる
原稿が完成したら、敢えて一週間ほど寝かせるようにします。
これは、書いた直後は原稿を客観的に見られないためです。
その間は、原稿のことはいったん忘れておくようにしましょう。
13. 自分が最初のお客様となりプログラムを実践してみる
一週間経ったら、改めて原稿を読み返します。
この時、あなたが最初のお客様になってプログラムを実践してみましょう。
あなたから見れば簡単なことでも、お客様にとっては初めてのことです。
プログラムを実践してみて、初めての人には難しそうな箇所、分かりづらい箇所などにチェックを入れていきましょう。
14. より分かりやすく加筆・修正する
こちらでは、前のステップでチェックを入れた箇所に、加筆や修正を入れていきます。
『電子書籍マスタースクール(DMS)』の場合も、大幅な加筆・修正を行っています。
たとえば、以下のような文章がありました。
【修正前】
電子書籍を読むにはKindleが必要です。
この文章だけだと、「Kindleが無いと電子書籍が読めない」ようにも見えます。
そこで、以下のように修正しました。
【修正後】
電子書籍はKindleを始め、スマートフォン、タブレットPC、パソコンで読むことができます。
この修正により、誰がどのように読んでも迷わない文章になりました。
特に業界特有の内容や専門用語は、初心者目線に変えていくことが必要です。
15. 原稿の推敲・校正を行う
ここまで原稿が完成したら、最終的な推敲(すいこう)・校正(こうせい)を行います。
推敲・校正とは、誤字脱字や文章に誤った表現がないかをチェックすることです。
なお、推敲や校正に関して下記の書籍は良くまとまっていますので、ご参考にしてください。
『セルフパブリッシングのための校正術』大西寿男 (著)
『文章添削の教科書』渡辺知明 (著)
16. コンテンツ完成、最終チェックを行う
推敲・校正が終わったら、文章部分のコンテンツは完成です。
最後に全体を読み返して、最終チェックを行いましょう。
可能であれば信頼できる人に読んでもらい、二重チェックを行うと完璧です。
17. プログラムを動画化する
原稿が完成したら、次は原稿を動画化していきます。
「動画」と言っても、ビデオカメラを使って撮影する必要はありません。
最も推奨する形式は、
- ナレーション音声
- スライド画像
を組み合わせることです。
それぞれを説明します。
1. ナレーション音声
ナレーション音声では、原稿を音読し音声ファイル(MP3形式)を作成します。
「11. 各記事を執筆する」で解説した通り、原稿作成時に文節ごとに隅付き括弧で区切っています。
その「文節単位」でファイルを区切って録音していきましょう。
ナレーションについては、プロのナレーターに依頼する方法と、あなたが読む方法があります。
どちらにもメリット、デメリットがありますが、予算・労力などを比較しつつ検討しましょう。
また、自分で録音する際も、それほど高額な機材は必要ありません。
以下のような機材で十分ハイクオリティな音声を録音することができます。
「SONY エレクトレットコンデンサーマイクロホン ECM-MS957」
2. スライド画像
スライド画像は、文節ごとに内容に沿った画像を作成していきます。
ご参考までに、『電子書籍マスタースクール(DMS)』のイメージをご紹介します。
本文原稿
それぞれの文節ごとに画像スライドを作成する
【スライド01-01-01】
【スライド01-01-02】
【スライド01-01-03】
スライド画像は、パワーポイントを使うとスムーズに作成できます。
「Microsoft PowerPoint 2019(最新 永続版)」
無料ソフトでは、オープンオフィスの「プレゼンテーション(Impress)」が同様の機能を保有しています。
「プレゼンテーション(Impress) – OpenOffice」
18. 動画ファイルとして完成させる
音声データとスライド画像が完成したら、それぞれを合成して「動画ファイル」にします。
動画形式は、汎用性(はんようせい)のある「MP4(エムピーフォー)形式」を推奨します。
動画制作ソフトは、無料ソフトから高額ソフトまで様々なものがあります。
無料ソフトには、「windows liveムービーメーカー」があります。
使い方については、「windows liveムービーメーカー 使い方」、「windows liveムービーメーカー 画像と音声を合成」といったキーワードで検索すると、詳しい説明がヒットします。
ぜひご参考にされてみてください。
また、合成する際、それぞれ「音声内容」と「スライド画像」が食い違わないように注意しましょう。
19. 動画配信サイトに動画をアップロードする
動画ファイルが完成したら、ファイルを動画配信サイトにアップロードします。
様々な動画配信サイトがありますが、YouTubeやVimeo(ヴィメオ)が有名です。
YouTubeで配信する場合は、必ず「限定公開設定」で配信しましょう。
限定公開であれば、URLを知っている人しかアクセスできません。
20. オンラインスクールのサイトを構築する
動画のアップロードが完了したら、サービスを提供するオンラインスクールのサイトを構築します。
オンラインスクールの構築には、『WordPress(ワードプレス)』が最も適しています。
こちらは、決済との連動、会員管理などのシステムも絡む内容になります。
もしもご自身で制作できない場合は、プロに依頼しましょう。
なお、当社ではオンラインスクール専用のサイトをどなたでも利用いただけるように独自開発した『コンテンツ・セールス・システム(CSS)』というシステムを自社で保有しています。
当社の『電子書籍マスタースクール(DMS)』のコンテンツも、以下のようにすべてこちらのサイト内で一括管理しています。
自分で開発するのが面倒だったり、高額な費用をかけずに安価で簡単にオンラインスクールのシステムを利用したい場合は、ぜひ当社のシステムの利用を検討されてみてください。
『コンテンツ・セールス・システム(CSS)』の詳細は、こちらから無料ウェビナーによるプレゼンテーションをご覧いただけます。
無料ウェビナー『デジタルコンテンツビジネスのルール』
こちらは、今後ますます需要が拡大するオンラインスクール構築をサポートさせていただくための強力なツールになるはずです。
オンラインスクールの販売を考えている方は、ぜひこちらのシステムに関するウェビナープレゼンテーションを無料でご覧になってみてください。
21. コンテンツを公開する
オンラインスクールのサイト構築が完了したら、いよいよコンテンツ公開です。
スクールは動画講義の学習が中心ですので、サービス提供は自動化することが可能です。
具体的には、セールスから決済が完了されたら自動的にオンラインスクールのサイトにログインできるIDが発行されることが理想的です。
これは、クレジットカードとシステムとの連携ができれば、自動化が可能です。
銀行振込の場合は一部が手動フローになる可能性がありますが、その場合もできる限り自動化に近い形を実現することも可能です。
また、サービス対象期間中には、フォローのためのステップメールも自動配信されるような仕組みをシステムと連携して構築すると良いでしょう。
オンラインスクールの運営においてあなたが行うことは、お客様からの質問に回答することのみです。
この場合も、サポート受付専用のメールアドレスを用意して、そちらで一括して対応できるような体制を整えておくと理想的です。
ひとたびオンラインスクールを開校したら、あとは新たなお客様を集客することに注力することで、売上と利益をどんどん増やせるようになります。
以上の21ステップを実践いただくことで、無駄なく最短で高額コンテンツ商品をあなたのビジネスに追加できるようになるはずです。
オンラインスクールの販売方法について
最後に、オンラインスクールを始めとする高額商品コンテンツの販売方法についても触れておきます。
せっかくオンラインスクールを作っても、集客と販売ができなければ売上につながることはありません。
オンラインスクールを始めとする高額商品コンテンツに適した販売方法は、これまで本ブログでも度々取り上げてきました。
以下のような記事が参考になるかと思いますので、ぜひご覧いただければ幸いです。
「【保存版】エバーグリーンローンチで売上を上げる14ステップと実例」
「自動的に売上を上げる5つのネット集客戦略とステップメールの書き方」
「売れるコピーライティングの書き方が分かる!5つの原則と推薦本9冊」
「ダイレクトレスポンスマーケティング(DRM)3つの最重要ポイント」
「大量のメルマガリストを集める方法!13のオプトイン成功法則と事例」
「動画マーケティング!売れる動画シナリオを作る5ステップと海外事例」
「動画マーケティング基本の7ステップと3つのYouTube集客方法」
以上、本記事では、私が5年以上の時間と労力を掛けて作り上げてきた、「オンラインスクールの作り方」を一挙に公開しました。
これらは膨大な内容に思えるかもしれませんが、実践すれば必ず結果がついてきます。
千里の道も一歩からです。
ぜひ長期的な戦略に沿って、あなただけのオンラインスクールを構築してみてください。
きっと、大きな売上を得るための安定的なビジネス基盤を作っていただけるはずです。
まとめ:オンラインスクールの作り方で最も大切なこと
本記事では、オンラインスクールの作り方をご紹介しました。
今、特定の分野で人を指導することのできる専門知識をお持ちであるコーチ・セミナー講師・研修講師・スクールの先生・教室の先生・塾運営者・起業家の方が必ず取り組むべきものが、オンラインスクールです。
これまでセミナーやコンサルティング、教室や塾での指導や価値提供に取り組まれてきた方も、今後はその専門知識としてのコンテンツをオンラインスクール化して販売することができます。
そのためにも、本記事でご紹介した以下の「21のフレームワーク」を参考にしていただければ嬉しく思います。
- オンラインスクールの概要を学ぶ
- 商品コンセプトを考える
- お客様ニーズをリサーチする
- 「お客様ニーズ」と「あなたが提供できるコンテンツ」の重複点を整理する
- 結果を検証し商品コンセプトを再考する
- 商品コンセプトを確定する
- 「お客様のゴール」を明確にする
- ゴールの魅力度をチェックし改善する
- 商品の「章立て」を作成する
- 章立てを元にプログラム目次を作成する
- 各記事を執筆する
- 書き終わったら一週間ほど寝かせる
- 自分が最初のお客様となりプログラムを実践してみる
- より分かりやすく加筆・修正する
- 原稿の推敲・校正を行う
- コンテンツ完成、最終チェックを行う
- プログラムを動画化する
- 動画ファイルとして完成させる
- 動画配信サイトに動画をアップロードする
- オンラインスクールのサイトを構築する
- コンテンツを公開する
なお、最後に、オンラインスクールの作り方で最も大切なことをお伝えします。
それは、「1日でも早くオンラインスクールを立ち上げると決意し、コンテンツの制作に着手する」ということです。
コンテンツホルダーの中でも、オンラインスクールの作り方を学び次第すぐにオンラインスクールを立ち上げて成功する人と、何年経っても着手できない人がいます。
行動が早い人はすぐに収益を手にすることができますが、行動が遅い人はオンラインスクールを始めたいと思っているにも関わらず、まったく行動が伴わないのです。
あなたが特定の分野での専門知識を持っていて、オンラインスクールの構築方法までが分かったなら、やらない手はありません。
もしもあなたがご自身の専門分野でのオンラインスクールを立ち上げることに躊躇していれば、あなたの競合となるライバルが先にオンラインスクールを立ち上げ、顧客はそのライバルに流出してしまうでしょう。
インターネットはもちろんのこと、スマートフォンや動画が今後さらに発展していく現代では、オンラインスクールは右肩上がりの成長市場になることは確実視されています。
あなたも本記事をお読みになってオンラインスクールを始めてみたいと思われたなら、すぐにでも何らかの行動を起こしてみてください。
実践してこそ初めて、「何をどうすれば、自分らしくうまくいくのか」という具体的方法が分かるようになるはずです。
まずは本記事でご紹介したフレームワークの1から3までを実践するだけでも、行動に弾みがつくでしょう。
なお、本記事のテーマに興味をお持ちいただけたなら、ぜひ以下の記事もお読みになってみてください。
「【保存版】継続課金メンバーシップサイトの作り方と成功の7ステップ」
「複数のストック収入を手に入れる!会員制ビジネスの始め方3ステップ」
「あなたのパーソナルブランディングを成功させる6ステップと最新事例」
きっと、あなたのお役に立てるはずです。
最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。
リードコンサルティング株式会社
代表取締役 小谷川 拳次
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起業家。作家。投資家。
2009年、リードコンサルティング株式会社設立。デジタルコンテンツを主軸としたインターネット集客、電子書籍マーケティング、サブスクリプションビジネスのコンサルティング及びコンテンツ販売システム、自動ウェビナー販促システムの提供によるマーケティングオートメーション(MA)の導入支援を行う。ビジネス書作家としても活動。2018年からは投資事業を開始。2023年にはオウンドメディア『生成AIマーケティングの教科書』を開設。ChatGPTを中心とする生成AIマーケティングの専門家として、多数の専門記事を著者として公開している。日刊メルマガ【ChatGPT速習メール講座】では、5千人を超える読者にメールマガジンを配信中。
著書は『Facebookでお客様をどんどん増やす本』(中経出版/2011年)、『電子書籍を無名でも100万部売る方法』(東洋経済/2012年)、『小さな会社がお金をかけずにお客さまをガンガン集める方法』(KADOKAWA/2013年)など、累計50冊を出版している。
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2009年、リードコンサルティング株式会社設立。デジタルコンテンツを主軸としたインターネット集客、電子書籍マーケティング、サブスクリプションビジネスのコンサルティング及びコンテンツ販売システム、自動ウェビナー販促システムの提供によるマーケティングオートメーション(MA)の導入支援を行う。ビジネス書作家としても活動。2018年からは投資事業を開始。2023年にはオウンドメディア『生成AIマーケティングの教科書』を開設。ChatGPTを中心とする生成AIマーケティングの専門家として、多数の専門記事を著者として公開している。日刊メルマガ【ChatGPT速習メール講座】では、5千人を超える読者にメールマガジンを配信中。
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