ChatGPTでLINEスタンプを作る方法|画像生成から申請まで解説
「ChatGPTでLINEスタンプの絵は作れるのか」「同じキャラクターの表情違いをそろえたい」「生成した画像をどのように申請すればよいか」と迷っていないでしょうか。
結論から申し上げると、ChatGPTはLINEスタンプの企画、セリフ案、キャラクター画像、表情違い、タイトル・説明文の下書きに活用できます。ただし、生成画像をそのまま申請すればよいわけではありません。文字、手足、キャラクターの統一感、背景透過、画像サイズ、第三者の権利、AI利用の申告項目を人が確認し、LINE Creators Marketの現行ガイドラインに合わせて仕上げる必要があります。
初心者は、最初から40個を一括生成するより、使う相手と場面を決め、まず8個の静止画スタンプを完成させる方が進めやすくなります。基準となるキャラクター画像を1枚作り、その画像を参照させながら、セリフと表情を一つずつ展開すると、見た目のずれも抑えやすくなります。
この記事では、ChatGPTでLINEスタンプを作る前の準備、通常スタンプの画像要件、企画から申請・販売開始までの9手順、そのまま使えるプロンプト、キャラクターを統一する方法、文字入れ、背景透過、審査前の権利確認、よくある失敗を初心者向けに解説します。
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目次
- 1 ChatGPTだけでLINEスタンプは作れますか?
- 2 LINEスタンプを作る前に何を決めますか?
- 3 通常のLINEスタンプに必要な画像仕様
- 4 ChatGPTでLINEスタンプを作る9手順
- 5 企画とセリフをまとめて作る基本プロンプト
- 6 キャラクターの統一感を高めるにはどうしますか?
- 7 一括生成と1枚ずつの生成はどちらがよいですか?
- 8 画像内の文字が崩れる場合はどうしますか?
- 9 審査前に確認する権利とAI利用
- 10 LINEスタンプが審査で差し戻されやすい原因
- 11 ChatGPTでLINEスタンプを作ると稼げますか?
- 12 筆者の実務視点|画像の量ではなく「使われる場面」から商品を設計する
- 13 ChatGPTでLINEスタンプを作る際のよくある質問
- 14 まとめ|ChatGPT LINEスタンプは企画・生成・加工・申請を分けて進める
- 15 この記事の背景
- 16 参考情報
- 17 著者
- 18 関連記事
ChatGPTだけでLINEスタンプは作れますか?
ChatGPTで企画、セリフ、画像、修正案まで作れますが、公開可能な商品へ仕上げる作業をすべて自動化できるとは限りません。AIは制作を支援する道具であり、最終的な品質確認、画像加工、権利確認、申請内容への責任は作成者が負います。
| 工程 | ChatGPTに任せやすいこと | 人が確認すること |
|---|---|---|
| 企画 | 対象者、利用場面、セリフ候補の整理 | 誰が実際に使うか、似た商品との差 |
| キャラクター | 外見、性格、色、線、表情の案 | 既存作品や実在人物に似ていないか |
| 画像生成 | 基準画像、ポーズ、表情違いの作成 | 顔、手足、服、色、線の統一 |
| 文字 | 短いセリフ案、文字入り画像の下書き | 誤字、字体、可読性、配置 |
| 画像加工 | 修正内容や加工手順の整理 | 透過、余白、寸法、形式、容量 |
| 申請 | タイトル・説明文の下書き | 登録情報、AI利用、権利、販売条件 |
特に注意したいのは、画像内の日本語です。ChatGPTは短い文字を画像へ入れられますが、文字の欠落、別の漢字への置換、余計な記号が起こらないとは限りません。画像生成の成功と、販売可能なデータの完成は分けて判断してください。
LINEスタンプを作る前に何を決めますか?
最初に「誰が、誰との会話で、どのように使うか」を決めます。売れそうな絵柄を先に考えると、セリフの用途がばらばらになり、実際の会話で使いにくいセットになりがちです。
| 準備項目 | 記入例 | 決める理由 |
|---|---|---|
| 主な利用者 | 仕事仲間と連絡する30〜50代 | 言葉遣いと見た目を合わせる |
| 利用場面 | 日程確認、返信、感謝、ねぎらい | 使われる瞬間を具体化する |
| キャラクター | 紺色のジャケットを着た白い犬 | 外見の基準を固定する |
| 性格 | 誠実で少しお茶目 | 表情とセリフの調子をそろえる |
| 絵の形式 | 太い輪郭、3色、正面中心 | 小さく表示しても見やすくする |
| 最初の個数 | 8個 | 短い単位で完成まで経験する |
最初の8個は、例として「おはようございます」「ありがとうございます」「承知しました」「確認します」「お願いします」「お疲れさまです」「少々お待ちください」「また連絡します」のように、使用頻度の高い場面から選べます。家族向けなら言葉遣いを変え、子育て、趣味、地域活動など、利用場面に合う組み合わせへ調整します。
通常のLINEスタンプに必要な画像仕様
2026年8月8日にLINE Creators Marketの公式制作ガイドラインを確認した時点では、通常の静止画スタンプには次の画像が必要です。実際に申請するときは、LINE Creators Marketの制作ガイドラインを再確認してください。
| 画像の種類 | 必要数 | サイズ |
|---|---|---|
| メイン画像 | 1個 | 横240px×縦240px |
| スタンプ画像 | 8・16・24・32・40個から選択 | 横370px×縦320px以内 |
| トークルームタブ画像 | 1個 | 横96px×縦74px |
画像はPNG形式、72dpi以上、RGB、1個あたり1MB以下、背景透過が指定されています。スタンプ画像の縦横は偶数にし、絵の外側には10px程度の余白を取ります。ZIPでまとめてアップロードする場合は、公式ガイドライン上の上限を確認します。
「最大370×320px」は、すべての絵を横370px・縦320pxへ無理に引き延ばす意味ではありません。縦横比を保ち、視認性と余白のバランスを確認して、指定範囲に収めます。
ChatGPTでLINEスタンプを作る9手順
1.利用者と会話場面を決める
「かわいい動物のスタンプ」だけでは、似た企画との違いが弱くなります。「取引先にも使いやすい丁寧語」「小学生の子どもが家族へ送る連絡」「釣り仲間の週末連絡」のように、使う人と場面を組み合わせます。
2.8個分のセリフと感情を一覧にする
セリフだけでなく、表情、ポーズ、使用場面まで対応させます。「ありがとう」は笑顔とお辞儀、「少々お待ちください」は時計を見ながら片手を上げる、といった形です。同じ意味のセリフが重ならないようにします。
| 番号 | セリフ | 表情・動き | 主な使用場面 |
|---|---|---|---|
| 1 | おはようございます | 笑顔で軽く手を上げる | 朝の挨拶 |
| 2 | ありがとうございます | 笑顔でお辞儀する | 感謝 |
| 3 | 承知しました | 真剣な顔でうなずく | 依頼への返信 |
| 4 | 確認します | 書類を見る | 確認前の返信 |
| 5 | お願いします | 両手を合わせる | 依頼 |
| 6 | お疲れさまです | 温かい笑顔 | ねぎらい |
| 7 | 少々お待ちください | 時計を見て片手を上げる | 待機依頼 |
| 8 | また連絡します | スマートフォンを持つ | 次回連絡 |
3.キャラクター設定表を作る
動物の種類や服装だけでなく、頭身、輪郭、目、口、色、線、影、禁止事項を固定します。設定表は、画像を作るたびに繰り返し伝えるための基準です。
次の条件で、LINEスタンプ用のオリジナルキャラクター設定表を作ってください。 【主な利用者】 仕事仲間と連絡する30〜50代 【キャラクター】 白い犬。誠実で少しお茶目。 紺色のジャケットを着ている。 【見た目】 2頭身、丸い顔、短い耳、黒い丸目、太い濃紺の輪郭 白・紺・薄い水色を中心とする 小さく表示しても表情が分かる 【避けること】 既存作品、企業キャラクター、著名人に似せない ブランドのロゴを入れない 複雑な背景を入れない 出力項目は、外見、色、線、服装、性格、表情の規則、 変えてよい要素、固定する要素、禁止事項としてください。
4.基準となるキャラクター画像を1枚作る
最初から8個を作らず、正面に近い姿勢の基準画像を1枚作ります。輪郭、配色、服、顔の比率を確認し、採用する画像を決めます。以後は、その画像を参照画像として添付します。
LINEスタンプに展開するための基準キャラクター画像を作ってください。 白い犬、2頭身、丸い顔、短い耳、黒い丸目、 紺色のジャケット、太い濃紺の輪郭、3色程度の平面的な配色です。 正面を向いて自然に立ち、穏やかに笑っています。 背景、文字、ロゴ、装飾、小物は入れないでください。 既存のキャラクターや特定の作家の作風に似せず、 小さく表示しても輪郭と表情が分かるオリジナルデザインにしてください。
候補が出たら、顔の形、目の間隔、耳、服、輪郭、配色を確認します。気になる点は一度に全部直さず、「耳だけ短くする」「ジャケットの色だけ濃くする」のように、一つずつ修正します。
5.基準画像を参照させて1個ずつ展開する
基準画像を添付し、変更する表情・ポーズと、維持する要素を明記します。一括生成は構成案の確認には便利ですが、画像の切り分け、文字の誤り、キャラクターの差が増えることがあります。初心者は1個ずつ完成させる方が検査しやすくなります。
添付した基準キャラクターを使い、LINEスタンプ用の画像を1枚作ってください。 【今回のセリフ】 「ありがとうございます」 【表情・ポーズ】 温かい笑顔で、丁寧にお辞儀している 【必ず維持すること】 顔の形、耳、目、輪郭の太さ、白・紺・薄い水色の配色、 紺色のジャケット、2頭身、平面的な塗り 【画像の条件】 キャラクターを中央に大きく配置する 周囲に十分な余白を残す 背景、ロゴ、透かし、余計な物体を入れない 文字はまだ入れない
6.セリフを入れ、1文字ずつ確認する
画像生成時に文字を入れる場合は、正確な文言をかぎ括弧で示し、他の文字を禁止します。ただし、販売用データでは誤字が一つでも問題になります。文字だけを後から画像編集ソフトやデザインツールで入れる方法も有効です。
添付画像へ、次の文字だけを追加してください。 「ありがとうございます」 太く読みやすい日本語のゴシック体で、濃紺、白い縁取りを付け、 キャラクターの顔と手に重ならない上部へ配置してください。 改行は「ありがとう/ございます」の2行です。 この文字以外は追加しないでください。 キャラクター、色、輪郭、表情、ポーズ、構図は変更しないでください。
完成後は、拡大表示と実際のスタンプに近い小さな表示の両方で確認します。「承知しました」と「了解しました」、「お疲れさま」と「お疲れさまです」のような言い換えが、企画表と一致しているかも見直します。
7.背景透過、余白、寸法、容量を整える
「背景なし」と指示しても、ダウンロードしたファイルが申請要件どおりの透明PNGになっているとは限りません。画像編集ソフト等で透明部分を表示し、白い四角が背景として残っていないか、輪郭の周囲に消し残しがないかを確認します。
次に、縦横比を維持したまま横370px×縦320px以内へ収め、縦横を偶数にします。絵の外側に10px程度の余白を取り、PNG、RGB、72dpi以上、1MB以下になっているかを確認します。8個すべてを同じ基準で処理してください。
8.メイン画像とトークルームタブ画像を作る
セットを代表する見やすい表情を選び、メイン画像とタブ画像を作ります。スタンプ本体と大きく異なる絵柄やキャラクターを使わず、縮小後も顔と輪郭が判別できるかを確認します。
9.LINE Creators Marketへ登録し、審査後に販売を開始する
LINE Creators Marketへクリエイター登録し、タイトル、説明文などのテキストと必要な画像を登録して審査をリクエストします。公式の案内では、審査で販売基準に合うと判断された後、リリース操作を行って販売を開始し、用意された選択肢から販売価格を選びます。
- LINE Creators Marketへクリエイター登録する
- 新規登録から対象のスタンプ形式を選ぶ
- タイトル、説明文、クリエイター名、コピーライト等を入力する
- 販売地域、価格、AI利用など、表示された申請項目へ正確に回答する
- メイン画像、スタンプ画像、タブ画像をアップロードする
- プレビューとガイドラインを確認し、審査をリクエストする
- 差戻しの場合は理由に対応し、再申請する
- 承認後、販売条件を確認してリリースする
画面の項目名や順番は更新される可能性があります。公開時には、LINE Creators Marketのご利用方法と実際のマイページを正本として進めてください。
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企画とセリフをまとめて作る基本プロンプト
対象者と利用場面がまだ曖昧な場合は、画像より先に企画表を作ります。候補を大量に出すのではなく、8個の役割が重ならないように依頼します。
ChatGPTを使って、通常の静止画LINEスタンプを企画します。 私は初心者なので、最初は8個で完成させます。 【想定する利用者】 [年齢、立場、誰との会話で使うか] 【利用場面】 [仕事、家族、友人、趣味など] 【キャラクター案】 [動物、物、人型など。既存作品に依存しない案] 【雰囲気】 [丁寧、親しみやすい、落ち着いた等] 次の条件で企画表を作ってください。 ・8個のセリフは意味と使用場面が重ならない ・日常の会話で送る場面を具体化する ・各セリフに表情、ポーズ、小物を一つずつ対応させる ・文字は短く、小さな画面でも読める長さにする ・企業名、商品名、ロゴ、著名人、既存キャラクターを使わない 出力項目:番号、セリフ、感情、ポーズ、使用場面、画像生成指示
キャラクターの統一感を高めるにはどうしますか?
統一感を高める基本は、毎回新しい文章だけで生成せず、採用した基準画像と設定表を再利用することです。変更点と固定点を分け、修正は一つずつ行います。
| ずれやすい要素 | 固定する指示 | 確認方法 |
|---|---|---|
| 顔 | 顔形、目、耳、口の比率を維持 | 基準画像と横に並べる |
| 体格 | 2頭身、手足の長さを維持 | 全身の比率を比較する |
| 服 | 形、色、襟、ボタン数を固定 | 細部を拡大する |
| 色 | 使用色と輪郭色を限定 | セット全体を一覧表示する |
| 線・塗り | 太い輪郭、平面的な塗りを固定 | 影や質感の差を確認する |
| 構図 | 中央配置、周囲の余白を固定 | 縮小表示で比較する |
添付した基準画像と比べて、今回の画像にある差を確認してください。 顔、耳、目、体格、服、配色、輪郭、塗り、余白を項目別に比較し、 一致している点と直す点を分けてください。 その後、最優先で直す1点だけを反映した編集指示を作ってください。 表情とポーズは維持し、他の要素は変更しないでください。
同じ会話の中でも画像が少しずつ変化する場合があります。採用基準を言葉と画像の両方で残し、全8個を一覧で比較してから申請用データへ進みます。
一括生成と1枚ずつの生成はどちらがよいですか?
初心者が申請用データまで仕上げるなら、1枚ずつの生成が基本です。一括生成は全体の雰囲気やセリフの組み合わせを見るラフ案には向きますが、切り分け、サイズ調整、文字確認、差し替えの手間が増えます。
| 方法 | 向いている用途 | 主な注意点 |
|---|---|---|
| 1枚ずつ生成 | 販売用画像、細かな修正 | 枚数分の生成と確認が必要 |
| 複数枚を一括生成 | 企画ラフ、表情候補の比較 | 切り分け、文字、寸法、統一感を要確認 |
| 基準画像を編集 | 表情や小物だけを変える | 変える点と残す点を明示する |
ChatGPTの画像生成の基本、参照画像、修正指示は、ChatGPT画像生成プロンプトも参考にしてください。
画像内の文字が崩れる場合はどうしますか?
文字なしでキャラクター画像を完成させ、最後に別の画像編集ソフト等で正確な文字を重ねる方法が確実です。ChatGPTへ文字入れを依頼する場合も、正確なセリフ、改行位置、字体、色、縁取り、位置、他の文字を入れない条件を指定します。
OpenAIの公式案内では、画像内の文字は短くし、正確な文言を引用符で示し、字体・大きさ・色・位置を指定する方法が案内されています。同時に、制作上重要な文字は全語を確認し、必要に応じてデザインツールで仕上げることが推奨されています。
- 企画表と画像のセリフが一致しているか
- 濁点、半濁点、長音、句読点が正しいか
- 余計な英字や記号が入っていないか
- 文字が輪郭や顔へ重なっていないか
- 縮小しても読める太さと色か
- 画像の外へ文字が切れていないか
審査前に確認する権利とAI利用
既存キャラクターや特定作家へ似せない
「有名な漫画のように」「特定の作家風に」「あの企業キャラクターに似せて」と依頼しないでください。OpenAIの公式案内でも、特定ブランド、商品、作家、作品の模倣ではなく、一般的で独自の表現を依頼する考え方が示されています。
実在人物の写真や似顔絵は許可を確認する
本人、家族、顧客、著名人の写真を使う場合は、画像生成ツールへ入力してよいか、スタンプへ加工して販売してよいかを別々に確認します。LINEの審査ガイドラインでは、肖像権やパブリシティ権を侵害するもの、権利者の許諾を証明できないものが問題となります。
フォント、素材、ロゴの利用条件を確認する
自分で用意したフォント、写真、イラスト素材、ロゴを組み合わせる場合は、LINEスタンプへの利用、商用利用、加工、再配布に関する条件を確認します。「インターネットで見つけた」「無料と書かれていた」だけでは、販売利用できる根拠になりません。
AIを使った事実を正確に扱う
2026年7月1日付のLINE Creators Market利用規約には、作成者の申告、LINEヤフー株式会社の判断、またはAI生成の可能性があるとの判断に基づき、AI生成コンテンツである旨を表示できる条項があります。申請画面にAI利用に関する項目が表示された場合は、実際の制作方法に従って正確に回答してください。
ChatGPTが生成した画像であることと、第三者の権利を侵害しないことは別問題です。AI生成と申告しても、著作権、商標権、肖像権、素材の利用条件を確認する責任がなくなるわけではありません。迷う案件は公開を急がず、権利者、販売先、必要に応じて専門家へ確認します。
ChatGPT生成画像の権利上の考え方は、ChatGPT生成イラストの著作権と商用利用の注意点も確認してください。
LINEスタンプが審査で差し戻されやすい原因
審査結果を事前に保証することはできませんが、公式の制作・審査ガイドラインに照らすと、次のような項目は申請前に確認できます。
| 確認項目 | 起きやすい問題 | 申請前の対応 |
|---|---|---|
| 形式 | 寸法、PNG、容量、透過が要件外 | 全画像を一覧で機械確認する |
| 文字 | 誤字、欠落、タイトルとの矛盾 | 企画表と1文字ずつ照合する |
| 視認性 | 細すぎる線、淡い色、小さな文字 | 縮小表示で確認する |
| 統一感 | 顔、服、色、線が画像ごとに違う | 基準画像と全8個を比較する |
| 重複 | 表情やセリフがほぼ同じ | 使用場面を分ける |
| 権利 | 既存作品、ロゴ、無許可の人物に似る | 独自案へ変更し、許諾を保存する |
| 広告 | URL、検索誘導、告知、企業宣伝が入る | 日常会話で使う内容へ直す |
| AI利用 | 制作方法と申請内容が一致しない | 現行画面に正確に回答する |
LINEの審査ガイドラインでは、フォーマット不一致、会話に適さない内容、視認性の悪さ、単純な文字だけの画像、誤字、タイトルとの矛盾、複製、権利侵害などが確認対象として示されています。提出前にスタンプ審査ガイドラインを確認してください。
ChatGPTでLINEスタンプを作ると稼げますか?
作成して販売すれば自動的に収益になるわけではありません。画像を短時間で増やせても、購入される理由、実際に送る場面、見つけてもらう方法が弱ければ、商品として選ばれにくいからです。
副業として考える場合は、「何個作れるか」よりも、誰のどの会話を助けるか、既存商品と何が違うか、シリーズをどのように改善するかを検討します。家族や知人へ購入を強要したり、売上を保証する表現で勧誘したりせず、小さく公開して利用反応を確認します。
ChatGPT副業全体の選び方は、ChatGPT副業おすすめ8選も参考にしてください。
筆者の実務視点|画像の量ではなく「使われる場面」から商品を設計する
私は2009年の会社設立以来、デジタルコンテンツ、電子書籍、オンライン講座、ウェビナー、ブログ、メール講座、販売導線の企画と改善に携わってきました。これらの実務で共通するのは、制作できるものと、購入後に使われるものは同じではないという点です。
ChatGPTを使えば、キャラクター案や表情違いを以前より速く試せます。しかし、40個の画像を先に作り、後から用途を考えると、似た挨拶が増え、使う場面が偏ります。先に対象者、会話、感情、セリフを表へ整理し、8個の小さなセットで反応を見る方が、次の改善材料を得やすくなります。
LINEスタンプ制作におけるChatGPTの価値は、大量生成そのものではなく、利用者の会話を仮説化し、キャラクターとセリフを何度も試せることです。販売後は、使われたセリフ、要望、差戻し理由、自分で感じた作業負担を記録し、次のセットの商品企画へ反映します。
ChatGPTでLINEスタンプを作る際のよくある質問
無料版でもLINEスタンプ用の画像を作れますか?
利用中の画面で画像生成が使える場合は始められます。ただし、画像生成の利用可否や上限はプランや組織設定等で変わることがあります。固定的な生成枚数を前提にせず、現在の画面とOpenAI公式案内を確認してください。
ChatGPTで作ったLINEスタンプは販売できますか?
AIを使っただけで販売が保証されたり、禁止されたりするとは限りません。LINE Creators Marketの現行規約と審査ガイドライン、ChatGPTや併用素材の利用条件、第三者の権利を確認し、審査で承認された後に販売します。
LINEスタンプは何個から作れますか?
通常の静止画スタンプは、公式制作ガイドライン上、8・16・24・32・40個から選びます。初めての場合は8個で企画から申請までを経験し、必要に応じて次のセットを作る方法が進めやすいでしょう。
ChatGPTだけで背景透過とサイズ調整までできますか?
生成や編集を依頼できますが、申請要件を満たす完成データになったかは別に確認します。透明PNG、余白、縦横の偶数、最大寸法、RGB、解像度、容量を画像編集ソフト等で検査してください。
同じキャラクターにならない場合はどうしますか?
採用した基準画像を毎回添付し、顔、耳、目、服、配色、輪郭などの固定項目を繰り返します。変更するのは表情やポーズなど一部だけにし、修正も一度に一項目ずつ行います。
日本語の文字が間違う場合はどうしますか?
文字なしの画像を作り、最後に別の画像編集ソフト等で正しいセリフを追加します。ChatGPTで文字を入れる場合も、文言を明示し、完成後に1文字ずつ確認してください。
AIを使ったことは申請時に書く必要がありますか?
申請時に表示される現行の確認項目へ、実際の制作方法に従って回答してください。LINE Creators Marketの規約には、作成者の申告または運営側の判断等に基づき、AI生成コンテンツである旨を表示できる条項があります。
写真をもとに家族やペットのスタンプを作ってもよいですか?
人物の場合は本人や保護者等の許可、写真を撮影した人の権利、画像生成サービスへの入力可否、販売利用の範囲を確認します。ペット写真でも、撮影者が別にいる場合や第三者・ロゴ・私有物等が写る場合は権利とプライバシーを確認してください。
まとめ|ChatGPT LINEスタンプは企画・生成・加工・申請を分けて進める
ChatGPTでLINEスタンプを作るときは、最初に利用者と会話場面を決め、8個分のセリフ、感情、ポーズを企画表へ整理します。次にキャラクター設定表と基準画像を作り、その画像を参照させながら1個ずつ表情違いを作ります。
生成後は、文字、キャラクターの統一感、背景透過、余白、寸法、形式、容量を人が確認します。メイン画像とタブ画像、タイトル・説明文を準備し、LINE Creators Marketの現行画面に従って申請します。
画像を生成できた時点を完成とせず、第三者の著作権・商標権・肖像権、素材の利用条件、AI利用の申告項目、審査ガイドラインまで確認してください。最終的な公開・販売判断は、作成者が正式情報を確認して行います。
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この記事の背景
本記事は、2024年12月以降に当社へ寄せられた生成AI・ChatGPTに関する読者アンケート、講座相談、実務上の質問傾向をもとに構成しています。内容は匿名化・集計・要約済みであり、氏名、連絡先、契約内容など、個人や企業が特定される情報は使用していません。
定性的に整理すると、「画像を一括生成した後の切り分け方が分からない」「キャラクターの顔や服が毎回変わる」「日本語の文字が崩れる」「AI画像を販売してよいか判断できない」といったつまずきが見られます。そこで、画像生成のプロンプトだけでなく、企画、基準画像、1枚ずつの展開、文字確認、透過・サイズ調整、権利、AI利用、審査までを一つの流れにしました。
また、小谷川拳次が2009年以降に行ってきたデジタルコンテンツ販売、電子書籍、商品企画、ブログ、メール講座、ウェビナー、講座運営、販売導線の設計経験をもとに、作れる量ではなく、誰のどの会話で使われるかから商品を設計する視点を反映しています。ChatGPTの画像生成機能とLINE Creators Marketの画面・規約・ガイドラインは更新されるため、公開後も公式情報を確認し、必要に応じて記事を更新します。
参考情報
- OpenAI「Image generation」(画像の生成・編集、参照画像、修正、文字入れ、独自表現、人物の許可に関する基本を確認)
- LINE Creators Market「制作ガイドライン|スタンプ」(必要画像数、寸法、PNG、透過、容量、余白等を確認)
- LINE Creators Market「ご利用方法」(クリエイター登録、画像・テキスト登録、審査、リリース、価格選択の流れを確認)
- LINE Creators Market「スタンプ審査ガイドライン」(画像、テキスト、モラル、広告、権利・法律の審査項目を確認)
- LINE Creators Market「利用規約」(コンテンツの審査・配布、AI生成コンテンツの表示、権利許諾等を確認)
著者
小谷川拳次
リードコンサルティング株式会社代表取締役。生成AIマーケティング専門家、生成AIマスタースクール(GMS)学長。2009年の会社設立以来、デジタルコンテンツ販売、電子書籍マーケティング、サブスクリプションビジネス、オンライン講座・ウェビナーの販売導線構築に携わり、著書は累計50冊以上。
現在はChatGPTを中心とした生成AI活用の専門家として、ブログ記事、メール講座、教材・講座の制作を通じ、個人事業主・中小企業が知識や経験を仕事・発信・商品づくり・収益化へつなげる実践法を研究・発信している。
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