動画セールス-売上を増やす5タイプの動画と13のフレームワーク

最終更新日:2024年2月25日
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あなたは、「動画をたくさん作ってビジネスの売上を伸ばしたい」と思っても、実際にどのような動画を作ればよいかイメージが湧かず、動画制作に着手できないといった悩みを抱えていませんか?

特に、動画でセールスを実現するためのメッセージについて、「何を、どのような順番で話せばよいのかわからない」という方は多いようです。

そんなあなたにおすすめしたい方法が、売上を増やす5タイプの動画からあなたにとって最適な動画を選択し、決められたフレームワークに沿って動画を作ることです。

実は、ある特定のタイプの動画を、効果が実証されたフレームワークに沿って作るだけで、簡単に成約率の高い動画セールスが実現できるようになるのです。

この動画の作り方は、動画マーケティングが普及している米国で生まれ、発達しました。

実際に私自身もこの方法にしたがい、30万円の高額デジタルコンテンツを動画セールスで販売して、動画視聴者の5%を超える成約率を継続的に生み出すことができています。

そこで本記事では、「売上を増やす5タイプの動画」と「動画セールスを成功させる13のフレームワーク」を中心に、動画セールスを成功させるための具体的なノウハウをご紹介します。

こちらの内容をお読みいただければ、あなたは成約率の高い動画を数多く作成して動画セールスを成功させ、売上を増やすことができるはずです。

ぜひ、この方法を参考にしてみてください。

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目次

動画セールス-売上を増やす5タイプの動画と13のフレームワーク 概要

本記事のテーマは、「動画セールス-売上を増やす5タイプの動画と13のフレームワーク」です。

現在、マーケティングにおいて動画を使わない手はありません。

もしもあなたが何らかのビジネスをおこなっていて、まだ動画を活用していない場合、新しい顧客を獲得するための大きな機会損失をしている可能性があります。

多忙な現代では、人が何らかの情報を得たり購買の意思決定をするために、オンライン動画を視聴する時間が増えてきています。

動画再生ボタンのイメージ

マーケティングの原則のひとつに、「人が集まる場所で商売をする」という考え方があります。

もしオンライン動画を視聴する人が増えてきているということであれば、この「動画」という人気の高い媒体をぜひ活用すべきです。

その結果、ビジネス事業者は自社の商品やサービスを知ってもらうための大きなチャンスを得ることができます。

ただ、動画をビジネスに活用すればよいとはわかっていても、どのような動画をどのような流れで成約にまで結びつけることができるのか、わからない方もいるはずです。

たとえば、ちょっとした情報提供動画や商品をセールスする動画を単体で作る方は増えています。

ところが、ひとつひとつの動画が体系的に結びついていないために、ビジネスで成果が生まれないケースが多いことも事実なのです。

そのため私は、ビジネスで動画を使って成果を出すための一連の動画構成を、「動画セールス」と名付けることにしました。

これは、動画を使ってビジネスで成果を出すための、ひとつのフレームワークです。

もちろん、動画を使ってビジネスに活用する方法は色々なパターンがありますが、これは一つの「型」だと考えてください。

そこで本記事では、動画セールスの構成を実例を交えてご紹介していきます。

ここで、なぜ動画は効果が高いのか、それを証明する統計情報をお伝えします。

動画の効果を証明する統計情報

1分間の動画に180万語分の価値

Forrester-Researchのロゴ

出典:Forrester Research

アメリカの市場調査会社であるForrester Researchによれば、1分間の動画には、英語で180万語分の価値があるそうです。

これは一般的なウェブサイトの3,600ページ分の情報に相当するそうです。

この場合、わずか1分間の動画であったとしても、視覚的な情報や動画としての伝達特性によってそのような価値が生まれると伝えています。

ちなみに、これが1枚の画像の場合は、1,000語程度の情報価値になるそうです。

このように、動画は圧倒的な情報価値が伝えられる伝達手段だということがわかります。

75%のエグゼクティブが専門的な動画を視聴

Forbesのロゴ

出典:Forbes

アメリカの経済誌であるForbesによれば、75%のエグゼクティブが、自分の仕事に関連した動画を週に最低1回は観ていて、そのうちの50%はYouTubeを観ているそうです。

そして、そのうちの65%は、その動画を観た後に紹介されたウェブサイトに来訪するそうです。

また、Forbes Insightによれば、59%のシニアエグゼクティブ(会社役員クラスの人物)はテキスト文字を読むよりも、動画で情報を取得することを好むそうです。

そして、そのうち65%のシニアエグゼクティブが、その動画から動画提供元のウェブサイトに飛び、そのうち50%が更なる情報を求め、うち45%が成約に至る傾向があるそうです。

45.4%の人が月に1本のオンライン動画を視聴

comScoreのロゴ

出典:comScore

アメリカのデジタル市場分析会社であるcomScoreの情報によれば、米国では45.4%の人が月に1本のオンライン動画を視聴しており、オンライン動画を観ている人は、1日あたり1億人存在するそうです。

これは、オンライン動画がいかに普及し、浸透しているかの証明となります。

そのほかにも、90%の主要なネット通販会社の顧客は、購買決定をする際に、動画が役立つと語っています。

また、小売り系のウェブサイトの動画を観た人の64%は、その直後に商品を購入しているそうです。

動画の有無によって403%もの違い

Australian-real-estate-groupのロゴ

出典:Australian real estate group

オーストラリアの不動産会社であるAustralian real estate groupによれば、不動産のネット広告を出稿した場合、動画の有無によって403%もの違いが生まれたそうです。

これは、不動産業界の広告においては、動画を設置すると効果が高いという証明の一つになります。

以上のように、ビジネスで動画を活用することは、そうでない場合と比較して大きな可能性があると考えられます。

YouTubeの動向

本記事でお伝えする動画セールスは、YouTubeを活用していきます。

YouTubeのロゴ

出典:YouTube

現在、世界ナンバーワンの動画共有サイトであるYouTubeで動画を活用することができれば、ビジネスで大きな成果を出すことができます。

YouTubeの公式プレス情報によれば、YouTubeでは以下のようなデータが発表されています。

  • 毎月10億人以上のユニークユーザーがYouTubeにアクセスしている
  • 毎月60億時間以上の動画がYouTubeで視聴されている。これは、地球上のすべての人が毎月約1時間視聴している計算になる
  • 1分あたり約100時間分の動画がYouTubeにアップロードされている
  • Nielsenの調査によると、米国の18~34歳はいずれのケーブルテレビ局よりもYouTubeを多く利用している
  • 特定のYouTubeチャンネルへの登録は毎日、何百万件もおこなわれている

また、米国において、オンライン動画視聴者の68%はYouTube動画を視聴している、というデータもあります。

もちろん、米国の情報をそのまま日本に当てはめるわけにはいきません。

しかし、ネットマーケティングの大まかなトレンドを見ていくと、だいたい米国の現状の2年後が日本の状況になる、と考えられています。

そのため、今後は日本でもますますYouTubeユーザーは増加していくと言えるでしょう。

集客―教育―成約の流れで動画セールスを構築する

動画をセールスのために有効活用する際に大切なことは、ただやみくもに専門的な動画コンテンツを作ってYouTubeにアップすることではありません。

動画は作ること自体が目的ではなく、それを使っていかにビジネスで成果を出していくか、ということが大切です。

そのために考えなければならない重要な目的は、以下の3点です。

第1に、動画を使って「集客」することです。

第2に、動画を使って「教育」することです。

第3に、動画を使って「成約」することです。

「集客」とは、主に動画SEOを考えることになります。

具体的には、毎月10億人以上のユニークユーザーがアクセスする世界最大の動画共有サイト、YouTubeの検索エンジンであなたの動画を上位表示させてアクセスを獲得することです。

「教育」とは、最終的に販売する商品やサービスを販売するための情報を提供するためのシリーズ動画を作成して、見込み顧客に情報提供することです。

「成約」とは、販売するための動画や実績を証明するための顧客の声を動画として提供し、セールスを成功させることです。

この集客―教育―成約までの一連の流れを複数の動画群でパッケージ化できれば、ビジネスで求める成果を出しやすくなります。

集客 > 教育 > 成約

また、このフレームワークで成果を出せるようになったら、水平展開で別の商品やサービスのマーケティングにも活用することができるようになります。

それでは、動画セールスはどのような構成で進めるかを実例とともに見ていきましょう。

売上を増やす5タイプの動画

最初に、動画セールスの構成についてお伝えします。

ビジネスで成果を生むための動画は、以下のような一連の動画群をパッケージ的にそろえていくことです。

  1. 集客動画
  2. オプトイン動画
  3. 教育動画
  4. 証明動画
  5. セールス動画

こちらは単体の商品やサービスごとに、この動画セールスを用意していくことで、動画による集客からセールスまでの流れを自動化することができます。

集客動画 > オプトイン動画 > 教育動画 > 証明動画 > セールス動画

まずはこの流れを覚えておいてください。

1. 集客動画

「集客動画」とは、その動画自体が勝手に検索エンジンから視聴者を集めてくる動画のことです。

具体的には、YouTubeを利用して、アップした動画から1人でも多くのアクセスを集めてくることです。

そして、そのトラフィックを見込み顧客のメールアドレス取得につなげていくことです。

YouTubeに動画をアップすることは、集客上、主に2つのメリットがあります。

1つ目のメリットは、世界第2位の検索エンジンであるYouTube内の検索窓で情報を検索する人たちに、あなたの動画を見せることができることです。

2つ目のメリットは、YouTubeはGoogleの傘下なので、Googleの検索エンジンでもYouTubeの動画情報は検索結果画面に現れるようになるということです。

たとえば、以下は「ネット集客」で検索して表示された弊社のYouTube動画です。

Googleの検索欄にネット集客と入力した検索欄
ネット集客で検索して表示された弊社YouTube動画

出典:Google

ここで以下のとおり、集客動画について大切なポイントを5点、お伝えします。

1. 検索需要から逆算した専門的な動画を用意する

集客動画を作るときに、膨大な再生回数を稼ぐようなバイラル動画を作ろうと意気込む必要はありません。

よく、可愛いペットの面白いしぐさなどで膨大な再生回数を稼ぐバイラル動画がありますが、このような動画とビジネスで活用する集客動画はまったく性質が異なるものです。

集客動画を作るうえであなたがすべきことは、特定の分野におけるプロフェッショナルとして、常に専門的な知識の提供を目指すことです。

「その情報を視聴しただけで、探していた課題を解決するためのヒントが得られる」といった動画になっていることが理想的です。

集客動画とは、その動画をYouTube上に設置しておくだけで、お客様のほうからアクセスしてくれるようになる動画です。

そして、そのために大切なことが、顧客の「検索需要」から逆算したキーワードは何か、きちんと調べておくことです。

見込み顧客があなたのビジネスの専門分野において何か問題を感じたときに、どのようなキーワードで検索するかは、おおよそ予測がつくはずです。

たとえば、不動産業をしている方の例で考えてみましょう。

タワーマンションのイメージ画像

東京都港区において、少し高級な不動産の賃貸物件を探しているというお客様は、おそらく以下のようなキーワードで検索される可能性が高いはずです。

「港区 不動産 高級賃貸」「港区 高級マンション 賃貸」

すると、この検索需要に対応するためには、

「東京都港区でオススメの高級賃貸物件10選」

「東京都港区で人気が高い高級マンション ベスト10」

といったタイトルの動画が用意されていれば、おそらく見込み顧客の方は、その動画を興味深く観てみることでしょう。

集客動画を作る際には、顧客が何を求めているか、どのようなキーワードで情報を求めるのか、このポイントに想像力を働かせることがとても大切になります。

「こちらが作りたい動画」を作るのではなく、常に「市場の検索需要に応える動画」を作ることが、検索エンジン上で動画自体がアクセスを呼び込むための基本的な考え方となります。

このように、あなた自身が想像力を働かせることで、見込み顧客にとってどのようなキーワードが重要になるか、メインとなるキーワードは類推できるはずです。

そして、コアとなるキーワードがわかったら、Google広告が提供する「キーワードプランナー」のようなツールを活用することです。

そこで特定のキーワードと一緒に検索されることの多い類語を探していくと、よりキーワード候補が見つかりやすくなるでしょう。

Google広告-キーワードプランナー出典:Google広告 キーワードプランナー

この場合は、勘に頼るのではなく、実際に月間どのくらいの方がそのキーワードで検索しているかの数字がわかりますから、統計的な裏付けを確認することができます。

ほかにも、あなたのビジネスにおいて、もっとも理想的と思える10人の上質なお客様にインタビューさせてもらい、その方々が検索する際のキーワードは何か聞いてみるのもよいでしょう。

なお、動画の内容は、あなた自身がカメラに向かって話すプレゼン方式があります。

たとえば、こちらの動画です。

こちらはソーシャルメディアコンサルタントのマリ・スミス氏が提供する、ソーシャルメディアに関する専門的な動画となります。

ソーシャルメディアに動画を統合し活用する方法について、専門的な情報を公開しています。

こちらはペットのようなバイラル動画ほどの再生回数はありませんが、この特定の専門的なテーマについて情報が知りたい方にとっては、大変勉強になる内容になっています。

なお、プレゼンが苦手な方やご自身が前面に出る必要がない方の場合は、別の方法があります。

たとえば、ナレーターがパワーポイントの資料を使って説明するような、人物を前面に出さない方式です。

もしも個人としてのキャラクターを立てていくような場合は、前者の方法をおすすめします。

こちらの動画は、自分自身が出ないパターンの事例となります。

市販されているソフトでは、「Camtasia(カムタジア)」のような動画編集ソフトを活用すると簡単に編集できます。

Camtasia-カムタジア-ホームページ

出典:Camtasia

Camtasiaは無料試用版がダウンロードできますので、まずはインストールして使ってみることをおすすめします。

Macの場合、画面録画をおこなうには、標準装備されている「Quick Time Player(クイックタイムプレイヤー)」が便利です。

Quick-Time-Player-ロゴ

出典:Quick Time Player

ぜひ、参考にしてみてください。

2. 検索エンジンから動画を見つけてもらいやすいように最適化する

1のステップでどのような動画にするかを決めたら、そのキーワードをベースとして、あなたの動画を最適化する必要があります。

これは、動画の「タイトル」「概要欄」「タグ」に、対象となるキーワードをきちんと設定しておくことです。

たとえば、以下は弊社が作成した『ネット集客のルール Day.1 「なぜ、ネット集客なのか?」』というYouTube動画です。

こちらの動画の「タイトル」「概要欄」「タグ」には、すべて「ネット集客」というキーワードを設定しています。

タイトル
動画のタイトルの設定事例

※タイトルに「ネット集客」というキーワードを設定

概要欄
概要欄にネット集客というキーワードを入れた説明画像

※概要欄にも「ネット集客」というキーワードを設定

タグ
管理画面のタグ設定画面

※YouTube管理画面のタグ設定画面でも「ネット集客」というキーワードを設定

このようにすることで、顧客の検索需要に対応した集客動画を作ることができます。

その結果、検索エンジンから動画へのアクセスを増やすことが可能になります。

3. 痛みや問題の解決をフックにする

顧客が自分の必要とする情報を検索して集客動画にたどりついたら、そこでは痛みや問題の解決をフックにして関心を惹きつけるようにします。

フックとは、興味を持たせるために最初の「ツカミ」を得ることです。

このツカミが得られれば、そのほかの関連動画も視聴してもらえる可能性が高くなります。

人が情報を探すときは、その問題を解決できるのであれば今すぐにでもお金を払ってもよい緊急性の高い情報と、そうではない情報に分けられます。

集客動画では、主に前者の情報を探す方々を対象にしていくと、後々のセールスの成約率が高くなっていきます。

たとえば、以下は「Crazy Egg(クレイジーエッグ)」という、ウェブサイト解析のツールを提供する会社の動画となります。

せっかくウェブサイトに訪れた顧客が、なぜ成約にまで至らないのかという顧客の痛みに訴求し、その分析と改善を提案できるという訴求をおこなっている秀逸な動画です。

ぜひ、参考にしてみてください。

4. コール・トゥ・アクション(行動訴求)を伝える

この動画を観たあと、どのような行動を取って欲しいのかを、動画の中で明確に指示するようにします。

この行動訴求を、「コール・トゥ・アクション」と呼びます。

動画セールスでは、集客動画の次に、顧客のメールアドレスを獲得するためのオプトイン動画が掲載されている「オプトインページ」を見せる流れを取ります。

そのため、集客動画でのコール・トゥ・アクションは、オプトインページへのURLをクリックすることを推奨する形にします。

こちらを実現するために、2つの方法をご紹介します。

1つは、動画の最後の部分に「特別無料プレゼントをご提供しています。今すぐ動画の下にあるURLをクリックしてください」といった情報を記載して、オプトインページに飛ばすことです。

この場合は、動画の下にある概要欄にオプトインページのURLを紹介しておきます。

そしてもう1つは、動画の中にて「アノテーション」機能を使うことです。

アノテーションとは、YouTube動画に重ねて表示できるクリック可能なテキスト機能のことです。

アノテーションのイメージ画像

この機能は、YouTubeの管理画面の中で、設定することができます。

動画内の特定のタイミングでこちらの希望する文章とリンクを挿入することができますので、ぜひ実行してみてください。

この方法であれば、顧客が動画視聴画面から目をそらすことなく、そのままオプトインページへと誘導することが可能になります。

なお、YouTubeの説明によれば、以下のようなアドバイスがされています。

  • 動画の下3分の1にあたる部分にはアノテーションを配置しない(広告オーバーレイでアノテーションが見えにくくなることがあるため)
  • 画面の最上部にも配置しないようにする

最適化の項目でお伝えしたように、概要欄にオプトインページへのURLを紹介しておき、オプトインページへと誘導する流れを取ることはもっとも重要です。

それに併せて動画の中でもオプトインページへのリンクを誘導することによって、より多くの登録数を得ることが可能になります。

5. できるだけ尺の短い動画にする

動画マーケティングの世界では、「10秒の法則」というものがあります。

マーケティングの調査会社であるVisible Measuresによれば、動画に訪れた人のうち、20%の人が10秒以内にその動画から離れてしまうそうです。

また、視聴開始から30秒で30%以上の人が、1分以内に45%の人が、そして2分以内に60%の人が離脱するということです。

しかも、この数値データは、どのような尺の長さの動画であっても、ほぼ同じ傾向が見られたそうです。

このデータは何を意味するかというと、たまたま検索して辿り着いたあなたの動画には、特に興味が惹きつけられない限りすぐに離脱されてしまうことを意味します。

また、尺の長い動画であれば、初見で最後まで視聴してもらえる可能性は非常に低いと言えるでしょう。

これは、集客動画の段階では「あなたの動画だから」「あなたの会社の動画だから」といった「指名」で、強い関心を持って視聴されるわけではないからです。

よって、集客動画については10分以上の動画よりも、1分~3分程度の長さにまとめた短い尺の動画のほうが最後まで視聴されやすく、離脱される前にこちらのメッセージが伝わりやすいと言えます。

2. オプトイン動画

「オプトイン動画」とは、集客動画に訪れた顧客のアクセスを、さらにメールアドレスを取得する専用のオプトインページに誘導し、そこで視聴させる動画です。

動画セールスの中では、後の売上にも影響してくる大切な部分となります。

ネットマーケティングにおいては、あらゆる顧客接点の機会を通して、まず見込み顧客のメールアドレスを獲得することを目標とします。

一般的なオプトインページは、テキストによる説明文のみで、何かのプレゼントと引き換えにメールアドレスを登録してもらう形になっています。

しかし、ここでオプトインページ内に動画があると、登録率が上がる傾向があります。

そのため、オプトインページでは、ぜひ登録してもらうための専用の「オプトイン動画」を設置しておくようにしましょう。

オプトイン動画の特徴としては、いずれも1分~2分程度の短い動画で、どのようなメリットが得られるのかを端的に説明する動画にするとよいでしょう。

たとえば、以下のような動画は、これからメールアドレスを登録することで、どのような情報が得られるのかがわかりやすい内容として説明しています。

オプトイン動画のイメージ

出典:developlifestyle.com

または、そこに登録したらどのような情報が得られるのか期待感を抱かせるような、専門用語では「ティーザー動画」と呼ばれる以下のような動画を作成し、設置します。

ティーザー動画の弊社実例

オプトインページは、メールアドレスを獲得することに特化しているページです。

そのため、来訪者の関心が他に移ってしまうような情報がなく、登録率が高くなりやすい傾向があります。

前述したとおり、オプトインページには、集客動画の中に設置するアノテーションや概要欄にリンクを紹介してアクセスを流すようにします。

概要欄では、最上部から3行以内にオプトインページのURLを設置しておくことが大切です。

このスペース以下に文章を置いておくと、「もっと見る」ボタンを押さないと文章が見れなくなるためです。

なお、オプトインページがすぐに作れない方もいらっしゃるかもしれません。

しかしながら、そのような方でも、おそらくブログはお持ちである可能性が高いはずです。

もしもブログをお持ちの場合は、たとえば、いったんブログの特定のページにオプトイン動画とメールアドレス登録フォームを設置した記事を記載しておき、そちらのURLを紹介する形でもよいでしょう。

このオプトイン動画を通して、見込み顧客のメールアドレスをしっかりと獲得していきます。

3. 教育動画

見込み顧客のメールアドレスを獲得したら、そのあとに大切なことは、動画を通して顧客を教育することです。

この動画が、「教育動画」です。

メールアドレスを獲得したからといって、いきなりたくさんのセールスメッセージを送ってしまっては、顧客に共感されるどころか、すぐに配信を拒否されてしまうようになるでしょう。

この段階で大切なことは、集客動画という短時間で興味をもってくれた方々に対して、さらに追加の情報を送ってあげることです。

ここでおすすめの方法としては、いくつかのシリーズ的な動画を見せていくことです。

この教育プロセスを自動化するためには、ステップメールを活用します。

たとえば、「節税の効果的な方法 全10本講座シリーズ」といった具合に、毎日1本、10日間に渡って動画が届けられるように設定することをおすすめします。

これは、テキストメール形式であればメールの中に動画へのURLを挿入しておくか、HTML形式であれば動画の再生キャプチャ画像をセットして自動配信されるようにできるとよいでしょう。

この教育動画では、あなたが提供する商品やサービスに関して、より深い情報をお届けする内容になっています。

ここで大切なことは、以下の3点を教育動画の中で示していくことです。

  • あなた(あなたの会社)は、この領域でプロフェッショナルであること
  • あなた(あなたの会社)は、この問題を解決するためにベストな人間(会社)であること
  • 見込み顧客の問題解決やニーズを満たす情報を体系立てて伝えること

たとえば、以下の動画は参考にしていただける事例です。

教育動画では、以上のような内容を動画で提供していきます。

4. 証明動画

オプトイン動画を設置したオプトインページで見込み顧客リストを集めて教育したあとは、情報の受け手側でも、徐々にセールスを受け入れるための心理的準備が整ってきます。

この段階では、自分が求める情報が得られることで、情報提供者であるあなたやあなたの会社にも、共感を感じているはずです。

そこで、一連の教育動画をステップメールで配信したあとは、いよいよセールスに入ります。

ただし、教育動画のあとにいきなりセールスに入るのではなく、これまでどれだけ実績を出してきたのか、あなた自身やあなたが扱う商品の実績を証明する「証明動画」を紹介することをおすすめします。

これは、マーケティングで「テスティモニアル(Testimonial)」と呼ばれる方法で、これをテキスト文字ではなく、動画で見せていくことです。

これを、「証明動画」と言います。

証明動画は通常、セールスレターの中に入れて紹介するケースが多いですが、ここではセールスの前段階で、いかに効果があるかを説明し期待感を高めていきます。

セールスレターの中にも同じ証明動画を入れておいてよいのですが、セールスレターの中だけでは読み飛ばされてしまう可能性もあります。

そのため、きちんと3パターンくらいの動画を用意して、順次、セールスの前にメールで配信していきます。

証明動画の3つのパターン

セールスに入る前に、あなたの商品やサービスはどれだけ顧客の役に立つものなのか、以下の3つのパターンで動画を作成していきます。

1. 顧客の声を紹介する

これは、お客様からなぜその商品が良いのか、感想をいただくことです。

たとえば、以下の動画は、アメリカで「セールスの権威」とされるブライアン・トレーシー氏の「スピーキング・アカデミー」のテスティモニアルです。

2. 業界の権威から推薦してもらう

これは、その業界で権威的な方から、推薦の声をいただくことです。

もちろん、簡単にできないかもしれませんが、実現できると信憑性が高まります。

3. ビフォーアフターの事実を紹介する

これは、その商品を使う前後の事実を動画で解説する動画です。

ダイエット関連の商材などでは、視覚的に効果がわかりやすいテスティモニアルになります。

たとえば、以下の動画は、ダイエットの成功について複数のビフォーアフターが紹介されており、説得力があります。

5. セールス動画

顧客への教育が完了し、証明動画も紹介することで顧客との信頼関係が築けたあとは、いよいよセールス動画を提供します。

最近では、縦長型の非常に長いセールスレターよりも、動画だけでセールスを完結させる事例が増えてきています。

長い文章を最後まで読むのは大変でも、動画であれば、お客様の負担が少なく最後までメッセージを見ていただける可能性が高くなるようです。

たとえば、以下のようなシンプルなページでも、動画の説明を視聴するだけで購入に誘導することが可能です。

セールス動画のイメージ
出典:thelaunchbook.com

なお、効果的な販売方法としては、証明動画を紹介したあとに、販売期間を区切って案内する方法があります。

実際に成果を出した方や推薦者の動画を紹介したあと、「いよいよ明日から48時間限定で、特別なご提案をさせていただきます」といった具合に、限定性を訴求したメールを販売前に送ります。

そして、実際にその限定期間で販売を開始します。

たとえば、メールを案内してから48時間でセールスページの受付フォームが閉じて、販売を終了するようなプログラムを設定することも可能です。

動画の中では、その商品を通して得られるメリットをしっかりと説明したうえで、なぜお客様がこの商品を手にしていただく必要があるのか、しっかりと説明していきましょう。

セールス動画では、以下のように3つのクロージングへの導線が考えられます。

1. 動画の下に申し込みバナーを表示させる

これは、最初から、あるいは動画が再生されて一定時間が経ったら、動画の下に申し込みのためのバナーを表示させることです。

2. アノテーション機能を使い決済リンクを表示させる

セールス動画の中には、アノテーション機能で決済リンクを直接表示させることも可能です。

3. 動画の中で電話番号を案内する

動画を観た人がすぐに行動を取れるように、電話番号をしっかりと案内することも有効です。

これらの方法で、顧客に購買行動を起こしてもらうようにお導きします。

以上、動画セールスとして1~5までのステップを経ることで、動画を使った集客・教育・成約が効果的に成功するようになります。

動画セールスを成功させる13のフレームワーク

次に、「実際にどのような構成でプレゼンを組み立てればよいのか?」という内容に移ります。

その問いに対する答えは、実はシンプルです。

それは、「セールスレターの組み立て方と同様にすればよい」ということです。

セールス動画の組み立て方のイメージ

動画というと、「映像をいかに作るか?」とったイメージが先行されがちですが、セールスプレゼンテーションの場合、その要素を構成しているものは「文字情報」です。

動画では単に「商品の映像」だけを流していればよいわけではなく、セールスをおこなう場合は「商品の説明」をしていかなければなりません。

その際に確実に必要になってくるのは「セールストーク」です。

そして、動画で商品やサービスを売るために「何を」「どのような順番で」説明するかというのは、セールスレターの構成が大いに参考になるのです。

ですから、今まで効果が証明されていたセールスレターの構成を、そのまま動画に変えていけばよい、という考え方ができます。

ラポールファネルとは

では、どのような構成にすれば、効果的なセールス動画が作れるのでしょうか。

そこで、セールス動画を作成する際に有効なフレームワークをご紹介します。

それが、以下の「ラポールファネル」です。

ラポールファネル

このラポールファネルは、私がセールスレターを書く際に「共感を生むための方程式」として独自に編み出した思考フレームワークです。

これは私自身が実際にセールスレターや動画のシナリオを作るうえで、必ず使用するものです。

このフレームワークのとおりに説明すれば、お客様に共感を感じてもらいながら、無理なく購入いただけるようになります。

なお、ご存じの方も多いかもしれませんが、念のため「ラポール」という言葉について解説します。

ラポールとはフランス語で「橋を架ける」という意味があり、心理学的には相手の共感を得ることを意味します。

「ファネル」とは、「漏斗(ろうと)」の意味です。

漏斗のイメージ

セールス用語として有名な「セールスファネル」は、主に顧客化の導線を描いたフローを表します。

それに対してラポールファネルは、人からの共感を得て、イエスと言う心理を引き出すために効果的です。

ラポールファネルは、必ずしも記載されているすべての要素を使う必要はありません。

また、場合によっては順番を変えても大丈夫ですが、ファネル上部から下部に至る順で各要素を説明していくと効果が出やすいことがわかっています。

なお、弊社の実例として、過去にこのラポールファネルの形式に沿った90分ほどのウェビナーを実施したことがあります。

その際、価格298,000円のデジタルコンテンツが、対視聴者数にて15%の成約率で販売できた実績があります。

通常、30万円レベルの価格帯になってくると成約率は1%未満まで下がりますが、このフレームワークに沿って動画でプレゼンをおこなうことにより、大きな成果が生まれました。

それでは、ラポールファネルのそれぞれのポイントについて、どのように動画で説明していけばよいかを解説していきます。

1. 明確なコンセプト・フックを提示する

最初に、もっとも大切になってくるのが、明確なコンセプトとしての「フック」です。

フックとは「釣り針」や「ものを吊るす」といった英語ですが、これは簡単に言えば「視聴者を驚かせ、惹きつける企画性」になります。

前述したように、興味を持たせるために最初の「ツカミ」を得ること、とも表現できます。

現在、人が毎日暮らす中で、マーケティングメッセージ、セールスメッセージというものはありふれています。

セールスレターも動画も同じですが、冒頭で注意を惹きつけることができれば、その後のメッセージを続けて視聴してもらいやすくなります。

逆に、冒頭で十分な注意を惹きつけることができなければ、すぐに離脱されてしまうでしょう。

だからこそ、あなたの商品やサービスにおいて、人を驚かせるほどの明確なコンセプトをフックとして用意する必要があるのです。

たとえば、以下のプレゼン動画は、Appleの元CEO、スティーブ・ジョブズ氏の初代iPhoneのプレゼンです。

スティーブ・ジョブズ氏は以下のように述べたあと、これまでアップルが世に出した製品を紹介しつつ、期待感を高めていきます。

「今日は、私が2年半の間、ずっと待ち望んでいた日です」

冒頭から期待感を高めていきますので、「いったいどのようなものが発表されるのか」という気持ちを抱きながら、次の話を楽しみにしてしまいます。

スティーブ・ジョブズ氏は、これまで世に存在した製品とはどれとも違う「電話、インターネット、音楽など、すべての要素を取り込んだ革新的な製品」をフックとして、iPhoneを説明していきます。

なお、このパートでは、具体的に以下のような要素があるとフックとして注意を惹きつけられます。

  • 実績を訴求する
  • 目新しさを訴求する
  • 伝統・歴史といった古さを訴求する
  • 手短に、短時間でできるといった利便性を訴求する
  • 他ではできないが、なぜ自分ならできるのか、といった違いを訴求する

ここで、あなたがプレゼンで使用できるような参考フレーズをご紹介します。

「この動画では、わずか3カ月という短期間で売上を3倍にした理由を説明します」(実績の訴求)

「この動画では、これまでどのクリニックでも症状が良くならなかった患者さんが、なぜ、当院の治療で症状を治すことができたのか、そのすべてを説明します」(違いの訴求)

「この動画では、たった1つの運動を1日15分続けるだけで、1カ月で10キロの減量に成功した秘密をお伝えします」(利便性の訴求)

このような、明確なコンセプトとしてのフックを提供します。

この説明を冒頭でおこなうことで、「この先の動画を観てみよう」と視聴者の興味を惹きつけることができるようになります。

2. ベネフィットを伝える

フックで注意を惹きつけたら、次に大切なことは、すぐにベネフィットを説明することです。

ここでのベネフィットとは、2つあります。

1つ目は、この動画を最後まで見終えることで視聴者が得られるメリットです。

2つ目は、今回紹介する商品やサービスを使うことで視聴者が得られるメリットです。

はじめから視聴者が何らかの商品やサービスを説明されることがわかっている場合は、後者を強調するとよいでしょう。

ただ、まだどのような商品が紹介されるかがわからない視聴者に対してベネフィットを説明する場合は、以下のように教育的なベネフィットを訴求してもよいでしょう。

「この動画を観終わる頃には、あなたは○○が理解できるようになっている」

「この動画を観終わる頃には、あなたは○○の理由、原因がわかるようになっている」

冒頭のフックというのは、あくまで興味や注意を喚起するものです。

よって、その次の段階では「自分にとってどのような得があるのか?何が得られるのか?」といったベネフィットを強調していきます。

3. ストーリー・例え話を語る

「明確なコンセプト・フック」、そして「ベネフィット」を伝えることによって動画を視聴するための動機が十分に高まったら、このタイミングで初めてあなたの自己紹介をするとよいでしょう。

動画の最初でいきなり自己紹介を始めるよりも、「この動画を観てみよう」という状態が十分に整ってから説明したほうが関心をもって話を聞いてもらえます。

その際に大切なことが、商品のストーリーや例え話を交えて話すことです。

自己紹介を始めるときは、肩書や経歴といった「機能的な情報」を伝えることはもちろん、それらに加えて、共感を生む「情緒的な情報」を伝えると効果が高くなります。

ストーリーを語る際には、『ヒーローズ・ジャーニー(神話の法則)をビジネス活用する5ステップ』で説明した「ヒーローズ・ジャーニー理論」を参考にするとよいでしょう。

こちらはハリウッド映画でも多用されている「共感を生む黄金則」とも言えるメソッドとなります。

参考までに、こちらは物語の法則という書籍です。

物語の法則の書影

物語の法則クリストファー・ボグラー&デイビッド・マッケナ (著)

ヒーローズ・ジャーニー理論は、厳密に言えば、本書で解説されている「12の構成」から成り立っています。

ただ、簡単に「4つの要素」に圧縮してまとめると、以下の4ステップでの言い方が効果的です。

ステップ1. (あなた、またはあなたの顧客が)何をしてもうまくいかなかった、失敗続きだったという事実を説明する

ステップ2. 過去の失敗のすべてを覆すようなきっかけ(商品)との出会いを説明する

ステップ3. 実際に人生が変わり、望みがかなったこと、具体的にどう変化したかを説明する

ステップ4. 多くの方がうまくいった、その具体的な方法をあなたにお伝えしたいと語る

自分の肩書や経歴を一通り話したあと、このステップのとおりに説明をおこなうと、共感を得やすいことがわかっています。

自己紹介の際には、最初に「私も同じ悩みをもっていた」といったことを説明し、視聴者と目線や立場を合わせて話すことが大切です。

そんな自分が、ある日、素晴らしい方法(商品・ノウハウ)に出会う事ができたことを説明していきます。

その結果、その方法を試したところ、実際にどのようになっていったのか、この詳細も説明していきます。

そして最後に、あなた自身、そしてあなたのお客様も含めた多くの方々が人生を変えることができた方法をぜひ伝えたい、といった言い方をしていきます。

なお、このパートにて、その「特別な方法」としてのあなたの商品やサービスについて軽く言及しておくとよいでしょう。

4. 問題提起をおこなう

3のプロセスで自己紹介をはじめとするストーリーの説明が終わったら、ここで「問題提起」をおこないます。

問題提起とは、あなたのお客様がやっていることに問題が存在することを気付かせるための問いかけです。

具体的には、以下のような問いかけをおこなっていくことです。

「あなたは今までAという方法、Bという方法、Cという方法を試したことがありませんか?」

「その方法ではうまくいかなかったことが多くありませんか?」

顧客がなぜ悩みを抱え続けているかというと、現在、自分が常識だと思っている解決法では悩みが解決できないためです。

そのため、まずは現在取っている行動が間違っている可能性がある点を問いかけることです。

このプロセスを詳しくおこなうことによって、「では、どのような代替案、解決法を提示してくれるのだろう?」と、あなたの話をより深く聞いてみようという姿勢を持つことになります。

5. 権威づけ・顧客の声を紹介する

社会心理学者として著名なロバート・チャルディーニ博士は、著書である『影響力の武器』の中で以下のとおり述べています。

“人がある状況で何を信じるべきか、どのようにふるまうべきかを決めるために使う重要な手段の一つは、他の人びとがそこで何を信じているか、どのように行動しているかを見ることである。”

出典:『影響力の武器』 ロバート・チャルディーニ(著)

影響力の武器-ロバート-チャルディーニ

出典:『影響力の武器』 ロバート・チャルディーニ(著)

もしも可能であれば、あなたやあなたの会社を推薦してくれる業界の権威者の声や、すでにあなたの商品やサービスに満足してくれている顧客の声を動画の中で紹介してください。

この声を紹介することによって、信頼性が生まれ、成約率が高まる可能性があります。

この場合は、推薦者の映像を撮影・編集して動画に組み入れることができれば一番ですが、より簡単におこなう方法があります。

それは、動画のスライド資料として推薦者や顧客の顔写真と肩書、推薦文を掲載し、あなたが読み上げるという方法です。

この方法であれば、本人の許可を取ったうえで顔写真と文章だけを用意できれば、簡単に組み入れることができます。

人は信頼できる人から購入したいという欲求がありますので、動画の中にこれらの声を紹介することはとても効果があります。

なお、権威ある方からの推薦の声は、いかにあなたの商品やサービス、あるいはあなたの会社やあなた自身が優れているか、信頼できるか、といった点をアピールできるとよいでしょう。

そして、顧客の声の場合は、以下の3点をヒアリングできると効果があります。

  1. その商品・サービスと出会う前の状態
  2. その商品・サービスと出会ったときの印象
  3. その商品・サービスと出会った後の結果

簡単に言えば、ビフォーアフターの状態を教えてもらうことです。

この、1から3の間でギャップが大きければ大きいほど、動画視聴者は強い関心を持つようになります。

6. パラダイムシフトを訴求する

「パラダイムシフト」とは、その時代や分野において「当然のこと」と考えられていた認識や常識が劇的に変化することです。

このパートでは、顧客にパラダイムシフトを起こさせるような「まったく新しい次元の解決策」を伝えていきます。

あなたの業界において今まで常識と考えられていたことが、この商品やサービスによって大きく変化させることができる、ということを伝えてみましょう。

これが、あなたの商品やサービスの独自価値となります。

この点が目新しいものであればあるほど、あなたの商品がより魅力的に見えるようになります。

たとえば、以下のような3ステップでお話しするとわかりやすいはずです。

「あなたが長年おこなってきた方法では、成果が生まれなかったかもしれません」

「もしその方法がうまくいかなかったとしたら、それは方法が正しくない可能性があります」

「でも、ご安心ください。弊社なら、その解決策をご提示することができます。それは、○○という方法です。より具体的にお伝えすると・・・」

ここで大切なことは、「できなかったという悩みをもっているお客様自身に問題点がある」という指摘をすることではありません。

それを言われてしまうと、お客様は萎縮するか、反発の気持ちが起こってしまいます。

そのため、以下のように別の「新しい次元の解決策」があることを提示することです。

「あなたは正しい方法論を知らなかったから、できなかったに過ぎません」

「だから、正しい方法を知ることができれば、必ず実現できるようになります」

これが、パラダイムシフトの訴求です。

7. 専門知識を伝える

次は、専門知識を説明していくパートになります。

6のパラダイムシフトで解説をおこなったあとは、なぜ、その新しい次元の解決策がうまくいくのかを証明する必要があります。

そこで必ず必要になるのが、専門知識を交えた論理的な説明となります。

この説明はできる限り丁寧に、難しい言葉を使わずわかりやすいように伝えていきます。

たとえば、整体院を経営している方であれば、身体の痛みに悩んでいる患者さんに専門知識をお伝えしていきます。

そこで、以下のような内容について、しっかりと専門知識を交えながら語っていきます。

「痛みの原因はどこから来ているのか」

「なぜ、これまでの方法では治らなかったのか」

「自分の整体院では、どのような方法を通して治療していくのか」

「施術を受けた結果、どのくらいの期間で治る見込みがあるのか」

このプロセスできちんと説明ができると、あなたの主張に説得力が生まれます。

8. 他サービスとの比較をおこなう

購買心理学の世界では、有名な言葉があります。

それは、「人は感情で決定し、理性で正当化する」という言葉です。

これまでの流れの中で、お客様はベネフィットやストーリーを聞き、問題提起をされ、あなたを推薦する多数の方の声を知ることができました。

そのうえで、パラダイムシフトとなる新しい概念を伝えられ、かつ専門的な説明もありました。

そのため、この時点で感情的には、購入の方向性に傾いているはずです。

次に説明すべきことは、他のサービス、あるいはこれまで顧客が選択していたであろう「古い方法」と比較することです。

この際に、数値データを提示して、論理的にあなたが提示する方法を選択したほうがメリットがあるということを示していきます。

「従来型のサービスの特徴は○○ですが、弊社のサービスは○○といった特徴があります」

といった形で、少なくとも5つ以上の比較ポイントを挙げていきます。

プレゼンの中で感情的に盛り上がってもらうことは大切です。

ただし、それだけでは、あなたが提示する方法との違いが明確化されません。

そこで、あなたが提示する新しい方法と、他社、あるいは古い方法の比較をおこなうというプロセスを入れることで、より説得力が生まれるようになります。

この過程で、理性的にもあなたの商品を選択したほうがメリットが多い、と考えていただけるようになります。

9. 商品解説・メリット提示をおこなう

ここまでの説明で、あなたの商品に対して感情的にも、理性的にも強い関心を持つ状態になっているはずです。

ここでいよいよ、商品の詳細について説明をおこなっていきます。

これまで商品の詳細説明については控えてきました。

なぜなら、まだ商品についてどのような意味や価値があるのかが十分に理解できない状態では、商品自体の機能的な説明をしても、しっかりと聞いてもらえない可能性があるからです。

商品の説明からスタートすると、最初からセールスをされているように感じられ、すぐに動画から離脱される恐れもあります。

そのため、まずはこれまでの段階で、商品に関心を持ってもらうための様々な説明をおこなってきました。

そして、この段階で初めて、あなたの商品・サービスの「機能的な特徴」を細かく説明していきます。

この時点では、すでにあなたの商品に強い関心を持っている可能性が高いので、細かい解説をしても話を聞いてもらえるでしょう。

そのうえで、あらためて以下のような商品のメリットをお伝えしていきます。

「この商品には、どのような特徴があるのか」

「この商品を通して、何が得られるのか」

「この商品を使えば、使わない場合と比べてどのような利点があるのか」

これらについて、説明していきましょう。

10. 理念を語る

「商品解説・メリット提示」が終わったら、最後に「理念」を伝えていきます。

あなた自身が、なぜこの商品やサービスを多くの方にお求めいただきたいのか、そのビジョンを説明します。

多くの場合、セールスプレゼンとなると「単にこの商品を売りたいからプレゼンをしている」と思われがちです。

ところが、理念やビジョンを語ることによって「大きな目標や大義のために、この商品を販売している」と思っていただけるようになり、共感を生みやすくなります。

たとえば、以下のような説明をおこないます。

「この商品を通して、○○という悩みに困っている日本中の女性たちを救いたい」

「資金繰りに悩まれている1人でも多くの経営者の方を助けたい」

このような情熱的な説明は、人の心を動かします。

11. 価格の比較を提示する

このタイミングで大切なことが、顧客に「購入して損をしないだろうか?」という不安を払拭してもらうことです。

たとえば、弊社の事例でご説明します。

弊社では『電子書籍マスタースクール(DMS)』という、3ヵ月で1冊の電子書籍を出版させるスクールを運営しています。

通常、自分だけで出版を成功させようと思ったときには、出版のノウハウが必要となります。

その際に、弊社の29万8千円のスクールにお申し込みいただくか、あるいは古い方法として、以下のような選択肢を提示して、価格を比較できるようにご説明しました。

セールスレター、そしてセールス用のウェビナーの中では、以下のような価格の比較をおこなっています。

【ライター講座】 60万円
【編集者養成講座】 98万円
【自費出版】 45万円~290万円

これらに対して、以下はスクールに入った場合の価格です。

【電子書籍マスタースクール】 29万8千円

実際には価格の比較だけではなく、以下のように、それぞれのサービスがどのような特徴や前提条件があるのかも併せて説明しています。

価格比較のイメージ

出典:『電子書籍マスタースクール(DMS)

この比較を通して、自社が提示する商品の価格の正当性を説明していきます。

この価格の比較があると、合理的な判断のうえで「こちらの商品を購入したほうが得だ」という意識を持ってもらうことが可能になります。

12. 限定性を訴求する

最後に、セールスの定石とも言える「限定性」を訴求していきます。

限定性を訴求する場合、主に2つのポイントを訴求していきます。

第1に、数量の限定性を訴求します。

「限られた数量しか用意されていない」と訴求されたとき、人は希少性を感じます。

もちろん、在庫数や受付人数は本当の数字を記載する必要がありますが、数量の限定性は購買意欲を刺激します。

あるいは、商品そのものについては数量を限定しなくても、先着順で提供できる特典プレゼントの数量を限定してオファーするのもよいでしょう。

第2に、期限の限定性を訴求します。

これは「何月何日まででないと、この受付はできません」といった期限を訴求していくことです。

もちろん継続的に販売する商品についてはこの訴求はできませんが、前述したような特典キャンペーンに関する期限をつけることは可能です。

また、「割引価格での受付」に関する期限をつけることも有効です。

13. 購入してもらう

いよいよ最終段階です。

これがクロージング部分となります。

前述したとおり、マーケティングでは、購入するよう訴求することをコール・トゥ・アクションと呼びます。

私がもっとも大切だと思うことが、この「購入への呼びかけ」です。

クロージングの段階では以下のような形で、必ず購入への一押しをおこないます。

「今までの説明をお聞きになって、この商品があなたのお役に立てると共感いただけたなら、ぜひ画面下のボタンを押してお申し込みください」

「特典をおつけできるのは、このウェビナーを視聴した○○時間以内のみです。ぜひ、今すぐ以下のフォームからお申し込みください」

「買ってください」というメッセージをきちんと伝えることで、それまで迷っていたお客様の決断を後押しすることができます。

あなたの商品が素晴らしい価値を持つものであれば、ぜひ、最後のプロセスは遠慮することなくコール・トゥ・アクションの呼びかけをおこなっていきましょう。

以上が、ラポールファネルのフレームワークとなります。

セールス動画を作る際には、ぜひ、このシナリオを参考にしてください。

動画セールスのポイント

適切なセールス動画の長さとは

ここで、適切なセールス動画の総尺、すなわち「長さ」についてお伝えします。

前述したラポールファネルの全要素を伝えようとすれば、おおよそ60分~90分程度の時間を必要とします。

ただし、最後のクロージングまでを要点を絞って作れば、30分程度の動画プレゼンも可能です。

この場合、数百円~数千円レベルのフロントエンド商品であれば、30分の説明で購入いただける場合もあります。

ただし、高額商品の場合は、やはり60分~90分程度の説明時間は必要になってきます。

価格に比して、説明時間も必要になってくると考えてください。

YouTubeを使う場合、YouTubeにアップした動画そのものに飛ばすのではなく、1枚ものの簡単なページにYouTubeにアップした動画を表示させるとよいでしょう。

そして、そちらの動画の下に用意した購入ボタンから申し込みさせる形式が一般的です。

そのほうが申し込みボタンを目立たせやすかったり、購入者のコメントを表示させたりできるため、訴求力が強くなります。

たとえば、以下のようなページを参考にしてください。

申込みボタンのイメージ

出典:briantracy.com

なお、もしもYouTube動画そのもので販売をおこなう場合は、アノテーション機能を使って申し込みページへのリンクをつけておく必要があります。

セールス動画に誘導する3つのパターン

セールス動画に至るまでの流れですが、定石的な流れとしては、3つのパターンが考えられます。

第1に、広告やソーシャルメディアから直接、動画を掲載したセールスページに飛ばすことです。

ここで、安めのフロントエンド商品をセールスしてしまいます。

この場合、いきなり長時間の動画は観てもらいにくいため、できれば30分以内にまとめた内容にするとよいでしょう。

第2に、ハウスリストにステップメールで細かく教育動画や教育メールを流しておき、最終回で動画を掲載したセールスページに飛ばすことです。

この場合は事前のメールで教育が十分にできているため、長めの動画でも視聴してもらえる可能性が高くなります。

第3に、教育的要素を含んだライブウェビナーにして、期間を区切って募集することです。

たとえば、毎月1回、月末にウェビナーを開催してウェビナー視聴希望者を募ります。

ウェビナーでは、ラポールファネルのフレームワークに沿って特定のテーマについて学びになる情報を提供していきます。

そして、ウェビナーの最後でクロージングをしていきます。

これは「毎月1回のライブウェビナー」という形式を取るため、「その日時でないと視聴できない」という希少性を出すことができます。

この場合、実際にライブでウェビナーをおこなうこともよいですが、事前に完成度の高いウェビナー動画を収録することができれば、その映像を再公開する形でもよいでしょう。

もっとも簡単な方法としては、YouTubeの「限定公開」として動画をアップしておき、その映像へのリンクを紹介することです。

この方式でおこなえば、あなたはたった一度だけ良いウェビナーを収録すれば、何回もその映像を活用できることになります。

まとめ

本記事では、「売上を増やす5タイプの動画」と「動画セールスを成功させる13のフレームワーク」を中心に、動画セールスを成功させるための具体的なノウハウをお伝えしました。

「売上を増やす5タイプの動画」では、「集客動画」「オプトイン動画」「教育動画」「証明動画」「セールス動画」という5タイプの動画制作の方法について解説しました。

そして、「動画セールスを成功させる13のフレームワーク」では、効果的なセールスシナリオが作れるようになる「ラポールファネル」というフレームワークをご紹介しました。

この「ラポールファネル」を活用して動画を作成することで、成約率の高い動画を完成いただけるはずです。

現在は、デジタル機器の発達により、動画コンテンツが作りやすくなっている環境があります。

昔はプロでなければできなかった撮影も、低コストで動画が作れるようになってきています。

セールスプレゼンで大切なことは、「メッセージが十分に伝わるかどうか」だと私は考えています。

そのため、必ずしも綺麗さは求められません。

音声はしっかりと収録できていることが前提となりますが、あなたが普通にカメラに向かって話したり、パワーポイントの画面を録画しながらプレゼンを進めていくだけでも、十分に販売が可能です。

また、セールス動画の良いところは、成約率の高い動画ができれば、それを何度も再利用できる点です。

それは、「高確率なセールスを何度でも再現できる」ということを意味します。

商品やサービスごとに何本ものセールス用の動画を作れば、それらが「高い成約率で販売できる仕組み」として機能するようになります。

今までセールスするための動画を作ったことがなかったという方は、ぜひ本記事を参考にして、動画であなたの商品やサービスを販売することに挑戦してみてください。

これまで販売で使用していた一般的なセールスレターとは異なる反応が生まれるようになるはずです。

なお、本記事のテーマに興味をお持ちいただけたなら、ぜひ以下の記事もお読みになってみてください。

動画マーケティング基本の7ステップと3つのYouTube集客方法

売れるウェビナーを作りたい方必読!4つの統計と9つの具体的方法

2時間で5,364万円を販売した、売れるウェビナーの作り方21ステップ

きっと、あなたのお役に立てるはずです。

最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。

小谷川-拳次

リードコンサルティング株式会社
代表取締役 小谷川 拳次

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小谷川 拳次

リードコンサルティング株式会社 代表取締役

起業家。作家。投資家。 2009年、リードコンサルティング株式会社設立。デジタルコンテンツを主軸としたインターネット集客、電子書籍マーケティング、サブスクリプションビジネスのコンサルティング及びコンテンツ販売システム、自動ウェビナー販促システムの提供によるマーケティングオートメーション(MA)の導入支援を行う。ビジネス書作家としても活動。2018年からは投資事業を開始。2023年にはオウンドメディア『生成AIマーケティングの教科書』を開設。ChatGPTを中心とする生成AIマーケティングの専門家として、多数の専門記事を著者として公開している。日刊メルマガ【ChatGPT速習メール講座】では、5千人を超える読者にメールマガジンを配信中。 著書は『Facebookでお客様をどんどん増やす本』(中経出版/2011年)、『電子書籍を無名でも100万部売る方法』(東洋経済/2012年)、『小さな会社がお金をかけずにお客さまをガンガン集める方法』(KADOKAWA/2013年)など、累計50冊を出版している。

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